goo blog サービス終了のお知らせ 
ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




坂本青物店。江東区亀戸3-60。2005(平成17)年4月23日

蔵前橋通り(都道315号)と明治通り(都道306号)が交差するのが「亀戸4丁目交差点」。そこから南へ450mで総武線亀戸駅である。その交差点から蔵前橋通りの1本西の、北へ向かう横町の入り口に鳥居が立っている。亀戸香取神社の参道で、「香取大門通り」の商店街である。近年は「亀戸香取勝運(かちうん)商店街」を名乗っている。『江東おでかけ情報局>亀戸香取勝運商店街』によると、「江東区で最も古い歴史を持つ商店街で、元々は香取神社の境内だったという参道に端を発し、明治の頃から発展してきた」という。
スカイツリー(2012年開業)の観光客を呼び込もうと、商店を看板建築にして、昭和30年代の商店街を再現して観光地化する事業を始めた。香取大門通り会会長の発案で、江東区も後押ししたようである。2011(平成23)年春に一応の完成をみた。レトロな商店街が注目される時勢だから、悪くない発想とは思うが、買いたくなる商品が必要だろう。亀戸天神からの客が回ってくればいい、というところかもしれない。
上の写真は看板建築に改装するまえの商店の並び。右から、「坂本商店(八百屋)、丸定(味噌)、カトリ美容室、すみれ緑花園」



看板建築化した商店。ストリートビュー(2022.02)より。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« まりっぺ稲荷... 丸誠青果店、... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。