ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




油茂製油。千葉県香取市佐原イ3398。2003(平成15)7月20日

香取街道の忠敬橋と佐原三菱館の中間あたりにある出桁造りの家。「油茂製油(あぶもせいゆ)」という店で、ごま油とラー油を製造販売している専門店。現在も写真の外観と店先の様子は変わらず、地道に商売を続けているという感じだ。ネット販売が伸びているのかもしれない。
店のHPには、「当社は製油業として、創業以来350余年の歴史を有する老舗です。/戦前までは菜種油を搾油し、戦後は現在の22代目当主に至るまで頑固なまでに、数百年間受け継がれている「玉絞め」という、古式搾油法にこだわって製造を続けてきました」「現在、工場で使用している機械も大正年間から稼動しているものです」とある。
佐原まちぐるみ博物館」の「9号館 幕末の薫り漂う館」ということで、長持・銭箱・証文入れなどを展示している。
建物の建築年代などの情報はネットでは探せなかった。

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