怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

超菜食主義(ヴィーガン)流行で稼ごうって魂胆かい

2019年10月31日 | 頑張って食べる
肉食をしない菜食主義は受け入れられるし、私もどちらかというと肉食を何気なく避けている。
だが、最近流行の動物性食品や品物を一切拒否するヴィーガンの人たちは面倒だ。
なんてったって、普通のケーキさえ食べないんだぞ。では、ケーキや肉を食べない生活をしているかと思えば、乳製品を使わないケーキや肉に食感や味を似せた食品を食べているってところが、半端な感じで好きではない。
マレーシアや台湾などにも菜食主義者のために、そうした肉に似せた食品を出している屋台があったことを思い出す。こちらはどういうわけか私は好感が持てる。
西洋人の肉食の長い歴史を一気に否定しているところが「ちゃんちゃらおっかしい」という風に取れるんだ。東洋の断肉食はすでに歴史がある。

そうは言えども、企業各社は肉を食べない流行にあわせた商品を開発してガンガン売っている。

ヴィーガン向けの商品をドイツでも始めたらしいマクドナルド。

「おほほ、私は環境のために肉食をやめたのよ、あ、乳製品もよ、チーズもやめたの。この味噌スープ、出汁は昆布?小魚だったら要らないわぁ」
って人たちターゲットなのか。
菜食主義でもないわたしもちょいと興味を引くので、食べてみたくなるこの広告。

夫までヴィーガン用食品に興味を示すので、買ってきてやった。

どうも豆腐でできているらしい。
じゃあ、豆腐食べたらどう、って思う。ここの普通のスーパーで売っているやたら丈夫な豆腐のほうが安いぞ。
夫は食べてみて言った。
「肉の味がします」
あったりまえじゃあないか、肉を食べたいのに肉食をやめる人々のための商品なんだから!
夫の場合は肉の味がダメなようだ。これは単なる好き嫌いか。ふーむ。でも、菜食主義者の才能満載だな。
このソーセージはやたら高いので、気に入ってもらえないでほっとした。
肉食断つなら、こうした邪道商品も一気に断つのが本当さ!
食品会社には、新しい商品を売り出すいい機会だろうけれど、ね。

義両親たちの年代には一切関係ないヴィーガンの存在。肉を避けている息子のことを知っているのに、堂々と肉料理を出す義母。
これも笑えるっ




アンカラからの来客にごちそうになった上におみやげをいただいてしまった。

2019年10月30日 | ドイツ在住難民・移民
数年前まで「地球温暖化説」をまったく信じていなかった私。
ここ2,3年、おかしいと感じている。大抵10月に入ると、ウチでは薪暖房を始めるのだけれど、今年はまだ一度もない。灯油暖房だけで充分なんだ。
往来で見つけたこれ。

タンポポが咲いているって、10月にここで見たのは初めてだ。昨日はひまわりが咲いているのを確認。
あまりの驚愕に撮影しておくのを忘れた。
いくら温暖化しても、関東周辺ではひまわりは咲いていないだろう?こちらの植物は寒さに強くてちょいと暖かくなると咲いちゃうのか?

これからの最高気温予想は10度以下だ。ちゃんと冬がやってくるのだろう。
なまぬるい冬かもしれないが。

去年の夏に引っ越してしまったインド系英国人夫婦が休暇旅行でここにやってきた。
旦那さんは某大企業の社員で、世界中をあちこち転勤して回っている。
インゴルシュタット旧市街にあるインド料理レストランで、食事をしながら会話した。

マサラトーサ、きっと日本でもこれを出しているインドレストランはあるだろうから試してみて欲しい。

レンズ豆粉と米粉を混ぜて焼いたクレープに野菜を細かく切って辛く味付けたのを巻いている。

現在彼ら夫婦はアンカラ在住だ。
「インゴルシュタットにいたときより広いアパートに住んでいます」
おいおい、ここでの住まいもえらく広々していたが、さらに広いって、凄まじい。
「週に4,5日家事サービスを頼んでいるので、ここにいたときほど熱心に掃除していません」
トルコはまだ駐在員家庭にはメイドが使える経済環境なのだろうか。
夫人はインゴルシュタット在住時にも住まいをとてもきれいにしていたものだ。また、ミニマリストかと思えるほど持ち物が少なかった。

