
熱帯魚大八。文京区根津2-35。1990(平成2)年5月6日
藍染大通りの北側の家並み。写真左から、旧・魚友、熱帯魚大八、理容有波、落合八百屋、根本診療所。
以下、『不思議の町 根津』(森まゆみ著、ちくま文庫、元本は1992年刊行)からの引き写しである。熱帯魚の看板の店は本書では「小島小鳥屋」。有波理髪店は昭和12年の開業で、俳優の大滝秀治や金子信雄が来ていたというがいつの話だろう。落合青物店がここに移ってきたのは戦後で、元は「すし仙」。有波理髪店と落合青物店の建物は2軒長屋かもしれない。その隣は、元は風鈴屋、さらに隣はつくだに屋だったという。

浅野商店。根津2-34。1990(平成2)年5月6日
1枚目の写真のすぐ東に続く家並み。左の3軒長屋は、住宅地図には「浅野酒店」のみの記載だ。以下、テート薬局、三盛タイプ商会、路地が入っていて33番地に根津工芸印刷所。
浅野酒店は『不思議の町 根津』では「浅野味噌店」で、大正3年の開業という。テート薬局も明治44年の開業という古い薬屋だ。
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やっぱりいい建物がいっぱいですねー。
もしよろしければ私のブログにリンクを晴らせていただいてもよろしいでしょうか。
リンクの件もありがたくお受けします。
いなばさんのブログを拝見しました。「角力」とは面白い表現ですね。貴ブログの発展を期待しています。
上野のしのばす池近くの酒屋さんがかなりの角力発揮していると思われます!
名前が飛んでしまいでてきません、、