ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




一色菓子店。台東区上野1-14。左:1989(平成元)年頃、右:2005(平成17)年4月1日

昌平橋通りの湯島中坂下交差点の北。写真の家並みの裏に黒門小学校がある。現在も写っている建物は変わらない。一色屋菓子店は『東京都の近代和風建築』(2009年)の一覧表には「構造=木造3階建、建築年=昭和2年」となっている。間口も広く、高さもあって目立つ建物だ。2013年に住宅用に改装されて表面は新しいパネルで覆われ、窓の上のアーチや建物両端上部の小さなレリーフなどの装飾が見られなくなってしまった。

下の写真はやはり昌平橋通りで、一色菓子店から南へ160mのところ。写真右の横町から右(南)は千代田区外神田になる。看板建築の瀬田氷店は、「エクセル湯島」(1996年9月築、7階建て11戸)という細長いマンションに建て替わっている。


瀬田氷店。上野1-5。1989(平成元)年頃

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