京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

堀 文子展

2007-06-14 21:22:02 | ギャラリー
ー画業70年 自然と共に生きてー

   
   大好きな堀文子さんの絵を見てきました。
   今年89歳。すごいですねえ

        
        これまでで最大規模の回顧展となったという。
        初期から今年描いた最新作までに加えて
        雑誌「サライ」に連載中の原画もあわせて、
        130点が展示された。

        図録の中から選りすぐりを載せてみた

 
トスカーナのはなたち           春

69歳の時、イタリア・トスカーナ地方のアレッツォにアトリエを持ち、
1年の半分はアレッツォで、半分は軽井沢のアトリエで過ごしていた。

           
           幻の花 ブルーポピー
           ブルーポピーを求めてヒマラヤに出かけたのは81歳の時
           堀文子さんはヒマラヤのブルーポピーを
           「神の子」と呼んだそうだ

           
           アフガンの王女
           人物をめったに描かない堀さん、とりわけ
           肖像画は一枚も描いていないと言っていい。
           が、これは誰かに似ていませんか?
           大切な友人という黒柳徹子さんがモデルという。
           難民救済活動をする黒柳さんを称え、メッセージを
           託しているらしい。

        
        2007年、そう今年の89歳の作品


あくなき好奇心の趣くままに世界中を旅し、愛して止まない花や自然を
描き続けるエネルギーに感動。静かな、優しい絵からは想像も
していなかったので圧倒された思いであった。ますます好きになった