京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

虫こぶ!

2009-08-11 23:49:20 | ちょっと立ち話
図鑑で見たことはありましたが…

        
        面白い実だなあ、何の実だろう?
        時々行く場所だったので、この木は何の木だったかな、
        と思いながら写真を撮りました。

        
        調べても 解らなかったので、4~5日忘れていました。
        別の調べ物から偶然に発見、思いがけなく謎が解けました
        エゴノキにつく虫こぶだったのです。
        エゴノネコアシフシというアブラムシの幼虫の部屋だったのです。

        虫こぶは虫えいとも言い、アブラムシやタマバエが幼虫時を
        過ごす房室なのだそうです。

        山葡萄の虫こぶはヤマブドウハトックリフシというタマバエ。
        葉っぱの上に作ったトックリ状の房室は日に当たると赤く
        なり、まるで実のようにきれいです。
        
        ツゲの葉に虫こぶを作るのはツゲハアカゲタマフシという
        タマバエ。赤い綿状の毛で覆われた可愛い虫こぶ。

        虫こぶの中には木の実のように美しいのもあって、じつは
        虫は苦手、でも、このきれいな虫こぶなら見てみたい


全面ヤマホロシに覆われた塀。


ナス科だけあって茄子に似た薄紫の花をつける。
ツルハナナスとも呼ばれている。


薄紫から白のグラデーションの花はこんなに爽やかなのに、
成長が早くどんどんつるを伸ばして何にでもからみつくので
はびこりすぎるとちょっと困り者にも。

        
        6~8mmの球形の実を付け、赤く熟すという。
        花はよく見るけれど、実は見たことがないなあ

        身近によく見ている植物でも知らないこと、気付かない
        ことがいっぱいあって、私の中の見たい虫がウズウズ。
        新しい事を知るって面白いなあと思う