京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

ミュンヘン・札幌・…

2009-10-31 21:53:23 | 
ミュンヘンと言えばビール ランチはビアホールで

 
 琥珀色のビールはヴァイツェン、右は黒ビール。
 ヴァイツェンは南ドイツ地方で造られている白ビールで原料は大麦麦芽と小麦麦芽。
 フルーティで苦味が少なく飲みやすい。

         
         これはラドラー。ビールをレモネードで割ったビアカクテル。
         初めて知りましたが、思いのほか美味しくて旅の間に何度か飲みました。


メニューを見ても…

         
         ランチを食べた「ホーフブロィハウス」はバイエルン宮廷ビール醸造所
         の直営ビアホール。観光客は必ず寄る名物ビヤホールなんだそうです。
         ミュンヘンに来たらビール、飲まなくちゃ


3500人が入れる大ホールもあります。

         
         昼間から大勢の人がぐいぐい、わいわい、生バンドの演奏もあり、
         老若男女、ジモティも観光客も盛り上がっています。


昼間はワインを飲むことにしているが(ヨーロッパではタダの水は出て
こない。ワインの方が水より割安) ローテンブルクの宿で初ヴァイツェンを
注文、運ばれてきたジョッキにビックリ どう見ても0.5ℓより大きいッ

         
         ミュンヘン市庁舎の中庭にあるレストラン。この招きライオン
         を見て、てっきりビアホールと思ってしまいました。
         ラッツケラーと言うのは市庁舎地下室と言う意味で、ドイツの
         だいたいの都市の市庁舎にあるそうです。
         ミュンヘンのラッツケラーは美味しいと聞いています。
      
本日、ハロウィーン。ドイツの町のあちこちでハロウィーン飾りを見ました。



今日は楽しいハロウィーンのイベントが行われていることでしょう。
明日からはクリスマス準備が始まるのでしょうね

生きた絵本

2009-10-30 23:12:24 | 
ミッテンヴァルトは、ゲーテが「生きた絵本」と絶賛した小さな美しい町です。

 
 ミッテンヴァルトは森の真ん中という意味。家々の壁には色鮮やかなフレスコ画が描かれ
 確かに絵本を見ているような楽しさです。
 雪の山から吹き降ろしてくる風が冷たいッ サブ~

                   
         フレスコ画はほとんどが聖書の中の物語などの宗教画だそうです。


窓枠の飾りも絵

         
         お土産の店、洋品店、カフェ、並ぶ店の壁にもフレスコ画。


オフィス? アパートかな?               カトリック教会の壁もフレスコ画で飾られています。

         
         お花やさん


真ん中の家の屋根にクルスらしきものが、教会かな?

         
         一段と色鮮やかな壁。


ミッテンヴァルトはまた17世紀から続くバイオリンの町としても有名です。
イタリアの巨匠ストラディバリウスに学んだマティウス・クロッツが
その技術を伝えて以来、今日までバイオリンが製造されています。

         
         こんな小さな町にバイオリンの工房が6つあるそうです。
         ここはバイオリン博物館、ただし訪ねたときはクローズされていました。

         端から端まで歩いてもそんなに時間はかからないでしょう。
         でも一軒一軒の家がそのまま絵画のようなステキな町、
         冬の厳しい寒さをも溶かすような絵と音楽の暖かな町でした。

白鳥城

2009-10-29 23:20:23 | 
ノイシュバンシュタイン城はディズニーがシンデレラ城のモデルにしたと言われるお城です。

          
          ローテンブルクを出て、フュッセンに向かって走ることしばし、
          1週間前に降った雪に丘が真っ白に覆われていた。
          
    
    ホウエンシュヴァンガウという美しい地区に着くと、彼方にいよいよ
    ノイシュバンシュタイン城が見えてくる。
    19世紀後半、バイエルン王ルードリッヒ2世が中世騎士の城をイメージして建てたが、
    彼は41歳で謎の死を遂げ城は未完成なのだそうです。


シュバインはスワンの意味、白鳥を思わせる華麗な城ですが、1000mの岩山に聳え立ち、
お城まで辿り着くのは簡単ではない。時ならぬ雪のせいで、ミニバスも運行停止、麓から
20~30分坂道を歩きました

          
          お城からさらに歩くこと15分(だそうです)お城の向かいの
          岩山にかかるマリエン橋。途中工事箇所があり、雪で危険につき
          通行禁止でした。この橋から眺めるとお城の全景が見られるの
          とのことで、残念 (ちょっとほっとしたりして