いただいたアンカラみやげ。

ロクムという、簡単に解説すると、ういろうのようなお菓子だ。

ドイツ在住初期から何度も食べる機会があったが、なぜこれが存在するのか、と不思議に思うお菓子だった。
甘いだけで、全然おいしくなかったんだ。

この頂き物で知った。
やはり、本場の菓子屋の品ではないと不味いんだって。あるいは手作りがおいしいだろう。
250グラム入りのこのずっしりとしたパッケージに少々恐怖を感じたけれど、一口食べて「あ、もっと欲しい」と思ってしまったぞ。

「インゴルシュタットの生活は楽しかったです」と夫妻は言った。
私の生まれ育った土地じゃあないが、そう言われると嬉しい。銀行手続きの残りのために来たらしいが、住んでいたアパートの近所の人たちに挨拶したりもしたらしい。本当に楽しかったのだろうな。

本来なら、すでに来客の彼らに私はご馳走しなければならないのに、逆にごちそうになってしまった。
いや、経済力を言うなら彼らの方が私などより数百倍あるだろう。喜んでごちそうにならなくては!

「是非アンカラに遊びに来てください」
とは何度も言われている・・・・
行けるわけ、ないだろう、と思いながらも曖昧に好意的な返事をしてしまった・・・・
同席したポーランド人と彼女の娘たちは世界中あちこちを旅行しているから、きっと来年あたり行くだろう。
その、彼らのばかでかいアパートに泊まってきてくれ!



いつも中古衣類ばかりしか買わないのに、珍しく新しい品を購入

2019年10月29日 | 節約
「出かけるけれど、一緒に来る?」
と、土曜日の午後、夫が私に尋ねた。毎日深夜帰宅、週末は疲労で寝てばかりという夫だ。
二人で一緒にいる時間など、義両親と一緒にいる時間の数分の一だ。
私もちょいと疲れていて外出を躊躇する状態だったけれど、一緒にいる時間を作るために急いで着替えた。

来週の職場の催し物のために黒いジーンズが必要なのだとか。
夫はドイツ人のくせに小柄なので衣類を買うのに苦労する。
若者向けの品を置いている店には、まだ細身の若い人たち用なのか、夫のサイズもちらほら発見できる。

夫はドイツにも普及しきった細いパンツが嫌いだ。何度も試着を繰り返して私に見せていた。
私がいくら「みな、そういう風に着ています」と説得しても不服そうだった。
ちなみに、ドイツの試着室はゴミや埃が散乱していることが多い。夫の足元にある紙切れはもともとあったものだ。夫が落としたものではない。写真には表現されていないが、埃も多い。また、客たちは試着した品をそのまま試着室に残していく。無礼な客ばかりだからここの店員は横柄になっていくのだろうか、とも予想。
(ちなみにプライマークの従業員たちはいい感じ)

結局妥協して二品買った。

左はプライマーク、日本にはまだ進出予定も無いのだろうか。その激安品は14ユーロと表示があるけれど、レジで割引されて7ユーロになった。エスプリの品も30ユーロ、合計37ユーロ。
どちらも夫はクレジットカードで支払っていた。義父も最近はスーパーでの買い物にデビットカードを使っている。ウチでキャスレスが進んでいることにビックリだ。私はしぶとく現金払いだが、ドラッグストアの買い物では割引QRコードが付いている画面をスキャンしてもらっているので、しっかり買い物傾向を把握されていて、欲しいと思われている品々の広告がやってくる。恐ろしい。

さて、夫と行ったプライマーク。私も自分に久しぶりに新品衣類を購入した。
 
肌着代わりのTシャツ。首周りが広くないところが気に入ったんだ。
また、丈が長くておなかとお尻をすっぽり包むところも非常によろしい。プライマークには私のサイズが普通にあるところも嬉しい。
Tシャツや下着類以外は斬新過ぎるデザインや柄ばかりなのでなかなか買うまでには至らないと思うが、いざとい時には着ることができるものがあると知っているだけで安心する。
ちなみにこのシャツ、3ユーロ!
中古衣類店も真っ青さ。もっとも、私が行っている中古衣類店は社会奉仕活動の一端として営業されている店ばかりだ。どういうわけか、そこで私のサイズを見つけることが多いので時々ふらりと行っては、小さいサイズを漁っている。





