ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




木屋。千代田区神田小川町1-8。1987(昭和62)年9月13日

本郷通りの小川町交差点のすぐ北を東へ入ったところ。銅版張りの看板建築とモルタル塗の看板建築が並んでいる。店は左から、麻雀荘の木屋、桜鍋などの近江食堂、そして本郷通りとの角が深見酒店
木屋の建物は今も健在である。昭和25年頃の火保図に載っている。日大、中大の学生相手に開店したのだろうか。今は袖看板を外し、玄関わきに置かれた看板も出ていないので営業していないのかもしれない。しかし、ドアの「麻雀Kiya」の文字ははっきりしているし、外の鉢植えも手入れがされている。
近江と深見酒店は同じ1棟の建物に見える。現在は「神田小川町東誠ビル」(1991年2月築、11階建)。

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