京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

みちのく桜めぐり―角館

2009-04-27 22:14:35 | 
昨年は桜が一週間も早く咲き、宿もキャンセルしたみちのく桜旅、
 今年再チャレンジです。
 まずは角館から。武家屋敷と枝垂桜の取り合わせは独特の風情です。

         
         武家屋敷が並ぶこの一角は、小京都・角館の顔。
         樹齢三百年を越える枝垂桜もあり、薄桃色の簾を
         掛けたような道筋は古都の雅な春です。


角館の枝垂桜は200本ほどあり、そのうち162本が
天然記念物に指定されているそうです。

         
         樹種はエドヒガンの枝垂れとなったもので、
         白系と薄紅系があります。


江戸の初期に京都から持ち込まれて植えられ、
増やされてきた桜です。

                 
         このまさにぞろぞろと歩く観光客がいなければ
         江戸時代にタイムスリップしたかと思うような町並。

 
古木の枝垂桜と若木の枝垂桜が門の内外で競演。

         
         武家屋敷の様式と風情をそのまま伝えた、閑静な現代の
         住宅。黒板塀に枝垂た桜がよく似合う。
         

今は住人はいなくて、屋敷を開放して見学させてくれる家も多い。

         
         この門をくぐってどんな人が出てくるのでしょう。

         晴時々曇りのこの日、地元の人は今が満開だという。
         今日を限りという満開状態、はらりと枝を離れる花びら
         も時折舞い降り始めていましたから。

         シャワーのような枝垂の花を満喫しました。