京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

みちのく桜めぐり― 小岩井の一本桜

2009-04-30 23:52:59 | 
牧場の真ん中に大きく枝を広げた一本だけの桜です。

        
        まだ蕾でした。木全体が赤みを帯びて今にも花開きそう
        な様子ではありましたが…岩手山もう~っすら。

        
        しかも昨日の夕方からとうとう雨
        しかし、そんな雨の中、観光バスも続々到着。
        (ツアーですからしょうがないですけどね)
        傘をさしながら皆シャッターを押していました。

      
      晴れた日の満開の一本桜。正しい姿を絵葉書から。
      こういう景色を見たかった…

      この桜は樹齢およそ100年のエドヒガン、放牧された牛を
      夏の暑い日ざしから守るための日陰樹(ひいんじゅ)として植え
      られたものだそうです。

        
        小岩井農場への入り口付近の広場では若木の桜が満開。

        
        小岩井農場の横断道路の桜並木は咲き始めたばかり。

        
        まきば園のバーベキューレストラン前では鯉のぼりだけ
        が水を得て元気に泳いでいました。

おまけ

 
京都ではありません。弘前市内には寺町と呼ばれる地域が2箇所あり、唯一五重塔が
残っている最勝院です。だれもいない境内で紅枝垂が静かに咲き誇っていました。

次の日、弘前に雪が降りました。そのニュースを私たちは東京に向かう東北自動車の
SAで聞きました。きのうの満開の桜の残像がまだ目に焼きついているのに


みちのく桜めぐり―弘前

2009-04-29 23:08:29 | 
一度見たかった憧れの弘前城の桜です。

           
           下乗橋から天守閣を望む有名な撮影スポット

         
         外堀の桜


城内の桜。内堀にかかる橋は全て丹塗り。

          
          本丸に入るのには入城料が必要。

 
本丸の中には見事な枝垂桜がたくさんあります。

          
          西濠に沿って桜のトンネル、これも圧巻です。



          
          追手門。私たちはここから入りました。
          

                            北の郭に下りる鷹丘橋から見る天守閣

          


三層三階の天守閣は重要文化財だそうです。 西濠沿いの桜のトンネル。
          
          津軽氏の居城であった弘前城には、天守閣をはじめ江戸時代に
          建てられた櫓や門が残されており、日本七名城の一つに
          挙げられている。

       
       本丸から眺める岩木山。


みちのく桜めぐり―桧内(ひのきない)川

2009-04-28 22:38:45 | 
角館の西を流れる桧内川には、約2kmにわたりソメイヨシノが植えられ、
武家屋敷通りとともに、桜の名所となっています。

         
         桧内川堤の桜は、昭和9年に皇太子(現天皇陛下)の
         誕生を記念して植えられたのだそうです。


「さくら名所100選」にも選ばれています。

         
         川の両岸に植えられたソメイヨシノは約1000本。

 

         
         2km続く満開の桜の帯は圧巻。


見慣れたソメイヨシノ、北国の小寒い風に吹かれて
心なしか小ぶりで透明感があるような気がします。

         
         雪をいただく山並みを背景にした桜並木。
         武家屋敷の枝垂桜とはイメージが一変、ここが
         みちのくだったことを思い出させてくれます。


         
         ↑この写真を撮影したのは川沿いのカフェ。
         絶好のロケーションにある「プチ・フレール」で
         花を眺めながら贅沢気分ランチをしました。

         
         デザートは桜アイスあんみつ
         桜アイス、美味しゅうございました
 

みちのく桜めぐり―角館

2009-04-27 22:14:35 | 
昨年は桜が一週間も早く咲き、宿もキャンセルしたみちのく桜旅、
 今年再チャレンジです。
 まずは角館から。武家屋敷と枝垂桜の取り合わせは独特の風情です。

         
         武家屋敷が並ぶこの一角は、小京都・角館の顔。
         樹齢三百年を越える枝垂桜もあり、薄桃色の簾を
         掛けたような道筋は古都の雅な春です。