洗濯に関していただいたコメント

2019年10月28日 | 節約
先日の洗濯に関する記事に興味深いコメントをいただいた。
ギリシャ出身(と予想しているが、もしかしてオーストラリアで生まれ育ったギリシャ国籍者なのかもしれない)の人も義母と同じような方法で洗濯をするという記述だった。



義母だけの奇習かと思っていたので、本当に安心した。
昔の洗濯方法なのだろう。
現在、こんなやり方で洗濯するのは時間の無駄だろう。洗剤や洗濯機の洗浄能力向上で昔のやり方を維持する必要はないだろう。
もう、そのやり方から替えられない高齢者は身体が効かなくなるまでやりまくって欲しい。
同居から抜け出せない私には、洗濯のたびにその方法をみてげんなりし続けることだろう。ウチという24時間365日勤務のこの仕事だ。仕事だと思えば楽勝さ。汚いシーンを見るだけだもの。

私も一時、コインランドリーに行きたいと思ったものだ。
ところが、コインランドリーまで遠いんだっ。そこまで汚れた洗濯物を運ぶのさえちょいと気が引ける。洗濯物を詰めたでっかい袋を担いでバスに乗るなんて、できない。
夫がキャンプ用「洗濯バケツ」を買ってくれたので、それで我慢。義母に任せたくない衣類はこれで秘かに洗っている。

コメントにお返事することをしなくなって何年も経ている。こうした有益な情報をもらうことに感謝している。
お返事しなくて、ごめんなさい。
他にもお礼しなくてはいけないコメントがぞろぞろあるんだ。みなさん、ありがとう。





カーテンないと部屋が広く見えることを発見、将来はなしの生活にしたいと脳内で決定した窓拭き掃除。

2019年10月27日 | 節約
窓拭き掃除のためにレースのカーテンを引いた。

こうすると日中は外からの光が入ってより明るくなる。
また、部屋が広く感じる。
もともと狭くない部屋だ。安物の古い家具で埋まっているりす部屋だけれど豪華に感じる。大きい家は掃除や修繕などの手入れがとても大変で、いつかは小さいアパート暮らしが夢だ。
だが広く感じるとほっとする、というこの感覚がその夢をちょいと危ぶんだ。

窓から見える近隣の家々は遠く離れていて、夜間にこの部屋の照明を点けても見える心配は無い。
公道からも見えづらい。
ドイツの建築物一般は、どういうわけか、日本のように窓から中が丸見え、という状況が少ないように感じる。
通りから建物の窓までが日本のその距離の平均より少々遠い、ということもあるかもしれない。
照明器具が日本のように白くて明るいものではなく、オレンジ色の暗めのものが好まれる傾向も手伝っているかもしれない。
論理的に説明しているサイトがあるかもしれないぞ、探して欲しい。

そういうわけで、レースカーテンが無いほうがより快適なりす部屋生活になるのではないか。
カーテンを取ろうものなら、すぐさま義母がガタガタ言うだろうから、無しにするのは無理がある。(革命を起こせ、反乱しろ、とドイツ人仲間が言い寄ってきそうだっ)
義母の目を盗んで、できる限りカーテンを脇に寄せておくという工夫からはじめようっと。

義両親たちが抜かりなく丁寧に手入れをしている庭を堪能するためにはカーテン無しの方がいいではないか。
心からそう思う。
そうか、そのように褒めて説得してみようか。彼らを説得するなんて、100年早いよなっ



担当以外の仕事は絶対にしないのだろうな。だって大変すぎるんだ。

2019年10月26日 | 気候
銀行の入り口から数メートルまで落ち葉が入り込んでいた。

10年ほど前の帰省時、一緒に来日したドイツ人女性と東京の街を歩いた。
カフェでコーヒーを飲んでいたら、そこの従業員が店の前の落ち葉を掃き集めていた。
一緒の彼女が言った。
「これは素晴らしい習慣です」
ドイツ人でさえそう思うのだから、上の写真のシーンはドイツ人も嫌に思っている人は多いに違いない。

ドイツの店員や銀行員、医院・病院で働く人々を観察した印象では、彼らは日本の同じような場所より少ない人数でやっている。
人件費の節約なのだろうか。
だから、この銀行も、掃除まで手が回らないのかもしれない。
掃除は清掃業者に任せているので、彼らがやってくるまでそのままでいいんだ。
客も従業員たちもその状態でちょいと嫌な気分だけれど仕方がないんだ!

