カボチャを使った『いとこ煮』
カボチャの収穫が始まったので、カボチャの料理を作ってみました。
小豆が無かったのでツタンカーメンの豆を使いました。
① カボチャ600gを洗って一口大に切る。
② ツタンカーメンの豆100gをたっぷりの水を加えて柔らかくなるまで煮て、ザルで水を切り取り置く。
③だし汁800mℓ・醤油大匙1・塩小匙1/2・みりん大匙1にカボチャを加えて煮立てる。
④煮立ったら火を弱めて、カボチャが柔らかくなれば、②のゆで小豆を加え、煮汁がなるまで煮て、味を十分に浸みこませる。
*豆は大豆や丹波の黒豆等でも良い。
いとこ煮とは、小豆などを煮た料理で、各地に伝わる郷土料理で、栃木県・富山県・新潟県・山口県・京都長岡京市に伝わるものが知られている。素材を煮えにくいものから追々入れていくことから、「おいおい」を「甥甥」すなわちいとこにかけたものが語源や、カボチャと小豆は同じ甘い物同士で『いとこ』の関係とか。
北陸地方のいとこ煮・・・・根菜類(大根・人参・里芋・ごぼうやコンニャク・油揚げなどを煮たものに、あらかじめ下ゆでした小豆を加えて、味噌や醤油などで味付けしたもの。浄土真宗の開祖で、親鸞の命日である報恩講が営まれるが、その際の精進料理の一つ。
萩のいとこ煮・・・・少量の醤油を加えた昆布出汁で小豆を、形を崩さないように甘く煮たものに、かまぼこ・林檎・椎茸などを加えたもので、冠婚葬祭の際の料理として饗される。かまぼこや椎茸の入ったぜんざいのような感じで甘みは少なく会席料理の一品である。
京都長岡京のいとこ煮・・・元来は小豆とカボチャを煮て、醤油と味噌で味を付けるのですが、長岡京はそこへナスを入れる。
京都美山のいとこ煮・・・サツマイモとあずき。
昨年の昨日のブログ
*ネギと鯖缶の炊いたん
今、ネギの収穫が始まり今日は簡単に鯖の缶詰と炊きました。
① ネギを洗い、3~4cmに切り鍋に入れる。
② 鍋に①を入れ煮て、しんなりしたら、鯖の缶詰をほぐして入れ、味が薄ければ、醤油・鰹節をまぶして出来上がり。