角館の枝垂桜は200本ほどあり、そのうち162本が
天然記念物に指定されているそうです。

         
         樹種はエドヒガンの枝垂れとなったもので、
         白系と薄紅系があります。


江戸の初期に京都から持ち込まれて植えられ、
増やされてきた桜です。

                 
         このまさにぞろぞろと歩く観光客がいなければ
         江戸時代にタイムスリップしたかと思うような町並。

 
古木の枝垂桜と若木の枝垂桜が門の内外で競演。

         
         武家屋敷の様式と風情をそのまま伝えた、閑静な現代の
         住宅。黒板塀に枝垂た桜がよく似合う。
         

今は住人はいなくて、屋敷を開放して見学させてくれる家も多い。

         
         この門をくぐってどんな人が出てくるのでしょう。

         晴時々曇りのこの日、地元の人は今が満開だという。
         今日を限りという満開状態、はらりと枝を離れる花びら
         も時折舞い降り始めていましたから。

         シャワーのような枝垂の花を満喫しました。
        

新入り花

2009-04-22 21:45:28 | ちょっと立ち話
あっ、あの花 近くの公共施設の花壇で見たことがありました。

        
        「エスコルチア・ミニチュアサンデュー」と名札が
        ささっていました。


ミニチュア サンデューはヒメハナビシソウという
別名の方が知られているようです。
ハナビシソウと言われればああと解ります。

        
        エスコルチア:ケシ科北米原産
        レモンイエローの花は3cmくらい、風に震えるように
        ゆれている姿が可愛い。次々咲くと言われて←この
        言葉に弱い で我がガーデンに仲間入り


        
        こちらも比較的最近仲間入りした花。言わずと
        知れた忘れな草です。


定番の青い花。小さな花が足元からじっと見上げて
モノ言いたげな健気さにほだされました

        
        白い忘れな草もあるんですねえ、なんか守って
        あげたくなる可憐さです。

        折角整理したベランダガーデン、増やすまい
        決心していたのに…一鉢だから、と増えつつあります


イギリス土産

2009-04-21 23:25:13 | ちょっと立ち話
イギリスのコッツウォールズを旅してきた友人からのお土産

           
           イギリスといえばやっぱりハロッズの紅茶
           そしてティーインフューサー、いわゆる紅茶漉しです。                 

               
        ティーインフューサーといえば、ボール状のネットで、
        鎖のヘッドに飾りを付けたものが多いのに、さすが
        紅茶の国茶葉を入れる部分がこんなに可愛くデザイン
        されているなんてよくぞ見つけてきてくれました

        
        蓋を開けて、一人分の紅茶葉を入れ、しっかり蓋をして

        
        鎖をカップの縁から垂らし、熱いお湯をそそぎます。

        
        一人で優雅なティーブレイクをする時に使うことにします。
        勿体無いから飾っておきます。

        
        紅茶はアールグレイ。いつか行きたいと憧れている
        コッツウォールズの蜂蜜色の家並や田園風景を想いながら、
        イギリスの香りを楽しませていただきます


バラのカーテン

2009-04-20 23:51:07 | 季節のことば
モッコウバラがフェンスいっぱいに咲き盛っています。

        
        毎年楽しみに勝手に鑑賞させて貰っているご近所の
        モッコウバラ、わお、よく伸びて壁になっている

                 
        米粒のような花びらが豪華に見えるほどの重なり

        
        花びらも多いけど、花の数も半端じゃない
        我が家の鉢のモッコウバラも開き始めました。
        何の手入れもしないのに、可憐な顔をしてエネルギッシュ
        な花なんですねえ


割合は少ないけれど、この頃白いモッコウバラも見かける
ようになりました。ココのお宅も壁状態。


白いミニミニバラの壁もいいですねえ、白い方には香りが
あると聞きましたが、蕾が多いせいか、まだ香りは感じません。


白いモッコウバラは園芸店でもあまり見かけませんが、
欲しいナと思っている花です。

        
        モッコウバラを辿って歩いている時、ふと見つけたこの木。
        「あ、オトコヨウゾメ
        写真に納めて調べてみたら間違いなさそうです。

        
        オトコヨウゾメは八ヶ岳高原の知人邸で初めて知った木。
        スイカズラ科、ガマズミの仲間で日本特産種だそうです。
        中部地方では、ガマズミのことをヨウゾメというそうで、
        それに対応しての命名かとも言われています。
        不思議な名前ですが、花はちっちゃくて可愛い
        秋にこれも可愛い赤い実がなります。

