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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

最近、あり余っているお金で買ったもの 

2015-04-01 01:52:58 | ラブレター
 年度末で資産の整理をした結果、現金や預金などが大幅にだぶつき、そのほとんどが遊んでいることに気づいた。
 何か使い道はないかなとネット上で探していたら、30万トン級の新造クルーザー(いわゆる豪華客船)が売りに出ていることがわかり、執事に命じて早速購入の手続きに入らせた。

          
 
 船を動かすスタッフを探していたら、かつて、クイーン・エリザベス号を操ったことがあるという男が、リバプールの郊外でゴロゴロしているのを知って、彼をカピタンにし、その他の人選は彼に任せることにした。千人単位のスタッフを直接集めるより、彼の動かしやすい連中をつけたほうが良いチームが出来るだろう。金に糸目は付けぬから、各分野で最高のスタッフを集めろと指示しておいた。
 とくに料理はこれ以上ないというものを出せるように、できればミシュランの三つ星店のシェフを全部集めろといっておいた。

          

 買った以上、具体的に航海させねばならないので、まずはこの船が現在就航しているどの豪華船よりも優れたサービス機能をもっていることを世界中の大富豪(一般的にいわれているそれで、私に比べれば大したこともない連中ばかりだが)やセレブリティに知らせるべくDMを送ったら、気の早いAUEの王族の一人から、ぜひ初航海に乗せろと言ってきた。

          

 しかし、そうはいかない。
 初航海の予定はすでに決めているからだ。
 私の直接間接の知人たちを招待して、世界一周をするつもりだ。
 これを読んでおるあなたもその対象だ。
 もちろん料金は取らない。
 いや、むしろ、多忙なのに参加してくれるのだから、一日ン万円の日当をつけようかと思っている。

          

 え?私? 私ももちろんご一緒するつもり。
 それならやめた? そんな人は来なくてもよろしい。

          

 いまや世界各地がいろいろ物騒だから、セキュリティの方面でも気を使っている。
 昨日、防衛庁の中谷を呼びつけて、イージス艦何隻かで護衛体制を取るよういいつけた。
 もちろん私の船から見える範囲でうろちょろされるのは景観を台無しにするから、必要なときに飛んでこれる範囲内で密かに警護するよういっておいた。
 ついでに、辺野古でのやり方は目に余るから直ちに手を引くようにともいっておいた。

 これだけのものを動かすのは大変だが、なんとか目処はついた。
 初航海はやはり、41日にしようと思っている。

 
コメント (1)
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