京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

秋の案内状

2008-08-31 23:12:37 | 季節のことば
大きな葡萄が出回り始めると、いつも「秋の紫」を思い出す。
ひとふさの葡萄を持てば君の手に流れるごとく秋の紫  福田栄一

        
        なんと大粒のアメジスト
        ピオーネといいます。イタリア語で開拓者という意味だそうです。
        生まれは昭和46年、初めはパイオニアと名づけられたとか。
        同じ意味でもイタリア語読みの方がお洒落。

        
        母の友人が岡山でピオーネを作っています。
        プロではありません。でも今やプロ級になりました。
        毎年、母に丹精こめた収穫を送ってくれます。
        母からのお福分けです。

        
        ピオーネの母は巨峰、父はカノンホール・マスカット。
        母のDNAは柔らかでジューシーな果肉と上品な香り、
        父のDNAは大きな粒と爽やかな風味、なんとみごとに
        掛け合わされたことでしょう。
        そして、種無しのピオーネをニューピオーネと呼び、
        主流になりました。人間はナマケモノねえ

       
       母がINOーTOにもお福分けしたようです。
       IMO-TOから早速「秋の紫」のはがきが来ました。
       まるで秋がそっと舞い込んだようです。