今日も暑い一日でしたね。午前中たまっていた仕事を会社で捌いてから、午後はずっと楽しみにしていたバッハのカンタータを聴きに、いざカザルスホールへ。
おさかな♪さんのご好意でチケットをご用意いただき、久しぶりにカザルスホールの中に入りました。
以前とまったく変わっていません。何と素晴らしい雰囲気のホール!
<日時>2005年7月31日(日)
<場所>日本大学カザルスホール
<曲目>
(下記の第二部ガラコンサートから聴きました)
バッハ カンタータ147番「心と口と行いと生きざまをもって」
源田俊一郎 ふるさとの四季
<演奏>
指揮:宇賀野剛史
千代田区民音楽協会管弦楽団
千代田区民音楽協会合唱団
中野ひかり(オルガン)
日曜日の午後に、カザルスホールでバッハのカンタータそれも147番を聴けるなんて、本当に幸せです。
今日の演奏も、手作りのよさがにじみ出てくるような暖かい演奏でした。皆で楽器を持ち寄って、歌える人は歌って、その他の人は気持ちをあわせて聴く。バッハの時代もきっとこんな感じだったんでしょうね。
147番は、ヴァイマール時代に書かれたカンタータの中の最後をかざる幸福感に満ちたカンタータです。そして、なによりも2回歌われるコラール「主よ、人の望みの喜びよ」で有名ですよね。
印象に残っている部分をコメントします。
オープニングの第1曲は、出だしが少し硬い感じがしましたが、次第にほぐれて祝典的な良い感じになってきました。
第3曲は、オーボエとファゴットのデュエットがとても美しい。
第4曲は、バスのレチタティーボがとても素晴らしかった。第2部の第9曲のアリアも見事でした。このバスの方、とても素晴らしい声です。
第6曲は、誰でも知ってる名コラール「主よ、人の望みの喜びよ」です。最初に指揮者が少し押さえるように指示したのは大正解。どうしても美しいコラールだけに最初から歌いすぎるんですが、これをやってしまうと全体にとても平板な演奏になってしまいます。よく流れる素敵な演奏だと感じました。
第7曲は第二部の最初の曲で、通奏低音を受け持つチェロが3連符の連続で難しいところですが、よく頑張って弾いておられたと思います。私も心の中で「頑張って!もう少しだよ」って一緒に弾き続けていました。
終曲は、もう一度あのコラールです一回目よりさらに祈りの気持ちが強く伝わるような素晴らしい演奏でエンディング。
私は今日のコンサートの間、ずっと心の中で歌い、またトランペットをオーボエをヴァイオリンを、また通奏低音を弾いているような気持ちでした。(もちろん、実際は全く吹けないし、弾けないんですが・・・)
木のにおいがするカザルスホールで、同じように木のにおいがする手作りの演奏を聴かせてもらって、幸せなひとときを過ごすことができました。
おさかな♪さん、本当にありがとう!
それから、今日のコンサート、続いて演奏された源田俊一郎さん編曲による「ふるさとの四季」(全部で12曲です。1年をイメージしているのかなぁ)が本当に素晴らしかった。
オケもコーラスも、バッハの時以上にのびやかにかつ活き活きとした演奏で、聴き手にもそのリラックスした雰囲気が良く伝わってきました。
「日本の歌」って良い曲が多いんだなあと改めて実感。
とくに、最後の「故郷」は最初のコーラスだけの部分、その後オケが入ってきた後の充実した表情いずれも最高でした。
おさかな♪さんのご好意でチケットをご用意いただき、久しぶりにカザルスホールの中に入りました。
以前とまったく変わっていません。何と素晴らしい雰囲気のホール!
<日時>2005年7月31日(日)
<場所>日本大学カザルスホール
<曲目>
(下記の第二部ガラコンサートから聴きました)
バッハ カンタータ147番「心と口と行いと生きざまをもって」
源田俊一郎 ふるさとの四季
<演奏>
指揮:宇賀野剛史
千代田区民音楽協会管弦楽団
千代田区民音楽協会合唱団
中野ひかり(オルガン)
日曜日の午後に、カザルスホールでバッハのカンタータそれも147番を聴けるなんて、本当に幸せです。
今日の演奏も、手作りのよさがにじみ出てくるような暖かい演奏でした。皆で楽器を持ち寄って、歌える人は歌って、その他の人は気持ちをあわせて聴く。バッハの時代もきっとこんな感じだったんでしょうね。
147番は、ヴァイマール時代に書かれたカンタータの中の最後をかざる幸福感に満ちたカンタータです。そして、なによりも2回歌われるコラール「主よ、人の望みの喜びよ」で有名ですよね。
印象に残っている部分をコメントします。
オープニングの第1曲は、出だしが少し硬い感じがしましたが、次第にほぐれて祝典的な良い感じになってきました。
第3曲は、オーボエとファゴットのデュエットがとても美しい。
第4曲は、バスのレチタティーボがとても素晴らしかった。第2部の第9曲のアリアも見事でした。このバスの方、とても素晴らしい声です。
第6曲は、誰でも知ってる名コラール「主よ、人の望みの喜びよ」です。最初に指揮者が少し押さえるように指示したのは大正解。どうしても美しいコラールだけに最初から歌いすぎるんですが、これをやってしまうと全体にとても平板な演奏になってしまいます。よく流れる素敵な演奏だと感じました。
第7曲は第二部の最初の曲で、通奏低音を受け持つチェロが3連符の連続で難しいところですが、よく頑張って弾いておられたと思います。私も心の中で「頑張って!もう少しだよ」って一緒に弾き続けていました。
終曲は、もう一度あのコラールです一回目よりさらに祈りの気持ちが強く伝わるような素晴らしい演奏でエンディング。
私は今日のコンサートの間、ずっと心の中で歌い、またトランペットをオーボエをヴァイオリンを、また通奏低音を弾いているような気持ちでした。(もちろん、実際は全く吹けないし、弾けないんですが・・・)
木のにおいがするカザルスホールで、同じように木のにおいがする手作りの演奏を聴かせてもらって、幸せなひとときを過ごすことができました。
おさかな♪さん、本当にありがとう!
それから、今日のコンサート、続いて演奏された源田俊一郎さん編曲による「ふるさとの四季」(全部で12曲です。1年をイメージしているのかなぁ)が本当に素晴らしかった。
オケもコーラスも、バッハの時以上にのびやかにかつ活き活きとした演奏で、聴き手にもそのリラックスした雰囲気が良く伝わってきました。
「日本の歌」って良い曲が多いんだなあと改めて実感。
とくに、最後の「故郷」は最初のコーラスだけの部分、その後オケが入ってきた後の充実した表情いずれも最高でした。