京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

明治のどら焼き

2006-01-28 17:41:29 | ちょっと立ち話
今日は深川不動堂のご縁日だそうだ。
門前中町駅から不動堂までの仲見世に加えて、
露店がならび、大勢の参拝客で賑わっていたそうな。
仲見世の一つ、梅花亭が復元したという明治時代のどら焼きを
お土産に貰った。
銅鑼(どら)の形に焼いた皮であんこを挟んだもので、
1センチにも満たない薄さ。直径は10センチくらい。
銅鑼は青銅製で円板状の打楽器。読経の区切りや、
出船の合図に鳴らすもの。
梅花亭のどら焼きはまさに銅鑼の形。
皮が薄いので、食べやすく、素朴な味がした
ちなみに1個210円 



30年位前に深川不動に行った事が…(フルッ
おいしい金つばやさんがあったでしょ?と聞くと、
おじいさんが亡くなって、今は88歳のお母さんと娘が甘酒屋を
やっているという話。勿論、甘酒もしっかり飲んできたそうだ。
甘酒は1杯300円だったとか
縁日って、懐かしくて楽しいですよね
縁日は毎月1,15,28日だそうです。

アラジン

2006-01-27 23:05:27 | 季節のことば


アラジン、チューリップの名前です。
細長い花びらがギュッとすぼまった蕾。
なんとスレンダーなチューリップ。
子供の頃に絵に描いていたチューリップとは随分違う。
開くとどんな形になるのでしょう

「リベラ」はご近所のフラワーショップ。
珍しい花、新しい花、楽しい花。お店の前を通るだけでもウキウキ。
つい「こんにちわあ」って覗いてしまう。
花の名前をいっぱい教えてもらった
私の花知識の先生。プレゼントはいつもお任せアレンジ。
どんなアレンジでもステキ
花を選ぶのって楽しい

 
「リベラ」のお店を覗いてみて春の香りが漂ってきそう…
http://www.flowerlibera.com/



雪中梅

2006-01-26 23:00:30 | 季節のことば
「雪の上に 照れる月夜に梅の花
    折りて送らむ愛(は)しき子もがも
            万葉集・大伴家持
(雪の上に皓々と月が照っているこんな夜に、
かぐわしい梅の花を折って送るかわいい彼女がいたらなあ)

馥郁と咲く梅の花と真っ白な雪、そして、蒼いまでに澄んだ月の光、
一緒に愛でる恋人がほしくなりますよね。
凛として清らか、でも初々しくてほのぼのと暖かい歌です。



福井の森八の「越の雪中梅」というお菓子をいただいた。
梅の甘煮と梅あんを羽二重餅で包んだやさしいお菓子。
福井の名産である絹にちなんで作られたとか、
「雪中梅」というネーミングがゆかしいですね。
新潟のお酒にも「雪中梅」がありますが、どちらも
すっきりと薫り高いイメージなのでしょうか。

風雅な万葉集がやっぱり…
私らしく花より団子で〆となりました


飛行機雲

2006-01-25 19:00:13 | 季節のことば
新宿の高層ビルで切り取られた空を、
さらに分割するかのような飛行機雲
しばし見とれていたが、やがて溶けるようにぼやけていった。



白い坂道が空まで続いていた
ゆらゆらかげろうがあの子を包む
誰も気づかずただひとり
あの子は昇ってゆく
何もおそれない そして舞い上がる
       ・
       ・
空に憧れて 空をかけてゆく
あの子の命は飛行機雲     荒井由美 「飛行機雲」

あの子はユーミンにとっての何を表しているのかな?
だって、なんか明るい曲調だから。
青空をくっきり分ける飛行機雲に出会うと、
空をかけていったあの子が私にもあるような、
久しぶりに無垢な気分になった。

飛行機雲の核はエンジンの排気ガスや水蒸気、気温が
低く、湿度が高いと出来やすいということなので、
冬から春にはよく見られるそうだ。
ホントに、青空に真直ぐ昇っていく飛行機雲はきれい
そしてすぐ消えてしまうのが、またいいのかも。

一日遅れの誕生日

2006-01-22 22:21:03 | ちょっと立ち話
昨日とは打って変わって晴天 雪の原がキラキラ輝きながら
融けて、もとの景色が現れはじめた。
一日遅れのハッピーランチにでかけた。
雪景色もご馳走にしようと、なるべく高い場所を選んだ。
二子玉川の高島屋南館11階にあるリストランテASOに予約。



二子玉川の駅と多摩川。やっぱりいつもと違う景観。静かな感じがする。



食前酒に「冬の蛍」 シャンパンがベース、底の赤いのはグレナデン。
りんごのすりおろしとレモンの輪切りが入っていました。
冬の蛍はどこかな?



