京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

秋の案内状

2008-08-31 23:12:37 | 季節のことば
大きな葡萄が出回り始めると、いつも「秋の紫」を思い出す。
ひとふさの葡萄を持てば君の手に流れるごとく秋の紫  福田栄一

        
        なんと大粒のアメジスト
        ピオーネといいます。イタリア語で開拓者という意味だそうです。
        生まれは昭和46年、初めはパイオニアと名づけられたとか。
        同じ意味でもイタリア語読みの方がお洒落。

        
        母の友人が岡山でピオーネを作っています。
        プロではありません。でも今やプロ級になりました。
        毎年、母に丹精こめた収穫を送ってくれます。
        母からのお福分けです。

        
        ピオーネの母は巨峰、父はカノンホール・マスカット。
        母のDNAは柔らかでジューシーな果肉と上品な香り、
        父のDNAは大きな粒と爽やかな風味、なんとみごとに
        掛け合わされたことでしょう。
        そして、種無しのピオーネをニューピオーネと呼び、
        主流になりました。人間はナマケモノねえ

       
       母がINOーTOにもお福分けしたようです。
       IMO-TOから早速「秋の紫」のはがきが来ました。
       まるで秋がそっと舞い込んだようです。
        

睡蓮木2008

2008-08-30 22:02:55 | ちょっと立ち話
6月26日の初花から8月27日までの睡蓮木オンパレードです。












我が家に来て2年目、小さな鉢植えの睡蓮木。
ちょうど2ヶ月の間毎日花開いて楽しませてくれました。
はじめは一つ二つ、ポツポツと咲いていたのが、最盛期には
10個位づつの花が咲き、延べにすると250個位は咲いた
でしょうか。毎日、花の写真を撮るのが日課でした。
朝早く出かけたときは、夕方帰ってくるともうしぼんでいたり…
勿論旅行中は咲いた花の数もわかりません。
全部の花にライトを当ててあげるわけには行かないけれど
右(上)代表を勢揃いさせてみました。

HAPPY BIRTHDAY♪

2008-08-29 23:47:46 | パーティ & 集い
OTTO & MUSUKO の誕生日ディナー
30日と29日の一日違い。毎年二人まとめて誕生日パーティです。

        

        
        誕生日の食事はこの一皿がメインと言っても過言ではない。
        だってこれがなければ普通のディナーですもの。

       
  ワインでカンパ~イ            こっちは運転手さんのカンパ~イ

        
        生ハムを目の前でスライスして盛り付けるパフォーマンス

        
        幸運を呼ぶハート型パスタと魚介のラグー和え

        
        明日、友人の結婚式なので本日帰ってきたMUSUKO。
        誕生日に東京にいることはめったにないので、久々の
        ジャスト誕生日のお祝いとなりました。

        今日は大雨、各地で被害もでるほどの悪天候でしたが
        思えばン年前、こんな暑い頃によくぞ生んだものです。
        しかも難産で、小児科医も立会いのもとで出産した
        
        MUSUKOの誕生日は、無事に生まれてくれてありがとうと
        MUSUKOに感謝、そして私自身を褒めてあげたい日です

        
        レストランからOTTOとMUSUKOにバラの花が1本づつ
        用意されていました
        

夏の果て

2008-08-27 22:53:24 | 季節のことば
さしもの猛暑も鎮まったようです。
まつさおな糸瓜(へちま)さがり来夏終わる  中尾白雨

        
        アサガオが柿の木に駆け上り、まだまだ花を咲かせている。
        青柿に見つめられて頬を赤らめるように夕方には濃い紅色に
        なってしぼむけれど、花が夕方までもつようになった。


この2~3日間、雨に打たれて、百日咲くというサルスベリも
さすがに根本を紅色に染めている。

        
        カンカン照りの太陽の下で誇らしげに咲き盛っていた
        サルスベリも長い睫毛に水の玉をたたえて、夏と別れの涙雨


カポックの実が変わり玉のように色を変え始めた。

        
        カポックと言う名で流通していますが、本当はシェフレラと
        言うのが正しくて、カポックと言うのは別にあるのだそうです。
        ウコギ科中国南部原産        

