怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ドイツの猫

2008年03月30日 | 動物
あたりの家々を眺めながら散歩していると、飼い猫に出会う。
どういうわけか、たいていの猫は私を怖れて、逃げる体勢をとっているので撮影するのが一苦労だ。
この猫も、撮影できた一匹。

たまには、付き合いの良い猫もいて、このように近づいてくる。


「ジャーマンシェパードのように、ドイツの特別な猫はいますか?」
と、夫や家族に訊いたが、無いそう。

外は寒いのに、こうして出かけるのは、家の中ばかりいてもつまらないから、かな?

ちょっと、向こうへ行けば、ねずみや鳥がたくさんいる野原だ。
猫天国ぅ~
何でも捕まえて、飼い主様にみせてやりなさい!


夕方、偶然に近所の黒猫が野原で狩をしている現場を撮影することができた。
カメラの作動する音に気づいて、こちらを伺っている。
「変な東洋人、邪魔しないでちょうだい!」
と、言っているようだった。

米騒動

2008年03月29日 | 動物
5日前(もう、捨てていいよね)のごはんを鳥たちのために夜中に撒いておいた。
早朝、まだ私たちが寝ている間に、鳥が全部食べてくれている予定・・・

だったのに、ここの鳥たちはご飯を見たことがないらしく、かたまりのまま残っている!
まずい、義母がなにやら剪定ばさみを持ち出して、米がある辺りに出かけていく。



わたしは義母の写真を撮る振りをしながら、塊ご飯を草むらに放り込んだ!
セーフ、木に夢中の義母は、私の不審な動きに気づかなかった・・・


2008年03月29日 | 風景
北の国にも春がやってきます。

庭に咲く小さな花々を撮影してみました。




教養にちょいと欠ける私には、これらの植物の名前を書き込むことができません。
調べようとする意欲さえかける・・・

義母に訊いたら、すぐに答えてくれるだろな。
ちょいと、お待ちを!

トラックバックの意味がいまひとつ理解できず、この記事を練習帳に使ってみました。でも、お花見のテーマがあたえられているのに、これはちょっと的外れの内容・・・
ここ、ドイツは4月下旬ごろ桜が咲くようです。
わたしは、ワインとサンドイッチを持っていこうかな、もちろん一人で!(ここの人たち、花見するのかな?)

快晴

2008年03月28日 | ここの生活


今日は良い天気。

前から狙っていた、布団干しをやってみた。



義母に見つかると「みっともない」とか言われそうなので、ほんの30分くらい干したけど、私としては大満足!

ああ、今夜はいいお布団でいい夢を見るぞう!

太陽が出ることが多くなると、窓ガラスの汚れが気になる。
で、義母に頼んで、窓の掃除をさせてもらった(おお、珍しく勤勉な私!)


夫に、特定の商品の写真を出すな、と言われているが、ほめるんだからいいでしょう!

これは、ガラス用洗剤。きれいになるんだ、簡単に。
実家に送ってやりたいくらいだが、送られたほうは嬉しくないだろうな、こんなのどこでも買えるって・・・

日本で窓拭きはいやな掃除のひとつだった。きれいにならないのだ。しましまになったりして、苦労したものだ。

が、ここの洗剤が優れているのか、あるいは空気が実家周辺よりきれいなのか、とにかく、すぐにピカピカになってくれるのは掃除をしていてえらく楽しい。

ドイツの「できる主婦」は一週間に1度、窓拭きをするそうだ。(義母談)
窓拭きだけだったら、わたし、なれそう!



今日のサンルームの室温は暖房なしで20度を超え、湿度は40パーセントを切っている。うーん、いい気持ち。



暖かいので、外で横になってみた。
結構日差しが強く、汗ばんできた。紫外線対策をしていなかったので早々に退散。
侮れないドイツの春。

C.C.Lemon男

2008年03月28日 | 
夫には、5年間の日本の生活の思い出の品。
それは C.C.Lemon.

