ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




石田電機。神奈川県鎌倉市腰越3-20。1992(平成3)年5月3日

腰越通りの真ん中あたりで、飲食店もけっこうあってしらす丼が目当てならこの辺りで適当な店を選べそうだ。写真の家は石田電機という会社で、後ろに住居がくっついている。看板建築といってよさそうだが割と近年の改装のように見える。右後ろで外側に出っ張っているのが特徴。その部分の幅は柱一本分にしか見えず、わざわざ窓を設けたことも含めて、見た目を良くするための造作と見える。確かに良くなっている。
中央に写っている街灯は今は取り換えられている。


オーダーのある民家。腰越3-22
1992(平成3)年5月3日

石田電機から東へ少し行った並びにある家。コリント式のオーダーが2本宙吊りになっている。それがなければ割と最近建った住宅としてしまうところだ。オーダーは一階の右側を車庫に改装する際に切り取られたものだろう。その前は左右対称のファサードで、オーダーの間に玄関があったに違いない。喫茶店かブテイックだったとすれば外観と合いそうに思うが、少し凝った装飾を取り付けた住宅としても特に問題なさそうな……。

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