京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

垣根は花園

2008-08-19 23:16:20 | 季節のことば
「ハナゾノツクバネウツギ」漢字で書くと「花園撞く羽根空木」
庭や街路樹や垣根など植栽の人気者です。

        
        丈夫でたくさん花を付けるのでご近所の垣根にも
        よく植えられています。むしろ伸びすぎ注意とか。
        「アベリア」という名で流通しているそうです。

        
        ココは2メートル位の高さの垣根に仕立ててあります。
        花は純白、刈り込んであるので、枝は垂れていません。

        
        こちらは花も枝もしっかり、逞しい感じ。
        はじめ、ツクバネウツギかと思いましたが、調べても
        全く同じ花が見つかりませんでした。

        
        でも、ツクバネウツギは葉の表面に白毛が密生している
        と書かれてあるので、やっぱりハナゾノツクバネウツギらしい。

        ハナゾノツクバネウツギ:スイカズラ科中国原産

        
        コレは夏の初めに咲いていた「オオベニウツギ」
        おなじスイカズラ科ですが、ハナゾノツクバネウツギは
        ツクバネウツギ属、こちらはタニウツギ属だそうです。
        親戚だとはわかるけれど、ややこしいですゥ
        

木陰

2008-08-18 22:37:32 | 季節のことば
きのうサボタージュランチをした店では、少し待たされました。
みんな外に出て順番を待っています。店の前は環八、でもプラタナスの
街路樹の内側にエンジュの並木の歩道があるところなのです。

        
        薄黄色い花がまだたくさん咲いていますが
        散った花びらが歩道を覆って、薄黄緑の絨毯のようです。
        エンジュの木陰は涼風が吹いて待ち時間も
        かえって心地よいひと時をくれました。

        
        花が散るとすぐに実がなります。数珠のような莢です。
        熟してもはじけないそうです。
        エンジュ:マメ科中国原産
        ニセアカシアとしてしられているハリエンジュとよく
        にていますが、実の形で一目瞭然です

        
        安曇野の碌山美術館でボダイジュの実を見つけました。
        細長いヘラ状の葉は苞葉といいます。この真ん中の
        葉脈がぶら下がって花や実の柄になっています。
    
        
        ボダイジュ:シナノキ科中国原産

        
        オーストリアのベルヴェデーレ宮殿にボダイジュの並木が
        ありました。黄金色に黄葉し、熟して茶色になった実が
        落ちていました。まさに苞葉の中心から伸びた柄に枯れた
        ような実がついていました。

        これがボダイジュの実と初めて知ったのでした。
        リンデンバウムと言われるセイヨウボダイジュでしょうね。
        いず~みに沿いーて 茂~るボダイジュ~のボダイジュです。
        
        ちなみに、お釈迦様はボダイジュの木の下で悟りを
        開いたと言われていますが、それはインドボダイジュ
        というクワ科の木だそうです
        

ロマネスコカリフラワー

2008-08-17 23:52:52 | ちょっと立ち話
MUSUKOが名古屋に帰って、お盆休みも終り。
なんだかどっと疲れて 料理番はまたまたサボタージュ。
買い物がてら近所のレストランでランチしてしまいました

        
        サラダバーに見慣れない野菜を見つけました。
        ロマネスコカリフラワーというイタリヤ野菜だそうです。
        ビタミンが豊富で、ヨーロッパでは高級食材で人気の高い
        カリフラワーの一種だとか。
        ライムグリーンのキレイな野菜ですが、よおく見てみると
        なんか海の生物を想像してしまいました。
        味はカリフラワーです

        
        レジで支払いをするときにケーキのショーケースの中から
        私を見つめる視線を感じて振り返れば…
        フルーツあんみつケーキでした

        
        カップの中は寒天ならぬゼリー。グレープフルーツゼリーと
        珈琲ゼリーと透明なゼリー。ミニ白玉もはいっていました。
        アンもさっぱりしていて、けっこうです。

        OTTOはモンブランがいいという、がここにはなかったので
        ケーキ屋さんを梯子しました。
        
        疲労+甘い物= でもhappy                

暁の花

2008-08-16 22:25:26 | 季節のことば
朝顔の紺色の花いくつも咲き 暁の空澄みとほりたり  島木赤彦

        
        夏の朝は朝顔から明ける。
        白み始めた空に明けの明星がまだ残る頃
        朝顔はもうラッパのような花を広げている。

        
        それもそのはず、朝顔は午前1時ころから開花の準備を
        始めるのだそうです。オリンピックのTV中継に一喜一憂
        している頃、朝顔はもうお目覚めなんですね。