スーパーの中に入っているパン屋で働いていた友人の嘆き。
20時でスーパーとともに閉店する。
それまでは、スーパーが雇っている掃除業者がパン屋のイートインコーナーを清掃していたが、ある時からパン屋の従業員の仕事になってしまったそうな。
従業員の勤務時間は20時30分までだ。
それまでに店の片付けを終えるのは困難で、みな、30分から1時間ほど無給で働いていたのが常だったそうな。
それに加えて、イートインコーナー(かなり広々している)の清掃を命じられるなんてひどい話だ。
ドイツにも普通にブラック企業が存在する。給与支払いしない事業所や個人の例も多く聞いている。

つまり、やはり、専門以外の仕事をするのは大きな負担なのだろう、ドイツの人たち。




私の暮し方を不満に思う人々

2019年10月25日 | 節約
私の「家庭が会社勤務」という設定の暮し方を気に入らない女性たちは多く、前日は二人のドイツ人女性に責められた。
「りすさん、革命を起こすべきです」
食事も着衣も移動の自由も無い私の様子を聴かされた結果だ。
そもそもなぜそんな話題になったかというと、ドイツ人女性B子さんのチュニック風の長い上着にレギンス、短いブーツを合わせた服装を褒め、私もやってみたいが義母が反対するだろう、と言ったことが始まりだった。
わたしもいちいち義母がどうのこうの、と言わなければいいのに、ついつい口にしてしまうのがよくない。
とはいえ、人の暮し方にかなり突っ込みを入れるドイツ人がいることも確認できた。
経済力のある彼女らにはわからないだろう。
義両親たちはウチの経営者で、新参者社員の私は意見することはできるが、最終的な判断は経営者に委ねられている、と。
家族とは、家庭とはわがままし放題の場所ではない。一緒に私を攻撃した一人はだいぶ前に離婚して一人で暮していて、なんだか生活保護のようなものを受給している様子だ。(たぶん早期の年金生活)彼女はひとりなので、自分の思うように暮すことができるのを認識しているはずだ。

「あんな田舎に住んでいて、車を持っていないのは牢獄生活です」
とも言われた。
一人に一台車がある家庭は多いだろうが、なにしろウチは家賃が払えないくらい収入がなくて親の家に寄生しているのだから、そこで私専用の自動車を持つなど、言語道断だと私は思っている。仕事や子供がいればまた考え方が違うだろうが、今現在車を持つことはまるで無意味だ。
この私の考え方も彼女らは受け入れられないようだ。
私がいくら主張したところで、ドイツ人を論じ倒すなど不可能だろうから、適当に「ハイハイ」と言って終わりにさせるのが無難だ。
他人の生活に口を挟むような議論を延々と何日も続けることにはならないドイツ人たちであることも知っている。
その場で何かをテーマにして言い争うのが楽しい、という雰囲気もしている。

生活に全く自由が無いわけではない。

手作り沢庵に白飯。すりごま少々ふりかけて。
一家でこれを食べる可能性はないけれど、これを私一人で食べる自由はまだあるぞ。

また、義母も夫も嫌がっているが朝5時に起きて一人台所でミルクティーを楽しむことも許されている。(もっと寝ろ、という意味で嫌がっている様子)
週に一度の私の来客を一階の居間に通して2時間ほど歓談することも許されている。その間、義両親たちは屋根裏部屋に移動して、息を潜めている。
一緒に食材買い物行くと、菓子を買ってくれる・・・って、子供じゃあないぞっ
そんな小さなことがらだけでも喜びを感じるのだから、まあ、いいじゃあないか。
何と言っても、家賃がかかっていないのは、本当に助かっているんだ。
ここで太字で礼を書こう・・・いや、義両親たちは絶対読まないだろうから無意味かな。んじゃ、小さく。
住ませてくれてありがとう





