京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

収穫はいつ?

2008-08-08 22:54:46 | ちょっと立ち話
よそ様の実のりながら、毎年気になります。

        
        このお宅のプルーン、鉢植えなのですが年々大きく
        なっているように見えます。毎年たくさん実が成る
        のですが…

        
        今年も豊作のようです。毎年もう採らないと、と
        やきもきするくらい放っておかれています。最も
        腐ったり、落ちたりしているのは見たことがない
        ので、心配ご無用なんでしょうネ

        
        言わずと知れたレモン。2cm位の可愛いベビーが
        いくつか見え隠れ。いいなあ

        
        むべの垣根。この庭の無花果もかなりいい色具合に
        なっていましたが、実は覗き込んで写真を撮ったり
        すると誤解されますからね。李下に冠を正さず

        
        ゴーヤも実付きがいい野菜ですね。フェンスに次々に
        実がぶら下がります。成長が早いので、すぐに収穫し
        ているみたい

        
        バナナだってあるんだからって私が自慢する
        ことじゃないけど ちゃんと青い実が房状に
        成っています。コレ、採るのは難しそう

        美味しそうな実があちこちで大きくなってきました。
        食べられる実のなる木は楽しみ。持ち主は特に
                         

高原の花に会った

2008-08-07 23:58:33 | 
日ごろ都会ではお目にかかれない花たちを見つけるのも旅の楽しみ

        
        クサギ:クマツヅラ科
        秋には星型に開いた萼に付いた濃紺の実が美しい。

                
        イケマ:ガガイモ科
        蔓性で金平糖のような花がぶら下がっています。

        
        多分ナワシロイチゴ:バラ科
        蓼科の別荘地の石垣や道ばたの茂みの中に赤く光って
        いました。味はイマイチとか。

        
        ウバユリ:ユリ科
        広葉樹林の下によく育つという。蕾は上を向いているが
        開くと横を向き、平開しないので地味です。

        
        コマツナギ:マメ科
        山道を走っているとき目について「トメテ~
        で、慌ててパチリ でボケた

        
        キササゲ:ノウゼンカズラ科
        本物、初めて見ました。紐のように垂れ下がっているの
        がささげ(マメ)に似ている種です。これが名前の由来。

        まだ名前のわからない草花もたくさんあります。
        知ってる顔も知らない顔もご近所ではお目にかかれない
        ので、出会えるとハッピー

        
        オマケ
        カメラを上に向けたらり覗き込んだり、夢中でシャッター
        を押していたらなにやら背中に感じる視線
        「ワッたぬき
        猫ちゃんでした。このあたりの別荘のお嬢様猫かも。
        不審者を見るような目つきでジ~


四万(しま)温泉

2008-08-06 22:30:45 | 
群馬県の四万温泉に初めて行ってきました
四万の病を治すので四万温泉といわれ、硫黄の強い草津温泉に対して、
刺激を和らげるために「なおしの湯」と言われたそうです。

        
        四万温泉で一番古い宿、積善館に予約。
        この紅い橋は慶雲橋。「千と千尋の神隠し」の油屋と
        いう風呂屋のモデルになったのは道後温泉本館と言われ
        ていますが、風呂屋の入り口の赤い橋はココがモデルと
        言われているそうです。


橋を渡って本館の玄関へ。積善館は元禄4年(1691年)に
建てられ、現存する最古の湯宿。県の重要文化財に指定されています。
この玄関上の部屋には泊まれません。文化財ですから。
(湯婆婆が住んでいそうです)

        
        陽が落ちて灯りが点った古い宿と紅い橋は温泉宿の
        イメージも手伝って一層の雰囲気を醸します。


橋の右手の建物が「元禄の湯」 
勿論今でも使われています。脱衣場がなくて、手前の角(洗面台の
見えている所)で服を脱ぎ着します。ここも千と千尋に似ていますネ。

        
        山の斜面に沿って、本館の上に大正時代に建てられた
        山荘があり、さらにその上に新館があります。
        山荘も風格ある桃山様式の日本家屋でここも県の文化財
        に指定されています。
        
        フロントは新館にあり(旧暦の七夕でした)各館に大浴場、
        露天風呂があります。中でエレベーターを乗り継いで
        どの館にも行くことが出来ます。
        ちなみに宿泊したのは新館です。女将が美人で気さく、
        食事は懐石、とても美味しく、総合的に


温泉街を流れる四万川を少し登ると四万川ダム。

        
        ダム湖である奥四万湖。
        コバルトブルーの水の色が鮮やか。
        ダムから湖を一周することができます。
       

塩田平(しおだだいら)

2008-08-05 23:02:33 | 
塩田平は上田から別所温泉までの別所線沿線の一帯、
鎌倉時代から室町時代の文化財が多く残されているので、
「信州の鎌倉」と呼ばれています。

