ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




荒庄鳴河。日本橋大伝馬町14。1988(昭和63)年3月13日

荒庄鳴河は以前、富沢町のビルを取り上げたが、こちらは大伝馬町のビル。写真右の道がみどり通りで奥に行くとじきに江戸通りの鞍掛橋交差点のすぐそばに出る。
昭和30年頃の火保図では「蝶矢、マルト莫大小」、昭和61年の住宅地図では「松本繊商」。建物は戦後の建築かもしれない。


蝶矢シャツ。日本橋大伝馬町15。1988(昭和63)年3月13日

手前の交差点は1枚目の写真と同じところ。右奥へ行くと蝶矢のビルのすぐ右が松井ビルで、そこから横山町になる。この境界が浜町川の中央だったわけで、道路は緑橋で渡していた。つまり、蝶矢のビルは戦後まもなく浜町川を埋め立てた跡に建てたものだ。

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