どこの国でも高齢になると秋口のリスのように物資を溜め込む・・・いや、欧州人が顕著なのかっ

2019年10月24日 | 節約
ビニール袋に包まれて保存されているこれは、もう何年も前に割ってしまったコーヒーメーカーのガラスポットだ。

義母はこれを保存しておいて、同じ大きさのものを見かけたら持って行って確認しよう、という魂胆なのだろうな。
有名メーカーの品なら、簡単に替えの品を購入できるだろうが、これはスーパーの特売品だった。丸ごと一台新たに買ったほうが安いし、実際、そうしてしまった私。
不思議なのは、どうしてガラス部分も保存するのか、だ。
義両親たちだけの傾向なのか、あるいは欧州人全体がそうなのか、彼らはガラスや陶器が割れても日本人のように丁寧に掃除したりしない。テーブルの上に残っていた小さい破片で、私は指先を切ったこともある。奴らの皮膚は日本人のより厚く強靭にできている可能性も考えられるな。
この画像を撮影するときも、あとから指先が痒いので、よく見たら切れていた・・・・
なんでも保存しておく義両親たちの根性には負ける。
ただ、これは田舎の比較的大きい家屋だから簡単にできるのだろうな。(周囲にはウチより大きい家がぞろぞろある。だから「比較的」と控えめに表現)
ともかく、これをこのままここに置いておくのは危険だ。義母には何も言わず、捨てよう。

義両親の捨てない根性を面白がりたいという深層意識がある私。
先日、これが壊れた。
高齢者のシャワー浴用椅子だ。10年ほど前にわずか5ユーロ(6~700円)で買った。

シャワーに使うのではなく、日常的にパソコン操作のために使ってきた。軽いので非常に扱いやすい。
ここの家具一般はアジア人には重い品が多く、椅子もその例外ではない。
急にガクッと体が傾いたので、椅子を観察すると、アルミでできた部品が割れていた。

これはいくらなんでも修理は無理だろう、秘かに捨てよう、とちらりと思ったが、義両親たちを試したくて朝食をとっている二人に見せた。

案の定、義父は直して見せた。
「うぐぐっ・・・」
態度に出さずに、直してしまったことをちょいと悔しがった私。
ま、ありがたく、また座ってブログ執筆・・・・
ガクッ!
また、傾いてしまった。
おほほほほ~、やっぱ、これ以上使うのは無理よっ
喜び勇んで義母に見せた。
義母はいろいろ言いながら、結局地下室に保存しておくことにした。これから何年この壊れた椅子が地下室に鎮座するか面白がってやることにしよう!






パラグアイフェスティバルに行って来た・・・と、書きたかった。

2019年10月23日 | 日本
ここから気軽に行ける距離でない東京都練馬区だ。帰省していたら行ってみたかったパラグアイフェスティバルだ。
天気はあまり恵まれていなかったようで、ちょいと暗めな画像だ。中南米に多くみられる生地をたっぷりスカートの民族衣装で踊る女性たち。

南北アメリカ大陸と言えば、日系人社会だ。大統領になる日系人はまれだとしても、市長・町長レベルではたくさんいると聞いている。経済的に大成功している人物も多いだろう。

農業移住した人たちは、日本では考えられないくらい大きな農地を所有していることが多い。まあ、それが目的で移住した日本人も多いのだろうな。

「修好100周年記念」長い良好な関係がある国だ。国と国とは遠いほどいい関係が保たれる?近い程同族嫌悪や領土でガタガタするものだ。

人気の現地レース、ニャンドゥティ。

すんごい手作り感のこうした展示物、ドイツでは見かけないので懐かしい。

お世話になった「JICA」だ。
日本はいまだに結構な額の援助をしているのだろうな。滞在していた当時、神奈川県人会の集まりがあって、偶然その近くに居合わせたので参加させてもらったものだ。
「日本政府から費用が出ているのよ。あなたも神奈川県人だから堂々出席していいのよ」と移住者から言われて苦笑したものだ。

これらの画像は親しくしているブログ読者から送ってもらったものだ。Iさんの協力に感謝。
Iさんと連絡しながらパラグアイ在住のNさんともやり取り。当然のようになっている世界中同時通信。しかも無料(ネット接続料、機器などにお金か買ってことを忘れてはならない節制生活!)。

パラグアイ在住Nさんを知っている写真のこの女性はパラグアイハープ奏者の藤枝貴子さん。

許可を得てお顔だし掲載。許可の取り方は、ブログ読者Iさんに直接藤枝さんに尋ねてもらった。藤枝さんの名前で検索すると、彼女のブログがすぐ見つかった。
藤枝貴子のアルパ日記
藤枝さんのコンサートは頻繁にあるようだ。
直接の面識や連絡は全くない人物だが、これを読んでいるあなたには、興味を持って欲しいと思う。なにやら「数秘カウンセラー」なるものもなさっているようだぞ。






