京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

木陰

2008-08-18 22:37:32 | 季節のことば
きのうサボタージュランチをした店では、少し待たされました。
みんな外に出て順番を待っています。店の前は環八、でもプラタナスの
街路樹の内側にエンジュの並木の歩道があるところなのです。

        
        薄黄色い花がまだたくさん咲いていますが
        散った花びらが歩道を覆って、薄黄緑の絨毯のようです。
        エンジュの木陰は涼風が吹いて待ち時間も
        かえって心地よいひと時をくれました。

        
        花が散るとすぐに実がなります。数珠のような莢です。
        熟してもはじけないそうです。
        エンジュ:マメ科中国原産
        ニセアカシアとしてしられているハリエンジュとよく
        にていますが、実の形で一目瞭然です

        
        安曇野の碌山美術館でボダイジュの実を見つけました。
        細長いヘラ状の葉は苞葉といいます。この真ん中の
        葉脈がぶら下がって花や実の柄になっています。
    
        
        ボダイジュ:シナノキ科中国原産

        
        オーストリアのベルヴェデーレ宮殿にボダイジュの並木が
        ありました。黄金色に黄葉し、熟して茶色になった実が
        落ちていました。まさに苞葉の中心から伸びた柄に枯れた
        ような実がついていました。

        これがボダイジュの実と初めて知ったのでした。
        リンデンバウムと言われるセイヨウボダイジュでしょうね。
        いず~みに沿いーて 茂~るボダイジュ~のボダイジュです。
        
        ちなみに、お釈迦様はボダイジュの木の下で悟りを
        開いたと言われていますが、それはインドボダイジュ
        というクワ科の木だそうです