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ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




水上酒本店。台東区入谷1-20。1989(平成1)年3月26日

昭和通りから入谷金美館通り商店街に入ってじきに、右側にこの建物が目に飛び込んでくる。1900(明治33)年創業の水上(みずかみ)酒本店で、建物は1929(昭和4)年の建築。出桁造りの屋根を突き破る形で3階部分が乗っている。少し離れて見れば3階の屋根もかなり大きいことが分かり、完全な3階建てに見える。とにかくこんな外観の建物は他に知らない。
金美館通りは昔からの吉原への道筋らしいが、現在の道路は大震災後に整備された。空襲では入谷1丁目の北半分が焼けずに済んだようだ。

1991(平成3)年9月23日

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
これは凄い! (メタBOの若大将)
2009-07-06 09:04:18
こんなのは今まで見たことがないです
切妻の上に望楼が乗っている状態
これが入母屋だと初期の天守建築に近いと思ったんですが・・・・・
流石に東京 想像もしないような建築が残ってますね^^
 
 
 
>若大将様 (流一)
2009-07-06 20:00:15
私は洋館に見られる屋根から突き出した屋根裏部屋の窓を連想したことはありますが、天守閣といわれればそちらのほうが近いですね。木造3階建ての家は条例で禁止されていたという話がありますから、3階部分は屋根裏部屋だ、というふうに見せているのだと思います。とにかく珍しい建物です。
 
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