夫が「甘すぎる」と不機嫌になったケーキ

2019年10月22日 | ケーキ(Kuchen Torte)
週末義母ケーキ。

ロシア風チーズケーキだそう。

夫が夕食として食べる前に、一切れ食べてみた。不味くはないが、甘すぎる。
きっと夫は不満に思うだろう。ケーキ大好きなくせに、砂糖の取りすぎを心配するって・・・
結局、夫は1台の四分の一しか食べなかった。気に入ったケーキだと丸ごと1台食べてしまうのにねぇ。
砂糖摂取量はともかく、総カロリー量摂取が足りないのではないか、とちょいと危ぶんだ私。
脳が消費するカロリーって結構多い。ストレスで一気に4,5キロ痩せたことがある私だ。砂糖でも何でもいいからエネルギーになるものを、とガンガン食べた時期あったなぁ。

ドイツ在住者からいただいたコメントに興味深いものがあった。
冬場に屋内で半袖シャツで過ごせるくらい暖房するのが普通、という意見だ。
義両親たちにとっては、そんなに暖房するのは間違いだ。彼らと近所の家を真冬に訪問したら、半そでシャツで出迎えられたことがあった。
義父は軽く批難する意見をあとから私に言っていた・・・
三年ほど前、近所の高齢者施設で一日体験の仕事をしたことがあった。11月上旬だった。
スタッフは支給される白い半袖ポロシャツを着るのだが、何人かはその上に自分の上着を着ていた。私も薄ら寒く感じたので持参のカーディガンを着た。
「よくこの室温で入居者たちは耐えているな」と思ったものだ。普通、高齢者はより寒がりになるではないか?それは日本人に関してだけ言われることなのだろうか、うん、ありうるぞっ

そういうわけで、私の経験はさまざまだ。
ただ、きちんと数値のデータにしていないので、これから室温計を持ち歩いて、訪問した場所の室温を記録していくことにする。
体感温度は湿度や天候によっても大きく変わってくるけれど、ここはひとまず、室温だけの記録、ということにしておく。

まずは、昨日のウチの様子。
台所。22度。

りす部屋。22度。ほとんど同じ室温(この場合湿度もだが)なのに、りす部屋にいると寒く感じるので、ソファに座っているときは毛布が欠かせない。
台所では忙しく立ち働くことが多いので、寒く感じないのだろう。

これは寝室。
この部屋は暖房を全くしない。また、北側に位置していて、窓は東向きだ。年間を通して20度以下だ。


居室に関しては1年中20度から22度を保っていることが多い。
7,8年前だったか、家屋全体の暖房効率を測定してもらった記憶があり、良好な状態と判断されたらしい。

そういえば・・・
私は例年より薄着になってきているような。
外出時に周囲を見渡すと、私よりぶ厚い衣類を着込んでいる人を多く見かけるんだ。
去年までは逆だったのに。彼らは単に「はやく冬物衣類を着たい」と無理して着ているのかもしれない。
近所の日本人と逢ったとき「りすさん、今日は寒くなかったですか」と言われてぎょっとした。
それほどじゃあないではないか。彼女は自転車で来る予定だったところを寒さに負けて車でやって来た。
いよいよ私は身体もドイツ化していっているのか、恐ろしい。

日曜日の朝は暗く始まった。今日も午後にはケーキを焼くのだろうな。食え食え攻撃を素直に受けよう・・・

2019年10月21日 | 気候
日曜日午前8時の様子。

日の出が7時半になり、日に日に日照時間が少なくなる。
以前はこうした風景や季節を嫌悪したものだが、今じゃあちょいと楽しめる。ああ、えらい変化だなぁ。

珍しく、紅葉がきれいな場所を見つけたので撮影。

壁を這う赤く色付いた葉。

もっとこうした木々を増やしたらいいのに、って思うのだが。

どちらかというと、自然の風景には日本人ほど関心が無いように思えるドイツ人。

数年前まで野原だった広大な土地が整備された公園になった。
公園ならいいじゃあないか、とも思えるけれど、おそらくそこに生息していた多くの生物たちは迷惑したに違いない。
住宅不足を補うための建築も続行中。木々をなぎ倒して造成。環境保護など関係ないのだろうな。
ドイツでこんなことを考えるなんて不思議に思える。

ビッグマックが1ユーロ!

