ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




田代果物店。静岡県伊東市中央町。2006(平成18)年11月25日

通りに「猪戸通商店街」のゲートがかかっている。いちょう通りの交差点から南へ、寺田川の温泉橋まで、猪戸1・2丁目の東に沿った通りである。写真は、湯の花通り-キネマ通りと宵町通りの間。
「猪戸(ししど)」のシンボルが猪(いのしし)ということらしく、街灯には丸の中に猪が描かれた模様がある。猪戸通りの北の入口に当たるスルガ銀行の駐車場には猪の銅像があり、猪戸通りの由来を書いたプレートが台座についている。また、南の入口である温泉橋の親柱には猪の飾り物が乗っている。
現在はゲートが取り外され、街灯まで別のものに取り換えられた。




上:杉本商店。伊東市中央町
2006(平成18)年11月24日
左:スナックM。2015(平成27)年1月19日

杉本商店は1枚目写真のゲートの後ろに写っている。間口の大きい立派な出桁造りの商家で、看板に「創業大正八年」とあるから、畳屋を開業してそろそろ100年を迎えるという老舗。
シネマ通りの南に「宵町通り」という横町があって飲み屋街になっている。写真のスナックは宵町通りのさらに1本南の路地にあるが、同じ飲み屋街の1軒といっていい。

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