見るからにビタミンCいっぱいで、健康に良いと勘違いして、この飲料を、夫は5年の間愛飲していた。
「ハーゼさん(夫の愛称)の引き出しを開けると、シーシーレモンの空き瓶だらけでたまげましたよ」
当時の仕事仲間が語ってくれた。

夫はドイツ人なのに、ドイツの良いと思われている習慣が身に付いていない。
むしろ、日本のバンバン消費してバンバン捨てるのが性に合っていたらしく、CCレモンがその象徴のようで、おもしろかった。

空いたペットボトル(1.5リットル入りのでかいやつ)はゴミ箱に入れてもすぐいっぱいになるので、押入れや引き出し、果ては万年床の中に横たわっていたりした。

「りす(私の愛称)も飲みますか?」
「風邪を引かないようにCCレモンを飲んでください」

私は、CCレモンが甘味料いっぱいで、あまり健康によろしいとも思えなかったので付き合い程度にしか飲まなかった。

後年、CCレモンの正体を知った夫はショックを受けていたようだが(途中で彼は糖分の制限をし始めたので)お世話になったCCレモンは日本の生活の思い出として、一缶飾ってあるようだ。

最近はたまねぎが夫のマイブームらしく、しかも生のをばりばり食らうので、臭くてたまらない。職場の仲間は我慢しているのだろうか?まあ、CCレモンのときのように私に勧めないのでいいけれど・・・
ああ、でも、寝室まで臭いのよねえ~
CCタマネギ、を開発してほしい。


あれこれ

2008年03月27日 | ここの生活
ここの生活で、気になることいくつか紹介。

図書館は有料。
もちろん、公立の図書館なのに、年間20ユーロ、約3000円もかかる。
しかも、日曜は休館、土曜日も午前中だけ、となると、普通の勤め人は利用できない、ということだ。

が、先日見つけた本のコーナーで、ちょっと気を良くした。

ドイツ語学習教材が並んでいたのだ。書籍だけでなく、CDなどもあって、結構充実している。
買うより安い、ということで、年間20ユーロを納得してあげることにした。

ドイツのスーパーマーケットは日本のそれとは雲泥の差のサービスだ。
レジで一番厄介なのは、商品のバーコードをすばやくスキャンした店員が、これまたすばやく金額を言い放ち、こちらも負けずにすばやく紙幣を差し出すと、またまたすばやくおつりを返してくれる。
が、買った商品は再びかごに入れてくれるわけでも袋に入っているわけでもない。そのまま、レジの台に投げ出されているのだ。
で、客はこれまたそれらをすばやく袋に入れるなりしないと次の客の商品のスキャンが始まるので、混ざってしまうのだ。
うまくやるには技術が必要だ。

先日、この某スーパーマーケットで、レジの後ろにもう一人店員が立って、客の買い物の袋詰めをしていた。普段有料の袋も、この日はなぜか無料だった。
袋には「フレンドリーサービス」などと書かれてあるが、「どうせ今日だけのフレンドリーだろう」と思った。

家庭ごみの処理についてはよく日本で紹介される。

この、ビン回収容器の写真などは私もよく日本で見た。
が、紹介される画像はきれいなものばかりで、このように薄汚くなっていたり、入りきらないビンが、外に置かれたりしていないはずだ。
こちらでよく見るのは薄汚くて、ビンがあぶれているものが多い。神経質な夫などには、近寄ることもできないほどだ。
まあ、どんな国だって、自分の国の汚いところを見せたくないから、海外からの取材の前には、きれいに磨くのだろう!

味噌汁

2008年03月26日 | 食べ物
ここで味噌汁を作って食べることなど、計画になかったので、汁椀や箸の用意をしてこなかった。

数日前、夫が「味噌汁を食べたい」と言うので、本当にたまげた。

ここの街には貴重なアジア食材店で、500グラム3ユーロ50セント(約560円)の味噌、1ユーロ70セント(約270円)の豆腐を買って、味噌汁を作ってあげた。

だしの素がなかったので、だしが入ってない間抜けな味!ま、ドイツ人だから、だいじょうぶかな?


で、スープ皿に味噌汁を盛り付け、食べさせた・・・
私はだしなしの味噌汁は遠慮した・・・



「ねえ、なんだか変な味」と、夫。
ううう、だめだったか、出汁なし味噌汁!
侮れないドイツ人!

柔道

2008年03月25日 | ここの生活
これは夫が子供の頃に柔道をやっていたときのもの。

証明書・・・級だの、段だのを持っているのかな?

