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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

絵に描いた寝正月と1月の紅葉

2009-01-02 23:42:58 | よしなしごと
 たくさんの方からお年賀のご挨拶をいただきました。
 いちいちご返事できなかった方もいます。
 誠に申し訳ありません。
 横着して、まとめてお返しのご挨拶をさせていただきます。

 昨日は、絵に描いたような寝正月でした。
 一応朝起きて、雑煮を祝い、おせちを肴にお屠蘇代わりの大吟醸などをいただいたのですが、さほど飲まなかったのにいい機嫌で、ちょっと仮眠ぐらいのつもりでベッドに入ったのですが、気がついたらもう午後も遅い時間。

 出さなかったのに来た賀状に返事をしたため、150メートル程離れたポストに投函に。

 
 
 ついでに思い立って、すぐ近くの鎮守様に初詣、無人の神社は時間が時間とあってひと気がありません。
 鳥居をくぐろうとすると、出てくる人がいたので、「おめでとうございます」と声を掛けたら、瞬間、驚いたように一息あってからぼそぼそと返事がかえってきました。この辺の田舎では、かつては見知らぬ人とでも出会いに挨拶をしたものだが、今では稀なようです。

 拝殿は無人でしたが、今年は家族関係に変動が見られそうな要因がいろいろあるので、それらが無事に進みますよう祈念して多少賽銭をはずみました(いくらかは内緒)。
 むろんどこかにいる神様が、万事巧く取りはからってくれるなどと虫のいいことは考えていませんが、自分に対する鼓舞激励と決意の明確化のようなものです。
 神は私にとってはその証人のようなもので、天地神明に誓うというのも私の中では死語ではありません。
 いてみれば、他者の視線の内面化のようなものです。
 
 

 拝礼を済ませて回れ右をすると、今度は親子連れ三人がやってくるのとすれ違いました。
 やはり「おめでとうございます」と声を掛けると、今度は元気のいい挨拶が返ってきました。先ほどの分が帳消しになったようでいくぶん気が晴れました。

 というようなことで、さしてとくに記すべきこともない正月ではありました。やはり、目出度さも「中ぐらい」がいいのかも知れません。

 今年の抱負などというのは特にありません。
 だんだん、だらしなくなってきて、自分に負荷をかけないと読書や勉強が進まないようなので、少し背伸びをしてみようかなどと思ってはいます。
 背伸びをしないと腰が曲がって来る年なのです。

 *写真はツツジとユキヤナギの紅葉。
  紅葉というと秋や晩秋と思われがちだが、全ての植物がセーノーと
  紅葉するわけではありません。そんなわけで一月でも綺麗なものも
  けっこうあります。
  またカエデやモミジやナナカマドばかりが美しいわけでもありません。
  身近にも美しく紅葉するものがたくさんあるようです。
  いずれも、1月2日撮したものです。




コメント
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