        
        今年は我が家では朝顔を育てることが出来なかったので、
        もっぱら母の庭で楽しんでいますが、朝早く実家に行く
        ことはないので、大半がすでにしぼんでしまっています。

        
        実家と、お隣との境のフェンスに、お隣が植えた朝顔が、
        日中は日影になるせいもあって、夕方近くまでよくもって
        くれます。

        
        平安時代から咲き続けている朝顔、驚くほどシンプルな姿ゆえ、
        これまた驚くほどに色んな色が作り出されているものです。
        
少女時代の古き絵日記その中に咲きつづけている朝顔ひとつ  俵 万智

IMO-TO ・はがき絵展 ―夏―

2008-08-15 23:51:15 | ギャラリー
書中見舞いのために夏の絵をあれこれ練習しました。

        
        三千年の眠りから覚めた古代蓮

            
             荷葉杯と言って、蓮の葉にお酒を溜め
             茎から飲む風習があります。
             風流だけど、ちょっとユーモラス。

             
             「タマ屋~」の掛け声に
             振り向く猫の表情がおかしい
             (豚サンの大口から蚊取り線香の煙が
              立ち昇っているのに気づいていただける
              でしょうか。結構、芸が細かい)

 
「遠花火」と「頭上の花火」といったところでしょうか。

        
        リスは西瓜の種が大好き。さすがリス好きのIMO-TO、
        リスの可愛い動きや表情がリアルで上手い
        (IMO-TOは何十年もリスを飼い続けていたので)

       ちなみに、八色(やいろ)西瓜というのは新潟の名産
        糖度が13度もあり、皮ぎりぎりまで甘いそうです

 
西瓜にかぶりつくリスまさにこの通りです。 オーソドックスに西瓜と風鈴 スダレが陽を
除けてくれる涼しい縁台を想像します。

ほかにも、蓮や向日葵や海の絵を送ってきましたが割愛
今度は涼しいころの絵を待っています。


夏は白い花

2008-08-14 23:01:24 | 季節のことば
炎天下を歩いていると白い花はオアシス、引き寄せられてしまう

        
        インドハマユウ。純白の清らかさと葉の深緑のコントラストが
        いかにも爽やか。汗がスゥーと引いていくよう


インドハマユウ:ヒガンバナ科インド原産
じつはアフリカハマユウが正しいとか。インドハマユウは薄い
ピンクが混じっているのだそうです。

        
        インドでもアフリカでも、暑さの中に凛と
        涼しい顔で咲いているのがステキ


ムクゲ:アオイ科インド・中国原産
色鮮やかな赤紫や可愛いピンクもありますが、純白は
やっぱり一陣の涼風のように潔く爽やかです。

        
        デパートのプロムナード庭園にひっそり楚々と咲いていました。
        ジキタリス:ゴマノハグサ科ヨーロッパ原産
        フォックスグローブ=狐の手袋という名前もあるんですって。
        なあるほどさしづめ子狐の手袋ネ。

        新美南吉の「てぶくろを買いに」という狐の母子の可愛い童話
        を思い出しました        

夏休み

2008-08-13 23:11:36 | パーティ & 集い
今朝、MUSUKOが突然名古屋から帰ってきました
直前まで、いつから休みが取れるかわからなかったとのこと。
高速料金の深夜割引を使ったので、到着は明け方。

         
         レストランの営業を待ってディナーを予約。
         コンビニ弁当をはじめ、ロクなものを食べてないので、
         コジャレたレストランに行きたいというので、
         母を誘って成城コルティにある「シェ・松尾」へ

            
            スープ、メイン、デザートはそれぞれ
            選ぶことが出来ます。
            (このメニュー、お持ち帰り可)

         
         前菜4種盛り合わせ。
         ①フォアグラテリーヌと無花果
         ②とうもろこしのムース、チキンコンソメゼリー、
          甘とうもろこしのクリームソース
         ③江戸前アナゴのフリット
         ④イベリコ豚のローストポークと生ハム


