ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





浅草今半。台東区西浅草3-1
1992(平成4)年6月7日

国際通りの公園六区入口交差点、かっぱ橋本通りとの角にある「浅草今半」の「国際通り本店」の旧店舗。浅草今半は昭和3年3月に雷門の店から分離独立して、このビルを建てて開店した。
一見してそんな昔の建物には見えないが、左の写真が浅草今半のHPにも出てくる建築当時のもの。すき焼きの店だから和食を意識して、一階は和風に改装している。昭和3年に建てたころは、肉といえば西洋のものという明治の気分が残っていて、洋館の建物にしたのかもしれない。
現在の建物は2008年に建て替えたもので、10月の開店。旧店舗を再現したようなデザインにしている。つくばエクスプレスが2005年8月に開通して、その浅草駅の出入り口が浅草今半の右のYS-2ビル(1999年3月築)に出来た。

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