昨夜の紹興酒の飲みすぎで、今日の午前中はさすがにブルー。午後から少し回復しましたが、調子が出てきた頃には既に夜の9時。いい年をして恥ずかしいことです。
大変美味しいお料理と年代モノ(?)の紹興酒でしたが、さすがに会話がはずみ、歯医者のコップ状態(置くとすぐに満タンになる!)が続くと、こんな結果になるのですね。反省反省。
さて、今夜聴いた曲は、ブラームスの2つのラプソディです。
大学時代、クラブの部内演奏会でロドリーゴのギター協奏曲「ある貴紳のための幻想曲」(抜粋)を弾いたことがあるのですが、そのときクラブの仲間にピアノ伴奏をお願いしました。
本番を控えた練習の合間に、その仲間が弾いてくれたのがこの曲(2番ト短調のほう)です。
「ケンプのように弾きたいけど、どうしても上手く弾けない」なんていいながら、達者に聴かせてくれました。当時私は初めてこの曲を聴いたのですが、「おお、ブラームスだ」と感心したことを良く覚えています。
その後、ケンプ、バックハウス、グールドとこの曲についても聴く機会が増えましたが、その中では詩情豊かなケンプがやはり最も素敵でした。
ただ、現在の私のファーストチョイスは、アルゲリッチ盤です。アルゲリッチが弱冠19歳のときの録音(グラモフォンデビューのアルバム)ですが、もう既に彼女のスタイルが刻印されています。
天性としか言いようのないテンペラメント溢れる演奏、これぞラプソディだと感じます。
第二主題の豪快な表現と、展開部でみせる神秘的なうた。この対比の妙こそがアルゲリッチそのものです。自由奔放に弾いているようでいて、弾いた軌跡が見事な音楽になっている。やはり天才の為せるわざですね。
大変美味しいお料理と年代モノ(?)の紹興酒でしたが、さすがに会話がはずみ、歯医者のコップ状態(置くとすぐに満タンになる!)が続くと、こんな結果になるのですね。反省反省。
さて、今夜聴いた曲は、ブラームスの2つのラプソディです。
大学時代、クラブの部内演奏会でロドリーゴのギター協奏曲「ある貴紳のための幻想曲」(抜粋)を弾いたことがあるのですが、そのときクラブの仲間にピアノ伴奏をお願いしました。
本番を控えた練習の合間に、その仲間が弾いてくれたのがこの曲(2番ト短調のほう)です。
「ケンプのように弾きたいけど、どうしても上手く弾けない」なんていいながら、達者に聴かせてくれました。当時私は初めてこの曲を聴いたのですが、「おお、ブラームスだ」と感心したことを良く覚えています。
その後、ケンプ、バックハウス、グールドとこの曲についても聴く機会が増えましたが、その中では詩情豊かなケンプがやはり最も素敵でした。
ただ、現在の私のファーストチョイスは、アルゲリッチ盤です。アルゲリッチが弱冠19歳のときの録音(グラモフォンデビューのアルバム)ですが、もう既に彼女のスタイルが刻印されています。
天性としか言いようのないテンペラメント溢れる演奏、これぞラプソディだと感じます。
第二主題の豪快な表現と、展開部でみせる神秘的なうた。この対比の妙こそがアルゲリッチそのものです。自由奔放に弾いているようでいて、弾いた軌跡が見事な音楽になっている。やはり天才の為せるわざですね。
あははは・・・!
この話題なら私ついていけます^^
ブラームスはアルゲリッチです!
>自由奔放に弾いているようでいて
そう、そう、でもきっちり決まってるんですよねえ。きっちりっていのはふさわしくありませんが・・・、ダイナミックさと繊細さを兼ね備えた演奏ですね。
今私ブラームスの二台に悪戦苦闘中ですが、このアルゲリッチも素晴らしい。
こんばんは。いつもありがとうございます。
変わった表現をしてしまいましたが、本当に美味しい紹興酒でした。グラスを空ける、グラスを置く、気がついたら満タンになっている、またグラスを空ける・・・という循環を2時間にわたってくりかえしたようです。
さすがに昨日はいったん反省したのですが、一晩寝たら、美味しかったことだけを覚えていました。我ながら、よほど懲りない性格のようです。
こんばんは。コメントありがとうございました。アルゲリッチのブラームス、素敵ですよね。欲をいえば、コンチェルトを1番・2番どちらでも良いから弾いて欲しかった!(まだ可能性はありますよね)
ところで、今度は2台のソナタを弾かれるんですか。ハーモニーが多彩で難しい曲だと思いますが、名曲だと思います。是非聴かせてください。
ところでromani様は、ギター(それもクラシックで)演奏出来るなんて、素敵ですね。今も演奏されますか?きっと楽しいでしょうね。羨ましいなぁ~。
いつもありがとうございます。
ジャケットのこと鋭いですね。もう10年以上前に買いました。それも珍しく国内盤で。ところで現在オリジナルスとして出ているものは、これにリストのソナタまで入っているんですよ。それで1,000円台前半。「うーん」と思ってしまいますが、仕方ないですね。
ギターは最近なかなか時間がなくて弾けていないんですが、そろそろ、またやってみようかと思っています。ギターとの出会い等については、またブログで書きますね。