お城の中を廻って歩く。階段・階段…また

          
          窓から見はるかす麓の村。


お城から見えた湖・オプフェン湖に夕方着きました。

          
          この湖のほとりにある「アルペンブリック」が今夜の宿です。
          今日もよく歩きました。

中世の宝石

2009-10-28 23:18:46 | 
ローテンブルクはまるでおとぎの国のような可愛い街、中世の宝石と言われています。


 
 10世紀、ローテンブルク伯が城を構えたのが街の始まり。
 17世紀には帝国最大の都市のひとつになったという。

        
        旧市街は城壁に囲まれています。城壁の一部は上を歩くこと
        ができ、塔に登ると旧市街の家々が見渡せます(城壁の塔は
        階段、というより梯子、細くて急、へっぴり腰でやっと昇り
        きったら、切符切りのおじいさんがいて、料金を取られた
        下に料金所を置くべきだ


塔の眼下に宿泊したホテル「プリンツ・ホテル・ローテンベルク」が見える。
可愛いホテルでした。

        
        マルクト広場に向かう道。正面の建物は市議会員宴会館。
        中央にカラクリ時計があり、左右の窓が開いて将軍と市長の
        人形が現れます。市長はジョッキのワインをグイー飲みます。
        マイスター・トゥルンク=市長の一気飲みと言うのだそう
        ですが、街を救った物語に基づいています。


マルクト広場の入り口にあります。テディランド。
シュタイフ社のテディベアとグッズが5000種類も並んでいます。
眺めるだけでも楽しい

ちなみに、10月27日は「テディベアの日」です。

        
        手前のお店は薬局でした。


住宅街。右端のお店ではドイツの民族衣装も売っているようです。
カラフルだけど落ち着いたカラーの壁。何とも楽しい

        
        もうすぐハロウイーンですものね、ハロウイーンの
        ディスプレーいろいろ、一段と楽しい玄関や窓辺でした。


窓辺に花、ほとんどアイビーゼラニウム、を飾ったり、緑を這わせたり、花や緑を必ず取り入れている。
壁を自分で塗っているおばあさんや選定をしているおじいさんも見かけました。

家を育てている印象です。そして街も。木の葉は道に落ちているけれど、そういえば
缶やボトルなんて見かけないなあ
             

アルト・ハイデルベルク

2009-10-27 22:18:17 | 
憧れのハイデルベルクに下り立ちました。


小高い丘の上に建つハイデルベルク城から街を一望。
ネッカー川にかかるカール・テオドール橋はハイデルベルクの代名詞のような景観。

15~6歳のころに読んだ「アルト・ハイデルベルク」(マイアー・フェルスター著)。
ハイデルベルク大学に留学したカールス・ハインリッヒ皇太子と下宿屋の娘・ケーティの
身分違いの恋、当然のことながら結末は悲恋。ハイデルベルクを忘れられない
ハインリッヒが再び訪れたハイデルベルクで、解ったのです。「私のハイデルベルへの憧れは
君へのあこがれだった」と心穏やかに、しかし決然とケーティに別れを告げるシーンのカッコよさ。
それ以来、いつかハイデルベルクに行ってみたいと憧れていたのです。

        
        カール・テオドール橋。見た目は特別な橋ではないけれど
        200年の歴史よりはロマンが漂う橋です。


橋は以前は木の橋だったので、洪水や氷結で度々壊れていた。
カール・テオドール選帝の命よって赤砂岩の強固な橋に生まれ変わった
のは1788年のこと。

        
        橋からハイデルベルク城を見上げて。(逆光のせいもあり、霞んでしまった…)


ハイデルベルク城の入り口近くにあるエリザベス門。
フリードリッヒ5世が妃・エリザベスのために建てた門。
エリザベス19歳の誕生日に一夜のうちに建ててサプライズプレゼント
したのだという

        
        城内のフリードリッヒ館。
        1607年にフリードリッヒ4世によって建てられた。以来、
        歴代の領主の居住館であった。


旧市街の町並み。ゴミが落ちてないですねえ

        
        ショーウインドウはもうクリスマス。ウインドウショッピングが
        どこもキラキラ楽しい


ツム・リッター・ザンクト・ゲオルク、1592年に建てられた織物商人の
 個人邸だそうです。1705年からホテルとして使われています。300年も前ェ
ショッピング街の建物の向こうにそびえる塔は聖霊教会。

        
        ハイデルベルクは大学の街。ハイデルベルク大学は1386年に
        創設された世界最古の大学である。マックス・ウエーバーや
        カール・ヤスパースも教鞭をとり、ノーベル賞受賞者も多く
        輩出している。
        ハイデルベルクの人口の五分の一にあたる2万5000人の
        学生が今も大学で学んでいるという。