早速アプリをダウンロードしたくなってしまう。実際やってみると、メールアドレスを登録しなくてはならない。ガンガン宣伝メールが来るのか、と思うとうっとおしく感じた。アプリと1ユーロビッグマック断念。
義母のケーキで我慢するか・・・比較する食べ物が違いすぎるって?あははは。

動画作成練習。

解像度を上げてみた。
携帯電話を自分で持って、ぐるりと一周してみた。だめだなー。三脚を使わないといけないのだろうか。
また、人物が入らないようにするのも苦労する。



台湾人には気になる地図、日本人にはちょいとほっとする地図?

2019年10月20日 | 奉仕活動
外出時に見かけた中国製と思われる中国の地図。中国の国土とされている部分は色が付いているようだ。

2014年に製作されている。

台湾も立派に色付けされている。
愛国心に燃えていて、時には中国人と政治論議をしちゃう台湾人W子さんにこの画像を送ってやった。
もう、うんざりっていったような返事が来た。
「要するに、台湾に金が入るから仕方がないのよ」ですって。

もう一点、ちょいと笑ってしまった部分。

韓国人には怒りを買う表記なのだろうな、ふふふっ

近所の台湾人にもらった誕生日祝いのカード。

「楽」の字が台湾風でとてもいい。
台湾人に生まれなくて良かった、とか思ってしまう一瞬。漢字だけの世界って凄いよなぁ。
いや、日本語の三種の文字を駆使するほうが大変なのだろうか、ふーむ!



義両親たちも余計に買うことがあるのか、とちょいとびっくり。

2019年10月19日 | 節約
週に一度の義両親たちの買い物日。何も用事が無ければ私も一緒にいく。
その日はウチで済ませたい物事がたくさんあったので(そのひとつは義母に気づかれない洗濯っ)必要な買い物を彼らに頼んだ。
スーパーで売り出しのシューキーパー。
高価でもない靴を永く愛用するために必要な品だ。義母は「靴とかばんは皮製」を主張する。上手に手入れしながら使えば半世紀以上使えることを義母が証明している。
だが、皮製かばんは重いんだ。欧州人と日本人の体力差で、革製かばんを今後の人生で購入する予定はなし。
靴は・・・・
確かに、今手持ちの靴をチェックしても、皮製の品は異様に長持ちしている。
だが、買うときの勇気が必要なのが半端じゃあない。合皮品の数倍の価格だ。
勇気を出せない私は義母に隠れて皮製靴購入を避けている。私にとって合皮靴を永く使うためのこの道具。

ウォーキングシューズなどもこれを使って保存すると形がきれいに戻ることも多い。
去年一組買って、その効果が気に入り、もう一組手に入れようと思った・・・

買い物から帰宅した義母が差し出したのは、なんと二組。
え・・・
一組だけでいいのにっ
義両親たちが余計にものを買うなんて、非常に珍しいことだ。
もしかして、義母が自分のためにもう一組買った?いや、この品、サイズがあり、私より大きい足の義母の靴にはちょいと合わない。
二組購入理由を問いただしてみたかったが、買ってきてくれたものを批難するようなので黙っておくことに決定。
彼らにとっても、安くて買いやすかったのかもしれない。
一組3ユーロ。
日本のダイソーでほぼ同等品が(木製、スプリングタイプ、男性靴用しかない様子だけど)片方150円らしいではないか。為替相場の関係で現在20パーセントほど高いドイツの物価だが、感覚としてはほぼ同じ値段だ。
節制生活の義両親たちも、安ければ多めに買っておくのだろうな、うふふ。
ちなみに、このシューキーパー、バネ部分が強すぎて、普通の日本人女子には扱いづらいかもしれない。こちらの生活に慣れてくると「こんなものか、仕方がない」と諦め、怪我をしないよう気をつけて扱うようになる・・・・

靴と言えば、最近見かけたこの広告。

光線の関係でひどい撮影だ、失礼。
サンダルに靴下。下方に「これはとってもドイツらしい」と一文。
政府の広告のようだが、一体何を言いたいのかちょいと不明。ドイツ国民としての自覚を高めるため?
サンダルソックスでそれを訴えるって、凄いぞっ