        東京で見たのは初めて いいもの見つけた


桜パーティ 09

2009-04-19 22:37:41 | パーティ & 集い
毎年恒例の桜パーティです。世の中に反比例して年々遅い開催となっています。

            
           まず一週間前に案内状を届けます。以前は案内状に
           メニューを書いていたのですが、この頃は横着に…
           メニューがきっちり決まらないので、サプライズに


ホントは桜を飾りたくてリベラさんに頼んであったの
ですが、さすがに市場に桜が出なくなったそうです。

         
         リベラさんのお薦めに従いアルストロメリアのこの色
         を迎え花にしました。


一年に一度、晴れ舞台に立てるお皿をセレクト。

         
         アスパラとパプリカのキンピラ

 
イカとミズナの醤油焼き            鮪のピリ辛寿司

         
         揚げゴマ豆腐

    
豆・豆・まぁめ(豆類のピーナッツソース)   大根パレード(大根・沢庵・ザーサイ・
                            貝割れ大根)

         
         豚ヒレ肉の揚げ香味たれ漬け

       

東京の桜はすっかり散ってしまったけれど、我が家は花盛り、
  毎年のことだけど、衰えぬ友情とオバサンパワーを確認しました。


ひとひら

2009-04-18 23:55:33 | 美味しい♪
お椀にヒラリ、ひとひら。

        
        どこから舞い込んだのか、桜の花びら一枚…
        春の逝ったことをはっと知らされる瞬間です。
        お椀の花びらは加賀不室屋のふやき御汁「宝の麩」の
        春限定「ひとひら」です。

        
        金沢の旅土産です。宝の麩はよくいただきますが、
        お湯を注ぐだけで美味しいすまし汁が出来上がるので、
        一人で食べる時や忙しい時に便利

        
        宝の麩の季節商品には、これから「青かえで」
        蛤をかたどった「潮」や冬には梅の花の形の「麩久梅」も
        あります。風流もいただけます。


        
        あしたお客様が集まります。買出しにでかけて
        こんな可愛いトマトを見つけました。

        
        こんな可愛い袋に入れられて並んでいました。
        その名も「トマトベリー」。イチゴの形をしています。

        
        早速お毒見をしてみたところ、甘くて美味しい
        普通のトマトは糖度が6度ですがこのトマトベリーは
        9度~10度以上なんだそうです。

        思わず2つ目、3つ目をポイと口に放り込んでしまいました
        

足元の花

2009-04-17 23:55:51 | 季節のことば
あちこちウロウロしていると、足元の雑草の中にも素朴な花を見つけました。

        
        オドリコソウ:シソ科日本・朝鮮・中国原産


花が、編み笠をかぶった踊り子のように見えるのが
名前の由来。

        
        オドリコソウをマジマジ見たのは初めてといってもいい。
        近年私の周りでは見かけられないし…。子供の頃、原っぱ
        などで見たっきりでした。


カキドオシ:シソ科アジア原産

        
        匍匐性で、茎が地を這ってどこまでも伸び、垣根の
        隙間も這ってゆくので、「籬通し」と名づけられた。


ムラサキケマン:ケシ科中国・日本原産

        
        花は紅紫色だが、時に白もあると図鑑にかかれてあった。
        白のムラサキケマンってはじめて見ました。


足元と言うわけではないのですが、とある広場の水鉢の
中に咲いていました。立金花(リュウキンカ)のように
見えるけど水の中だし、水草かなあと思いつつ…

        
        調べてみたら、やっぱりリュウキンカでした。
        ご近所の植木鉢のそれを見慣れていたので、水の
        中で咲くなんて思いもしませんでした。
        沼地や湿地に群生、水芭蕉の咲く頃に一緒に咲き
        競うのだそうです

        リュウキンカ:キンポウゲ科中国・朝鮮・日本原産

        寄り道よそ見で発見がいっぱい。
        今まで気づかなかったものが見えるようになった気がします。
        ブログのおかげかな