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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

「お~い、雲」と六の時事川柳

2007-07-29 11:49:12 | よしなしごと
 
       リストラをされたかちぎれ雲ひとつ

 
        俺は俺孤高の中に生きて行く  

  お~い、
 
  お前は自分で生まれたんかい
  お前は自分でそん格好になったんかい
  お前は自分でここへやって来たんかい
  お前は自分でどっかへ行くんかい
  お前は自分で消えて行くんかい

  そうじゃぁないんだろう
  だったら俺とおんなじじゃぁないか

  でも、なんだかお前の方が自由そうだな

 
       寄り添ってみても所詮は雲と雲


  
   <参考> 「雲」 山村暮鳥・作
    
    おうい雲よ
    ゆうゆうと
    馬鹿にのんきそうぢやないか
    どこまでゆくんだ
    ずつと磐城平の方までゆくんか


    (磐城平=福島県いわき市・城下町)

 
        今まさに群を離れて行く旅路




<今週の川柳もどき> 07.7.29
  
  原発がしがみついてるナマズの背
   (活断層の上)
  大事故を小分けに出して薄める
   (依然情報は藪の中)
  爆発が起きて発表するつもり
   (それまでは隠し続ける)

  株安のほころびもまたグローバル
  NYのくしゃみに脅え売りに出す
   (世界同時株安

  日本米食べて下痢するPR
   (北京へ売り込みに行った赤城氏)

  宇宙にも要りそな飲酒検問所
   (NASA宇宙飛行士飲酒でロケットに)

  さあ今宵結果次第の酒の味
   (選挙。美酒それとも苦い酒)

  梅雨明けをことほぐような蝉時雨
  
 
       アラいつの間にやら誰もいなくなる


コメント
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