不世出のホルン奏者であるデニス・ブレインの室内楽を中心とするアルバムを聴きました。
<曲目>
ベートーヴェン:六重奏曲変ホ長調Op.81b
シューベルト:「流れを下る船上で」D.943
モーツァルト:ディヴェルティメント第14番 K270
ハイドン:ホルン協奏曲第1番ニ長調
クック:アリオーソとスケルツォーソ
イベール:3つの小品
ミヨー:組曲「ルネ王の炉辺」他
<演奏>
D.ブレイン(ホルン)、A.シヴィル(ホルン)
P.ピアーズ(テノール)、G.マルコム(ピアノ)
イギリス弦楽四重奏団、 ブレイン・アンサンブル、 BBCミッドランド管弦楽団ほか
最近、実はホルンの音楽にはまっています。
とりわけデニス・ブレインの素晴らしさはモーツァルトのホルン協奏曲の名演等で知っていましたが、室内楽を中心とする今回のアルバムを聴いてみて、やっぱりデニスは天才ですね。
私にとって初めて聴く曲も多かったのですが、あっという間の80分でした。
冒頭のベートーベンは同僚のシビルとの掛け合いが見事です。
続くシューベルトの歌曲では、ピアーズの柔らかな声に聞き惚れますが、伴奏であるデニスも本当に素晴らしいうたを聴かせてくれます。
でも、このアルバムの一番のききものはハイドンのホルン協奏曲ではないでしょうか。
天馬空を行くといった風情で自在に吹かれるホルンの何と素晴らしいこと。
それでいてどことなく気品を感じさせる演奏、それがデニスの凄いところですね。
あまり演奏される機会は少ない曲だと思いますが、即「私のお気に入り?」に入りました。
その他の曲も、みんな楽しめる演奏ばかりです。
中でも管楽五重奏で演奏されるイベールの3つの小品は、とても良い曲ですね。
でもこの演奏が亡くなる直前のものだと考えると、本当に辛いです。
また、最後のトラックにはデニス自身の解説と実演による「ホルンの進化?」が入っていて、これもとっても興味深いものです。
最後にどうしても触れておきたいことは、このCDの録音が素晴らしいことです。
モノラル録音なのですが、デニスのホルンはもちろん、クラリネット・オーボエ等の音も非常に良い音で録られています。
このような名演奏が良い音で残されたことは、本当に幸せです。
広く皆さんにも聴いていただきたいと思います。
<曲目>
ベートーヴェン:六重奏曲変ホ長調Op.81b
シューベルト:「流れを下る船上で」D.943
モーツァルト:ディヴェルティメント第14番 K270
ハイドン:ホルン協奏曲第1番ニ長調
クック:アリオーソとスケルツォーソ
イベール:3つの小品
ミヨー:組曲「ルネ王の炉辺」他
<演奏>
D.ブレイン(ホルン)、A.シヴィル(ホルン)
P.ピアーズ(テノール)、G.マルコム(ピアノ)
イギリス弦楽四重奏団、 ブレイン・アンサンブル、 BBCミッドランド管弦楽団ほか
最近、実はホルンの音楽にはまっています。
とりわけデニス・ブレインの素晴らしさはモーツァルトのホルン協奏曲の名演等で知っていましたが、室内楽を中心とする今回のアルバムを聴いてみて、やっぱりデニスは天才ですね。
私にとって初めて聴く曲も多かったのですが、あっという間の80分でした。
冒頭のベートーベンは同僚のシビルとの掛け合いが見事です。
続くシューベルトの歌曲では、ピアーズの柔らかな声に聞き惚れますが、伴奏であるデニスも本当に素晴らしいうたを聴かせてくれます。
でも、このアルバムの一番のききものはハイドンのホルン協奏曲ではないでしょうか。
天馬空を行くといった風情で自在に吹かれるホルンの何と素晴らしいこと。
それでいてどことなく気品を感じさせる演奏、それがデニスの凄いところですね。
あまり演奏される機会は少ない曲だと思いますが、即「私のお気に入り?」に入りました。
その他の曲も、みんな楽しめる演奏ばかりです。
中でも管楽五重奏で演奏されるイベールの3つの小品は、とても良い曲ですね。
でもこの演奏が亡くなる直前のものだと考えると、本当に辛いです。
また、最後のトラックにはデニス自身の解説と実演による「ホルンの進化?」が入っていて、これもとっても興味深いものです。
最後にどうしても触れておきたいことは、このCDの録音が素晴らしいことです。
モノラル録音なのですが、デニスのホルンはもちろん、クラリネット・オーボエ等の音も非常に良い音で録られています。
このような名演奏が良い音で残されたことは、本当に幸せです。
広く皆さんにも聴いていただきたいと思います。
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