小菅優さんというピアニストをご存知ですか?
小菅さんは、1983年東京生まれの今年22歳になるまだ若いピアニストですが、
10代の頃からヨーロッパに住み研鑚を積みながら、 次々と演奏活動を重ねてきました。
2年程前に、TBS系列の「情熱大陸」というテレビ番組でも紹介されているようなので、ご存知の方も多いと思います。(残念ながら私はこの番組を見れなかったのです・・・。(泣) 誰か見せてくれる人いないかなあ)
私は、実演では、読売日響のマチネーコンサートで2回協奏曲を聴きました。
曲目は、一昨年はベートーベンの3番、昨年はモーツァルトの21番です。
いずれの協奏曲とも、素晴らしい演奏でした。
こうと決めたら豪快に突き進む思いっきりの良さと、繊細な感性を併せ持ち、それをいとも簡単に実現する高度のテクニックと美しい音色を持っていることが、小菅さんの特長です。
それと、協奏曲では、自分がピアノを弾いているときはもちろん、オーケストラだけの部分であっても、今にも指揮でも始めるんじゃないかと思う位音楽の中に入り込んでしまいます。
そのときの彼女の表情が、また素晴らしい。
この、自然体でスケールの大きな音楽が、小菅さんの最大の魅力でしょう。
今年度のマチネーでは、7月にチャイコフスキーのピアノコンチェルトを聴かせてくれることになっており、今から楽しみです。
また、彼女の演奏したCDも既に6枚ほど発売されていますが、最新作の「ショパンの前奏曲集」を除き、全部聴きました。(この前奏曲集もすぐに聴きたいのはやまやまなのですが、正直に告白すると、7月のコンサートのときにCDを買って、そのときにサインをしてもらおうと目論んでいるのです。)
今まで聴いた小菅さんのCDの中では、弱冠16歳で演奏した「ショパンのエチュードop10&25全曲」のアルバムが一番好きです。
作品10の第1曲から本当に輝かしい演奏で、第2曲以降も圧倒的なテクニックの冴えをみせてくれます。豪快でありながら、デリケートな部分の表現にもまったく不足していない。ドイツの音楽批評誌「フォノ・フォルム」で最高評価の5つ星が与えられたのも当然だと思います。
現在、ショパンのエチュードについては、ポリーニ、伊藤恵さんの演奏と並んで、小菅さんのCDが私にとっての大切な1枚になっています。
P.S
昨日ファンクラブからきたメールで、昨年末に小菅さんのお母さまが亡くなられたことを知りました。
悲しみを乗り越えて、一回り大きな、名実ともに日本を代表するピアニストになっていただきたいと思います。
小菅さんは、1983年東京生まれの今年22歳になるまだ若いピアニストですが、
10代の頃からヨーロッパに住み研鑚を積みながら、 次々と演奏活動を重ねてきました。
2年程前に、TBS系列の「情熱大陸」というテレビ番組でも紹介されているようなので、ご存知の方も多いと思います。(残念ながら私はこの番組を見れなかったのです・・・。(泣) 誰か見せてくれる人いないかなあ)
私は、実演では、読売日響のマチネーコンサートで2回協奏曲を聴きました。
曲目は、一昨年はベートーベンの3番、昨年はモーツァルトの21番です。
いずれの協奏曲とも、素晴らしい演奏でした。
こうと決めたら豪快に突き進む思いっきりの良さと、繊細な感性を併せ持ち、それをいとも簡単に実現する高度のテクニックと美しい音色を持っていることが、小菅さんの特長です。
それと、協奏曲では、自分がピアノを弾いているときはもちろん、オーケストラだけの部分であっても、今にも指揮でも始めるんじゃないかと思う位音楽の中に入り込んでしまいます。
そのときの彼女の表情が、また素晴らしい。
この、自然体でスケールの大きな音楽が、小菅さんの最大の魅力でしょう。
今年度のマチネーでは、7月にチャイコフスキーのピアノコンチェルトを聴かせてくれることになっており、今から楽しみです。
また、彼女の演奏したCDも既に6枚ほど発売されていますが、最新作の「ショパンの前奏曲集」を除き、全部聴きました。(この前奏曲集もすぐに聴きたいのはやまやまなのですが、正直に告白すると、7月のコンサートのときにCDを買って、そのときにサインをしてもらおうと目論んでいるのです。)
今まで聴いた小菅さんのCDの中では、弱冠16歳で演奏した「ショパンのエチュードop10&25全曲」のアルバムが一番好きです。
作品10の第1曲から本当に輝かしい演奏で、第2曲以降も圧倒的なテクニックの冴えをみせてくれます。豪快でありながら、デリケートな部分の表現にもまったく不足していない。ドイツの音楽批評誌「フォノ・フォルム」で最高評価の5つ星が与えられたのも当然だと思います。
現在、ショパンのエチュードについては、ポリーニ、伊藤恵さんの演奏と並んで、小菅さんのCDが私にとっての大切な1枚になっています。
P.S
昨日ファンクラブからきたメールで、昨年末に小菅さんのお母さまが亡くなられたことを知りました。
悲しみを乗り越えて、一回り大きな、名実ともに日本を代表するピアニストになっていただきたいと思います。