        夏草たちもそれぞれ小さな実を結んで、夏の終わりを知らせている。
     
        夜景とは愁いの灯かや夏の果て  鈴木真砂女
                               

赤ワインらっきょう

2008-08-26 21:48:13 | ちょっと立ち話
ラッキョウの赤ワイン漬け、大好きです。

        
        長野のお漬物屋「木の花屋(このはなや)」さんの漬物を
        GGダイアリーさんに教えていただきました。
        赤ワインらっきょうと書かれた袋が気になってホーム
        ページを開いてみたら、8月20日から新宿伊勢丹に
        期間限定で出店するいうので行って、買ってきたのです。

        着色料を使用していないので、赤ワインの自然の色だという。
        やさしい赤紫の色を映して、らっきょうとは思えぬ品の良さ
        (じゃ、らっきょうは品が悪いのかッ、そういうワケではないのですが

        
        地元の野菜を使って伝統の漬物を作っていると言う
        木の花屋さん、勿論保存料も使っていません。

        試食をしつつ、この3種類を選びました。
        らっきょうは欲張って3袋も

        
        丸茄子の味噌漬け。味噌の甘味が程よく、ご飯がいくらでも
        食べられてしまう…

        もう一つはピリ辛胡瓜味噌。試食してみてでした。

        
        これは、IMO-TOがらっきょう好きの我が家に送ってくれた
        新潟のらっきょう。大きめだけどスッパさがきつくなくて、
        いいお味。毎日1~2個づつ食べています。

        らっきょうは玉葱と同じく主成分はアリシン。ビタミンB1の
        吸収を高める働きがあり、骨を丈夫にし、殺菌や整腸などの
        効果があります。
        ビタミンB1を含む食品は豚肉、大豆、レバー、ぶりなど。
        これらの食品とらっきょうを一緒に食べるとベストなのネ
                

革(かわ)の花たち

2008-08-25 22:40:18 | ちょっと立ち話
「マーティ レザーライフ・コンシェルジュ芦屋」という革製品のショップ。
玉川高島屋に3日間限定で登場しました。
自分で好みのパーツを選んで作ってもらえます。

        
        以前雑誌で見て、可愛いと思っていたので
        実物を見たいと思っていました。
        特設売り場の混んでいること年齢を問わず、
        勿論女性ばかりですが。

        
        バッグにぶら下げたいな、と選らんでみたものの、どれ
        も可愛くて迷う。ちょっと値が張るので余計迷う…予算
        オーバーになってしまったけれどやっとこれに決定。
        カウンターで組み合わせも希望通りにセットしてくれます。

        
        プレゼントする目的でもう一つセットして貰いました。
        こちらも悩んで掴んでは取替え…でも楽しい

        
        携帯ストラップのつもりで作りましたが、どんな使い方もOK

        バッグや携帯のストラップ、ネックストラップやIDカード入れも
        あり、そして犬・猫の首輪を作ってもらっている人もいました。
        (なんと幸せなワンニャンたち)
        
        マーティはバッグ、靴、革コート、ソファに至るまで、
        革製品のオーダー製作&リフォームのレザーショップ。
        パーツを自由に選べるストラップが人気なんです。
        4月5日に多摩プラーザ店がオープンしました。
        芦屋まではいけないけれど多摩プラーザなら

        年甲斐もないけど、欲しいナ
        

エゴイスト

2008-08-23 23:24:35 | 季節のことば
「香水」は夏の季語。
汗をかく季節なので、不快な匂いを隠すために使われることが
多いという理由からです。

          
          シャネルのエゴイスト。本来は男性用です。
          白檀をベースにウッディ、スパイシーの柔らかな
          ハーモニーなんだそうです。
          男性用にしては少し甘いと思うのですが、私は
          好きな香りです。オジサン臭を消すためにOTTOが
          使っています。

          ある日のことです。
          一緒に歩いていた友人が、あらっと言いながら
          すれ違った男性を振り返った。
          「昔の彼の匂いがしたのよ」
          アラミスという整髪料の匂いだという。
          何十年も前のことなのに、思わず反応した自分が
          おかしいといって友人は笑った。
          彼との思い出が突然蘇った甘く切ない一瞬だ。
          何十年も人の心に残す香りってステキ
          

        
        友人から海外旅行のお土産にいただきました。
        フェラガモのパヒューム「チャームス」

     
     箱の中にはこんなキレイなビン。甘い柑橘系カナ?