パンとビシソワーズスープ。真ん中にビシソワーズのアイスが浮かんでいました


MUSUKOは牛肉の赤ワイン煮込み、メイクイーンのピューレ(リング状)、真ん中の一文字はゴボウ
OTTOと母は帆立貝柱のポワレ、グリーン&ホワイトアスパラ、ヤマメの卵のドレッシング

         
         私は、スズキのポワレ、サフランのリゾット、野菜サラダ
         (葉っぱの下にスズキが隠れてます)


デザート
OTTO:白桃・ライチ・アロエのパナッシュ、桃のムース、ラベンダーのアイス
MUSUKO:ブルーベリーとココナッツのマカロン

         
         母と私:皮ごとすりおろしたプラムのブランマンジェ、
             フレッシュプラムとプラムのソルべ

         MUSUKOのご希望通りなんとお洒落な盛り付け。
         レストランで久々に美味しい料理を食べ、生き返ったと
         MUSUKOはご満悦でした
        

医者と患者

2008-08-12 21:23:42 | ちょっと立ち話
最寄の駅へ行く道で。何度見ても笑っちゃいます。

        
        動物病院の看板犬
        はじめは包帯を巻いたワンちゃんが一匹だけ
        だったのに、涙を流し始め次にお医者さんも
        登場しました。次はどんなになるのかナ

        
        へえ、かわいそうねえ
        私はどっこも悪くないからね、お医者さんはキライ

            
            牛角という焼肉屋さん。焼肉屋さんでもカキ氷
            を出すんだ
            氷と書かれた旗をみるだけでもなんだか涼しくなる 
            でもこの頃旗がなくなっちゃったんだけど…

        
        駅前のメインストリートにある美容院。
        夏はランプがお出迎え。

        駅までの道は結構楽しい。ゴーヤがぶら下がるフェンスも
        この道にあるし、プランターに色んな花も植えてあるし、
        パスタ屋さんのプランターにはバジルが茂っています。

        
        ご近所にはコマイヌならぬコマネコもいます。
        いつもここでこうして見張りをしているようです。
        さすがに真昼の暑い時は家の中ですが        

本日の収穫

2008-08-11 22:46:34 | ちょっと立ち話
母の庭で収穫してきました。

        
        ミニトマト。
        大小さまざまだけど、木で熟すとやっぱり甘くて美味しい

        
        十六ささげ。
        莢の中に豆が16個あるので、名づけられたそうです。
        莢の長さは30㎝以上になりますが柔らかくて美味しい
        とにかくよく伸びて、連日大収穫、ご近所やお友達に
        配っています。母は毎年来年用の種を保存しています。
        十六ささげは母のマイブームとなっています。

        
        十六ささげの花。咲き始めは紫を帯びたピンク。
        莢が伸びはじめると薄いオレンジ色になります。

        
        オクラも採れました。
        オクラの花、きれいですよねえ、花が咲いている時に
        行き合わせなくてまだ見ていません。

        他にもブルーベリーやハーブ類がはびこっていて庭の
        花たちを圧倒しています。
        「お父さんが上から見てびっくりしてるわね。これじゃ
        庭じゃなくて畑だってネ」

        確かに、父のいる時は手入れの行き届いたいい木や草花
        のある庭らしい庭でした。
       
        「野菜の方が役にたつし、楽しいもの
       

料理番のサボタージュ

2008-08-09 22:22:25 | ちょっと立ち話
夏のキッチンは暑い 煮炊きに火を使うし、油汚れはお湯で洗いたいし…
と言うことで、本日のランチは外食

      
   車で10分くらいの「ビストロ KIMURA」へ。
   “たまにはゆっくりお食事しませんか?
    家庭的なフランス料理のお店です”ということなので

         
         サラダ&前菜

         
         自家製のパンは枝豆と紫芋

         
         じゃが芋と枝豆のスープ

         
         WATASI:イベリコ豚のハンバーグ。このお店の売りです。
               ふわふわで、さっぱりしていて美味しいのです。

         
         OTTO:牛の焼肉。薄いけど柔らかいですよ。

          
         デザートはココナッツプリン・レモンシャーベット・
         マンゴーのスフレ、そしてオマケのスイカ(運んできた
         ギャルソンがそう言ったのです

         焼いたり長く煮たり、夏のキッチン仕事はクーラーを
         がんがん効かせても大変。オサボリできたら嬉しい
         夏休みだもん、意味なく美味しいものを食べに行くのも
         たまには(たまかァ)いいじゃない (^_-)-☆