        古い街のゆったりと優雅な雰囲気の中にも進取の気鋭が満ち溢れ、
        現代のハインリッヒとケーティが若さを謳歌していた。
                

グーテン・モルゲン♪

2009-10-26 23:53:24 | 
12時30分発 JL407便・フランクフルト行きです。

            
            快晴 日航機尾翼の朱色が鮮やかに輝いて見えるゥ

        
        食べて、寝て、持ち込んだMDを聞いて…いよいよ飽きてきた頃
        見下ろすと雪をかぶった山々が連なっています。
                  
        
        雪のない山々が見え初めました。フランクフルトが近づいてきたの
        でしょうか。

        
        一面の雲の絨毯、ふわふわ、歩けそうな気がする…

        
        雲がぽっかりっぽかり 機体の下にあるのが愉快。
        雲がちぎれるとその下に緑の大地が現れた。

        
        いよいよフランクフルト。このひろ~い緑の森の手前が空港です。

        頭が少々ボ~としていて(@_@;) (いつもだけど、さらに)写真を取り
        込んだだけで、まだ整理ができていない
        明日からドイツの街々をしまま~す

河口湖 木の花美術館

2009-10-16 23:29:28 | ギャラリー
絵本作家・池田あきこさんが描く不思議な猫・ダヤンの美術館。

                     


猫のダヤンはわちふぃーるどに住んでいます。大昔、わちふぃーるどは地球の一部でしたが、
神々と巨人族の争いで、国土を荒らされることを怖れて雪の神がわちふぃーるどを地球から
切り離しました。わちふぃーるどは今でも昔のままにゆったりと時間が流れる不思議の世界なのです。

            
            美術館にはダヤンの物語がの本がたくさん並んでいます。


美術館にはショップもカフェもあります。テラスで日向ぼっこ。

            
美術館入り口の看板。


美術館の中に入って看板を見上げると…

            
            ダヤンの絵は見たことがありましたが、お話は知りませんでした。
            魔女に歳を盗まれた(羨ましい)ダヤン、
            赤ちゃんになってしまったお話、ダヤンの楽しい冒険、
            動物達のパーティ、わくわくします。

            童話の世界に誘われてゆったりと優しい時を過ごしました
            

河口湖オルゴールの森

2009-10-15 22:12:03 | 小さな旅
河口湖で遊んできました。メインはオルゴールの森。

             
            中世ヨーロッパの歴史的なオルゴールや自動演奏楽器を
            コレクションした庭園美術館です。

           
           オルガンミュージアムのホール。正面に並ぶ三台の自動演奏楽器。
           左の楽器はタイタニックに積み込むために作られたものだとか。
           納期が出航にまにあわなかったのだそうです。
           
 
このホールでは一日に4回、プラハ交響楽団のメンバーが生演奏をしています。3曲だけですが、
最後はヨハン・シュトラウスのラデツキー行進曲、お約束の手拍子で楽しく盛り上がりました。

           
           園内のそこここにコスモスの植え込み。秋の陽差しと緑の芝生に
           よく似合います。
           
           
           中世ヨーロッパの貴族の館を模した建物が各施設やショップに
           なっています。これは湖が見える小さな教会。
           
           
           からくり時計から出てくる指揮官に合わせて噴水が踊ります。

           
           バラ園もあります。秋バラが見ごろ、ヨーロッパの庭園に
           迷い込んだ気分です。

           河口湖を眺めながらテラスでランチ、オルゴールの澄んだ
           音色や生演奏の迫力を味わい、秋の一日をのんびり楽しみました。

イギリス生まれ

2009-10-14 22:37:56 | 美味しい♪
店先に並ぶ洋ナシも種類が増えましたね。

        
        ラ・フランスやル・レクチェなど、洋ナシはフランス生まれが
        主流の中で、バートレットはイギリス生まれ。皮の赤い、この
        レッド・バートレットは洋ナシらしからぬ美人さんです。

        
        果肉にざらつきがなく、なめらかな舌触りと程よい酸味が売り物。

        
        半分にしてみると、なるほどなめらかな果肉です。

    
        
        これは日本の梨、「新高(にいたか)」という大きな品種。
        1つが500g位、1kgのもあるとか
        新潟の「天の川」と高知の「今村秋」を交配して生まれた梨で、
        両方の頭文字を取って「新高」と名づけられました。

        毎年、佐賀のおばが送ってくれます。酸味の少ないジューシーな
        梨ですが、1つ食べきるのは大変です