そんなに強そうに見えないけど・・・

青白くて、がりがりに痩せている・・・から。

夫の初めての日本語は8,9歳ごろに覚えた柔道用語だろう。

うふ、おもしろい


復活祭子供には

2008年03月25日 | 文化
復活祭は子供のためのプレゼントもあるようだ。

他家は知らないが、少なくとも、この家には。

義姉の6歳と4歳の子供のために義両親が用意したのはこれ。



チョコレートのウサギとゆで卵をあからさまに隠しておく。

で、子供たちが見つける、というお遊び。

うちの場合はチョコレートのほかにちょっとした品も添えたりしている。



ちゃーんとかごなども用意して、写真に撮られてもイイ感じになるようにしている。



収穫物の入ったかごを手に持って、最後にパパが記念撮影

ケーキ2種

2008年03月25日 | 食べ物
孫が来る、ということで、義母は2種のケーキを焼いた。


左はスポンジの間のクリームにブルーベリーが入っている。もちろん、去年の夏に栽培した自家製ブルーベリー。右は珍しく、バタークリームだ。


中央にはクリームで作った薔薇の花。少し前、義母は料理の本を見ながら、バタークリームでどのように、花を作るか説明してくれた、けど、私が理解できたのは30パーセントくらいかな
わたしはバタークリームがだめなようで、このケーキを食べた後、寝込んだ

復活祭の食卓

2008年03月25日 | 食べ物
これは買ってきたハム。
機械はハムやパンを切るためのもの。これは割合と最近調達したものらしい。ゴーカイにウイーンと切る。ああ、私もやってみたかった

ハムは2種類。真ん中に置かれた色を塗られた卵からその大きさがわかる。肉、食べすぎ!

パンは昨日焼いたもの。ワインは自家製のさくらんぼ酒。酒類がだめな私にも飲みやすいハムも大昔は自家製だったそうだ。

で、皿にはこのように盛り付けられる。皿の上のほうの赤い物体はホースラデッシュをすりおろしたものに、赤カブを混ぜたもの。辛いものがだめなヨーロッパ人が復活祭にホースラデッシュを口にするのは、何か意味があるのだろう。

復活祭

2008年03月24日 | 文化
復活祭の特別料理

甘いパンを作る。卵、砂糖、マーガリン・イースト・粉を練る。

この機械も40年くらい昔に買ったもの。

30分ぐらい発酵させる。

好みの形を作って焼く。

スーパーなどではこの丸い形のものが売られているのをよく見た。
なんてことない普通の甘みのあるパンなのだけど・・・

2008年03月23日 | 動物
網の袋にナッツ類をいれて、木の枝などに下げておくと鳥たちが食べにやってくる。

実家では、地面にまいて、鳥の様子を楽しんでいたので、ここのやり方は鳥にとって過酷のように思えてしまう。

だって、一羽づつ、網にしがみついて食べなければならないでしょう?

となりで、順番を待っている鳥がかわいそうなような、かわいいような・・・


西洋餃子

2008年03月23日 | 食べ物
先日、私が外出している間に義母が作ったもの。
この、ほとんど洗面器の容器もなんだかいい感じ・・・


餃子だ!!
と、喜んだものの、まさか、本当に餃子であるわけない・・・・

このように、泡立てた生クリームを添える・・・
これって、いったい何・・・?

丁寧に切ると、中からさくらんぼの甘いソースが出てきた!
うーん、凄い!
誰か日本で「ドイツの家庭料理」と称して広めてほしいものだ。
あっと驚くデザート!

復活祭

2008年03月22日 | 食べ物
今週末は復活祭だ。
このヨーロッパの宗教的な行事の内容はどうでもいいとして・・・
うちでは要するにもっといろいろな食べ物を作る日なのだ。

ドイツ人主婦はあまり料理をしない、とやはり日本から嫁に来た女性に聴かされたことがあるが、彼女の姑がそうなだけであって、人はそれぞれ違うのだ!

義母などは、何か行事があると、ほとんど1日中料理をしている。

私はそれを手伝わなければならない・・・!

ああ、なんだか階下でばたばたやっているぞ・・・
行かなくては・・・・
怠惰がお得意のわたしとしては結構、どうにかしたい・・・と秘かに思いながらなんとなく義母と一緒に台所に立っている。