魚も肉もとっても美味しかった
ちょっと恥ずかしくて一つづつ写真を撮るわけにいかなかったのでカット
デザートが目にも美味しかったのでパチリ
二色のアイスクリームとフルーツでした。

これで、△ёдж歳に(昨日と違うトシかな?)なってしまいました


雪の朝(あした)はなほぞ恋しき

2006-01-21 23:42:55 | 季節のことば
カーテンを開けたら、大きな雪片が舞っていて、すでに道も屋根も真っ白。
車の上にも分厚い綿帽子。やっぱりダメかぁ
今日はわが△ёдф歳の誕生日 ハッピーランチに
出かける予定だったのに…
誕生日を延ばそー、そーだ、そーだ

「とし月のつもりはててもその折の
       雪のあしたはなほぞ恋しき」 建礼門院右京大夫
                     けんれいもんいんうきょうのだいぶ

(随分昔のことなのに、あの雪の朝のことはますます恋しく思われる)
建礼門院右京大夫という人は、平家の公達(きんだち)平資盛(すけもり)の
恋人。正妻にはなれない立場であったが、資盛は彼女を大事に思っていた。
ある雪の降った朝(あしたは朝のこと)、こんな雪の中、訪ねてくるような
人がいたら誠実な人なんだろうなあ、などと想いながら季節はずれの着物を
かまわず着てぼんやりしていた。
と、そこへ木戸を押し開けて颯爽とはいってきた男がいる。資盛であった。
資盛は枯野色の狩衣(かりぎぬ)に蘇芳(すおう)色の着物、紫の
挿貫(さしぬき)という季節にあった衣装をビシッと決めて、非常に
上品でかっこよかったのです。
あの雪の朝のことは今もありありと思い出されて、あの時と同じように
ドキドキすると右京は書いている。

資盛は自分が死んだら後を弔ってくれと言い残して平家一門と一緒に
壇ノ浦へと都を落ちていったのです。
勿論彼に二度と逢うことはできませんでした。
資盛は文武に優れた魅力的な男性だったようです。
建礼門院右京大夫という女性の歌日記にその名を濃く残した資盛と
いう男性が私も大好きなのです。
雪の朝は、私もこの資盛の姿を思い出しているのです。今朝も 



我が家の前の雪の朝。
資盛が訪ねてくる雰囲気ではないけど…。
でも雪は醜いものを覆い隠してくれる

赤い~スイートピー~♪

2006-01-20 23:12:55 | 季節のことば
今朝は寒かった~ 寒いはず、大寒ですもの。
背中を丸めて万葉集の勉強会の教室に飛び込んだところ、
真っ先に目に飛び込んだのが、真っ赤な花。濃いグリーンの
葉ものと一緒に花瓶にいけてあった。
いつも花を持ってきてくれる人がいて、部屋を和ませてくれているのだが、
今日はことのほか元気が出た。
花びらをお皿のように精一杯開いて、その情熱の赤を豪華に見せていた。
何の花?聞けばチューリップという。部屋が暖かくて、つぼんでいたのに、
あっという間にそんなに開いてしまったらしい。
元気な赤はいいなあと、帰りに近所の花屋さんに寄って、赤い花を買った。



あかい~ スイーイトピイ-~
元気も出るけど、優しい気持ちにもなる。
花を抱えて歩く、そのひとときもいい気分だなあ、って気づいた

苺畑の紅葉

2006-01-17 17:09:28 | 季節のことば
昼間の暖かさに誘われて、ベランダの植木鉢を整理した。
苺の葉っぱが真っ赤に色づいて思いがけない植木鉢の
紅葉狩り。
毎年、寒くなると苺の葉は緑色から枯れ色になるので、
全部切ってしまうのだが、今年はいつまでも緑の色が元気
だったので、放っておいたのだった。
よく見れば、かわいい実まで付けたまま。
2~3枝切ってガラス瓶に挿してみた



うん、なかなかカワイイ。
自然の草や木って勁くて健気なんだなあ。
元気を貰ったような気がする
たまには植木鉢の手入れもしてあげなくちゃと反省。

りんごの入浴剤

2006-01-14 22:07:38 | 季節のことば
今日は冷たい雨。冬の雨はやっぱり寂しい 
一日家にこもって、音楽を聴き、本を読み…
でも積極的にしたかったわけでもなく…
そうそう、きのうりんごの入浴剤をお風呂に入れてみたら、
結構だっのです。
昨年秋に、蓼科で見つけたたもの。信州限定だそうですが、
大好きなりんごの袋が可愛いかったので
中身は期待せずに思わず買ってしまい、飾っていたのです。
りんごのエキスが入っているそうで、甘酸っぱい香りがします。
色はりんごの果肉色、肌はツルンとして、あったまる感じです。
思いの外よかったので、また買って来よう
25gのパックが3個入っていたので、今夜も使おう
今日積極的にやる気が出たのはこれだけ
温まってよく寝て、明日はアクションおこすゾ~



鏡開き

2006-01-12 00:05:50 | 季節のことば
鏡開きにはお汁粉。
我が家の鏡餅はミニミニ飾り。
木槌で叩くほうが困難なくらい。
小さな丸餅は一人分しか作れない。
そこで、白玉にしました。紅白にして、
結構かわいいです。



そして、もう一つ。
赤カブ漬けです。
山形の温海(あつみ)にいる友人が毎年暮に送ってくれます。
山形はご主人の故郷、お父さんが亡くなってUターンして十余年。
名産の赤カブもしっかり自分の味を出しているようです
お正月の準備を始める頃、カブがそろそろ来る頃だなあ…と心待ちに
してしまうのです。
このカブは温海カブといって、中は白いのだそうです。
一霞(ひとかすみ)という地区でこのカブだけを丁寧に
育てているとのこと。贅沢な赤カブ漬け、美味しいはずです。
また、お汁粉によく合うんです、これが