京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

旧白州邸 武相荘

2007-06-20 22:24:59 | 小さな旅
白州次郎と正子夫妻が昭和18年から暮らした家。


武蔵と相模の境にあるこの地に、「無愛想」をかけて
「武相荘」と次郎が命名したという。

        
        鶴川村のこの地を気に入って買い求めた茅葺き屋根の農家
        夫妻は手を入れつつ亡くなるまでこの家を作り続けたという。

 
縁側部分                  玄関脇の大瓶に迎え花

        
        ギャラリーへの階段脇にもたっぷりの紫陽花が
        活けてありました。


お茶処の入口にも花がかけてあります。
随所にあしらった花がステキだったけれど
室内は撮影禁止だったので、残念ながらまぶたに刻んできただけです。
白州正子さんは「花あしらい」の著書もありますものね。

        
        小高い山の上の屋敷の周りは手を入れつつも
        自然のままの緑深い散策路が昔のまま。

白州夫妻の偉大な経歴を知ると共に信念のままに生きた二人を
武相荘と数々の遺品から知ることができました。
二人の暮らし方をまねすることなぞ到底できませんが、
なにか凛として、心地よい空間でした。

武相荘について