ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




瀧亭。中央区新富1-11。1987(昭和62)年4月29日

新大橋通りと平成通りの間を平行する裏通りで、写真右奥が新金橋の通りとの三叉路。この古い家並みは写真中央の看板建築が住宅に建て替わった以外は変っていない。建て替えたのではなく改修したのかもしれない。写真左の日本家屋はなにやら料亭のようにも見えるが普通の民家である。あるいは待合だったのかもしれないがそのような記載の地図は目にしていない。
2棟の看板建築の間に門があり、その奥が「瀧亭(りゅうてい)」。瀧亭は『食べログ』では懐石料理などの料理屋らしいのだが、投稿者がなく情報がまったくない。固定客を相手にひっそりと営業しているのだろうか? 戦前の火保図では「待合」。
看板建築の右の日本家屋は二軒長屋で、その右側の家が現在は「仲宮里」という沖縄料理の居酒屋だ。その右は通りとの角で日本そばの「更科丸屋」。


2007(平成19)年2月7日

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