いつも忙しくしていたい女性たち、私にはとても真似できない。今日もだるくて数時間おきにソファに倒れていたりす。

2019年10月18日 | ドイツ在住難民・移民
市民大学で中国語を教えている中国人が使っている教材。
ドイツ語で解説されている。ドイツ人の中国語熱は高い。ドイツ以外でも中国語学習者は多いのだろうか。
この教材、日本人らしき人物も出てくる。「恵美」さんだ。寿司の写真までちゃんと載っている。
中国と日本の違いをはっきりさせている工夫なのだろうか。

ドイツ人旦那さんとの間に二人の女の子がいる。
ただいま小学生。母国ではこんな漢字は就学前に習得しちゃっているだろう。

ちゃんと二人分。
自分の母語も子供たちにちゃんと習得して欲しいのだろうけれど、普段の彼らの会話はドイツ語だ。お母さんは大学でドイツ語を専攻していた。私などとは基礎の部分が桁違いだ。ティーンエイジャーの頃から集中的に学んだ外国語と、成人してかなり過ぎてからちゃらんぽらんに学習した差。彼女と私の差。

育児と週に数回の中国語授業だけでもひどく忙しくしているのに、何を思ったのか、もう一度大学で学んでいる。
夏の帰省時に中国で書類をそろえて戻ってきた。近くの大学で教育学を専攻している。
普通の学生は暇そうにしているが、家庭と仕事を持っている学生は寝る暇もないらしい。あたりまえじゃあないか!!
「辞めようかしら」とこぼしていた。
やめたら、また何か新しいものを探して自分を忙しくするだろうな、この人。

中国人女性はそんな傾向にありがちだ。
正反対なのはアフガニスタン人女性だ。政治体制がそこに生まれ育った女性の外国での行動様式も支配するものだ、とちょいと笑ってしまう。
そう、アフガニスタン人女性たちは家にいたがる。就労の義務があるのだが、どうにかこうにかかいくぐって家事育児に専念している。いや、彼女の旦那さんも家にひっそりいたりする・・・いったい、どうなっているんだ、って怖くなる。


見ただけで言い当てた米飯の違い

2019年10月17日 | おいしいもの
健康と節約のため、週に数回4キロから8キロ歩くようにしている。義母の知り合いの高齢者が毎日10キロ歩いていると聞き、ちょいと対抗意識を燃やしているのも事実だ。
だが、昨日はその疲れが出てしまったようだ。
留守中に子供二人と家にいてくれ、と頼まれて、自転車で30分のそこへ出かけた。
帰ってきたら、なんだかとにかくだるい。
疲れていると、甘いものが欲しくなる。こういうときに義母ケーキが出たら1台の半分くらい食べられるかも。
あいにく無かったので、冷凍庫の500ミリリットル残っていたアイスを一気に食べてしまった。冷たいお菓子をいっぺんにそんなに食べるなんて無謀だぜっ
さらにだるさが加わり、21時に就寝した私。毎日1時間歩くのも辛くなってくるのはちょいとおかしいかもしれないぞ。うーん・・・・

さて、書きたかったことの本題。

日本の友人からの贈り物で実験してみた。
普段私が食べている米飯と、日本産の日本の米で炊いた米飯をドイツ人は区別をつけることができるだろうか、と。
写真は2合入り。
送料も含めると、けたたましく高価な米だ。ドイツ人に食べさせるのはもったいないけれど、実験をしてみるいい機会だ。

炊飯の条件をなるべく同じにし、塩むすびにした。
それぞれ別の皿に並べて、ドイツ人L雄さんの前に出した瞬間に彼は言った。
「あ、これがここので、あれが日本のですね」
もう、見た目の違いで判断してしまった。日本の米はより白く、美しい。
こちらのは品種がそうなのか、精米の仕方が違うのか比較するとやや白さにかける。

食べさせても日本好きのL雄さんは日本のを絶賛しまくりだった。
「2017年に日本旅行をしたとき、ツアーガイドさんが言っていました。日本の米は輸出されていないって」
ドイツで買えない事を残念に思っているようだ。
確かに、普通の店、アジア食材店でも日本産の米を見ることはないが、ネットだったら買えるんじゃあないか?ただ、経済力にかかっているもんね。
今後の人生、日本の米を口にすることを諦めているのに、ドイツ人が日本の米にこだわっているのはちょいと奇妙な気もする。いいじゃないか、値段の割には比較的おいしい日本米のようなこのイタリア米!
おにぎりに添えた切り干し大根のはりはり漬けをばりばり食べるL雄さん。
義両親や夫など、見向きもしないのにねぇ。