     
     そして、もう一つはピンクの箱に入った「へブン」
     こちらも甘い香り、金木犀のようなリンゴのような…

     この友人はいつも空港のショップでお土産を買う
     そうです。だから化粧品が多いのですが、空港限定と
     いうのもあるそうです。
     旅先でお土産を探すのは大変なこと、お土産を渡す人の
     一人に入れてもらえるのは嬉しい限りです

寄り道の花

2008-08-22 23:12:51 | ちょっと立ち話
今日は急に秋になってしまいました。
涼風に誘われて、10分早く家を出てカメラ片手に寄り道。


友人の家の「リュウキュウアサガオ」
青が鮮やかな大輪、朝顔と違って昼咲きで、夕方になると
ピンクから紅色になってしぼみます。

        
        リュウキュウアサガオ:ヒルガオ科日本・琉球・東南アジア原産
        ノアサガオを品種改良した園芸種で、オーシャンブルー、
        クリスタルブルー、サファイヤブルーなどの名前で流通
        しているそうです。
        ヘブンリーブルー(セイヨウアサガオ)とよく似ています。


ゼファランス:ヒガンバナ科西インド諸島原産
別名サフランモドキ。

        
        まわりの紅色の花はアサガオだと思って
        いましたが、写真をよく見ると葉っぱが違うし、
        花にも切れ目が… 何の花?


ハツユキカズラ:キョウチクトウ科日本・朝鮮原産
そんなに大きくない鉢ですが、縦横に蔓を延ばしています。

        
        白とピンクの葉が可憐な花のよう。
        これから色を変えてゆく葉の色の競演になる
        のだそうです。

        通りなれた道も少しづつ季節の移ろいを感じます。
        ちょっと路地を覗けば秋の先発隊の影が見え隠れ。

        涼しい風に少し元気を取り戻しました

2時50分30秒

2008-08-21 23:05:41 | ちょっと立ち話
友人は10時30分15秒だと言う。
私は、もうすぐ3時のティータイム、わくわくの2時50分30秒がいい。

        
        トケイソウのことです。
        本日友人宅を訪ねて、そのご近所で出会いました。


圧巻、トケイソウのフェンスです。
もう少し前ならフェンスいっぱいに花模様のように
花が咲いていたことでしょう。

        
        平に開いた花びらと萼が文字盤、そして3本の雄しべが
        長針・短針・秒針に見えるのでトケイソウという名が付きました。
        ホントにパッと見ると時計に見える


パッションフラワーという名もあります。
雄しべが十字架のキリストに、副花冠(髭状にのびた)を
後光にたとえてパッション=キリスト受難という名が付けられました

        
        実も付いています。実家の父が鉢でトケイソウを育てて
        いましたが、実が付くことは知りませんでした。
        実はすぐに落ちてしまうらしい


トケイソウの実。
実を食用にするパッションフルーツはクダモノトケイソウという
親戚です。髭状の副花冠が長く垂れ下がります。

        
        トケイソウ:トケイソウ科ブラジル原産

        近所に住む友人もこっちはあまり通らないから知らなかった
        と携帯で写真を撮っていました。回り道はするものです

        
        回り道のワケはキナコロールケーキにあり
        小豆も入って和を感じるケーキ、三時のおやつです。
        美味しゅうございました。

鷺が舞い降りて…

2008-08-20 23:43:56 | 季節のことば
鷺が舞う優雅な姿を思わせる鷺草、世田谷区の花です。

          
          世田谷区には沢の付く地名がいくつかあります。
          駒沢、奥沢、深沢…など。湿地に生育する鷺草は
          かつて世田谷の沢に自生していたそうです。
          それで鷺草は世田谷区の花になったのです。

          
          世田谷区では鷺草の根を分けて区民に育てて貰い
          普及に努めているそうですが、この頃は園芸店でも
          見かけるようになりました。



          
          サギソウ:ラン科
          緑色の3枚の萼、純白の3枚の花びら。
          真ん中の唇弁が羽を広げた鷺の姿を連想させる。



          
          世田谷に住み始めた時、鷺草を一鉢貰ったことがあった。
          次の年には花芽は伸びずにいつしか消えてしまっていた。
          子育て真っ最中で花に水を遣る余裕はなかったと言い訳。



          
          昨日駅前の花屋さんの店先に鷺草が5~6鉢。
          もう入らないよ、という店主の言葉につい買って
          しまった。まだ蕾がついているので、2~3日
          眺めてから母の所へもって行こうと思う。

          鷺草のおくれ咲きしも翔けそろふ  水原秋桜子