京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

桜の身の上話

2009-04-07 22:36:33 | 
さまざまなこと思い出す桜かな  松尾芭蕉

桜はささやかな話ではあっても何かと物語を持っているものです。

        
        実家の最寄り駅の駅前桜です。
        5~6年前でしょうか、駅前の再開発に伴い、駅前に鎮座
        とも言うべく存在していたシンボル桜の木2本、伐採される
        計画でした。それを知った住民が桜の木を残して欲しいと
        署名運動を始めました。
        貧者の一灯なれど私も署名せずにはいられませんでした。

        
        住民の強い要望が叶って命拾いをした2本の桜は、新しく
        整備された駅前に移植されました。
        1本は以前とあまり変らない改札口前に、1本はロータリー
        の真ん中に。
        次の年からちゃんと見事に花を咲かせてくれています。
        
        もしこの駅前に桜の木がなかったら、綺麗な駅舎になった
        としてもつまらない無機質な駅になっていたことでしょう。

さて、桜に現を抜かしている間、我が家のベランダガーデンの 花たちも次々と
 花を咲かせています。繚乱の花たちのビフォアー・アフターを見てあげてください。

        
        何の手入れもしないのに毎年たくさんの花を咲かせてくれる
        健気なムスカリ。☆ビフォアー


白いレースのスカラップはくっきり可愛い。

        
        種がこぼれてあちこちから顔を出すらしく、ご近所の
        生垣の根元にも群生しているのを見つけました。


衝動買いしたプリムラ・デンティキュラータ☆ビフォアー

        
        「玉咲き」とかかれてあったので、疑いつつも期待
        していたところ、見事に玉になりました。


毎年プランターに植え込むパンジー、出遅れて買い損なって
しまったので、鉢植えのビオラを買ってきてそのまま。☆ビフォアー

        
        随分盛りだくさんに成長してくれました。

        ちっちゃなマイガーデン、さらに今年は少ない花種
        だけれど、充分楽しませてもらっています。