          
          別所温泉のはずれに安楽寺はあります。
          参道の入り口にさほど大きくはないけれど
          蓮池があり、白連で埋め尽くされています。


10年ぶりに訪ねたこの蓮池、前の道路が舗装されて
柵が出来たけれど、あとは何も変わらず、白だけの蓮が
ゆうらりゆうらりと風に揺れていました。

          
          白い蓮の花はさらに汚れなく清浄な雰囲気。
          まさに心が洗われるようです。


大きな葉が陽を透かしてすがすがしい。
蓮田って癒されますねえ。

          
安楽寺は八角三重塔で有名。          塩田平でもう一つ三重塔。
八角三重塔は長野県で国宝指定第一号。   弘法大師が開山と言われている前山寺。
そして八角は日本ではこの塔だけ。       この三重塔は二層と三層に縁や欄干が
                            なく、かえってすっきりと美しいので
                            「未完成の完成塔」と呼ばれています。

          
          前山寺の境内に黄色い花を付けた大きな木が
          あります。初めて見た木の花、何という木なの
          だろうと思ったらちゃんと札がかかっていました。
          「モクゲンジ」と言うのだそうです。

          ムクロジ科中国原産 別名はセンダンバノボダイジュ。
          英名はGolden rain tree(金の雨の木) 黄色い花びらが
          雨のように散るから。そう言えば地面に黄色い花びらが
          粉を撒いたように散り敷いていました。

          種で数珠を作るそうで、お寺に比較的多く植えられて
          いるそうです。
          名前も花も初めて知りました。
                   

花野

2008-08-04 23:27:36 | 
美ヶ原~八島湿原~霧が峰高原~車山高原~白樺湖~蓼科高原~茅野
これがヴィーナスライン。緑滴る爽快なドライブウエイです
特に車山~霧が峰あたりはなだらかな起伏が続き、360°の大パノラマ
が雄大で気分のいい区間。

          
          車山~霧が峰の高原はニッコウキスゲの群生地。
          今年は咲き始めが少し遅かったせいでまだ黄色い
          絨毯が見られました。

          
          ニッコウキスゲ:ユリ科 朝開いて夕方つぼむ
          一日花です。
          花が黄色で葉がすげ笠を作るすげに似ているので
          キスゲと言うのが名のいわれ。


ツリガネニンジン:キキョウ科         アザミ:キク科


カワラナデシコ:ナデシコ科          ワレモコウ:バラ科

高原の植物には秋の気配がクロスオーバー。夏の花・秋の花が咲き乱れています。
あと一週間もすればニッコウキスゲが姿を消し、すすきが穂を出し始めることでしょう。

吾亦紅すすきかるかや秋草のさびしききはみ君におくらむ  若山牧水

          
          松本から下りて来たので、3時をだいぶまわり、
          青空が翳ってしまっていたのが残念。
          ニッコウキスゲもお休みの準備に入っていたの
          かもしれません。

          
          キスゲの原を少し散策。暑い昼間だったらちょっと
          つらかったでしょうけど、陽が翳ったおかげで涼風も
          吹いて、気持ちのいい花野歩きでした。

なにとなく君に待たるるここちして出でし花野の夕月夜かな  与謝野晶子
          

安曇野(あづみの)

2008-08-03 22:51:50 | 
涼を求めて信州を一回りしてきました。
まずは安曇野の「ちひろ美術館」へ。

        
        いわさきちひろ(1918~1974)さんは「世界中の
        子供みんなに平和としあわせを」という願いを
        込めて子供を生涯のテーマとしました。


安曇野ちひろ美術館は、東京石神井のちひろ美術館の
開館20周年を記念して建てられたもの。
この地、松川村はちひろの両親(もともとは高岡の種苗商)
が開拓農民として暮らしていた地、ちひろも折々の訪れて
いたそうです。

        
        北アルプスを望みながらちひろさんの描いた無垢な
        子供たちを眺めていると心が洗われるようです。


ちひろ美術館の庭はブルーサルビアの絨毯。
花畑の向こうに見える小屋はちひろの黒姫山荘。

        
        穂高駅の踏み切りを渡ると「碌山美術館」
        日本の近代彫刻の祖、荻原守衛(碌山)の全作品と
        資料が保存、展示されている。ここ穂高で生まれ
        た碌山は日本のロダンと称され、将来を期待され
        ながら30歳で夭折。
        

美術館の入り口に掲げられている碌山の言葉。
「愛は芸術 相克は美なり」…難しいですねぇ

        
        大王わさび農場の横を流れる蓼川(たでがわ)に三つの
        水車小屋があります。黒澤明監督の映画「夢」のロケ
        地となった美しい水辺の風景が眺められます。


東京ドーム11個分のワサビ田に、北アルプスの涌水が
毎日12万トンも畑全体にから湧き出ているのだそうです

 
ランチを食べたお店で出たお水は「あづみ野涌水」でした。
わさび田名物・わさびソフトクリーム。ピリッとわさびを
感じる甘いソフトクリームでした。