怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

バーベキューパーティ

2016年07月31日 | カテゴリー分けするのに飽き
毎年恒例のバーベキュー。
私にとってバーベキューは、川原で大きな鉄板を使ってみんなで焼く光景だ。まあ、慣れればどうってことのない違いだ。
でも、自分で焼いてみたい。
  
ネットで知り合った九州在住の男性が、同様なバーベキューサービス業務をやっている。こんなふうに活躍しているのだろうな。
食器もサラダもデザートもすべて業者が用意してくれる。

 
私の皿。一度目と二度目。
 

デザートはバーバリアンクリームと、ええと・・・何とかというケーキ、失念失礼。
 
その他、ビールやワイン、ノンアルコール飲料、勢ぞろい。

子供たちに絵を書かせていた。
 
すぐに飽きて、走り回っていたけれど!





みやげに税金払ったかな

2016年07月30日 | カテゴリー分けするのに飽き
先月ご協力いただいた質問のその後の報告をしたい。2016年6月20日「あなたに質問、お土産について」
出発数日前に彼女の家を訪問した。簡単な挨拶言葉や日本の習慣について話し合ったあと、彼女は用意したお土産を見せてくれた。
グミ菓子、エコバッグなど、軽くて小さいもののほかに、ちょいと驚くものも。


これは日本人にもよく知られているらしい、西洋版養命酒なのだそう。
どうして彼女がこれを選んだのか不明だが、日本でも知られているのでいい選択だと思った。


さて、ブログ記事にしようとあれこれ思考していて、気付いた。
あの娘、何本買ったのかしら?
急いで「免税 日本 酒類」と入力、検索した。きゃー。
三家庭に訪問するといっていたのでおそらく3本持って行っただろう。一本700ミリリットルだから、大丈夫。
いや??彼女、日本の成人年齢に達していないはず・・・
すでに日本入国している彼女が心配になった。
よく読むと、未成年でもとにかく、税金を払えば問題ないようだ。きっと機内で配られる「携帯品・別送品申告書」で気付いてくれただろう!
ああ、訪問したときに気付かなくてアドバイスできなかった自分にちょいと責任を感じるぞ。

酒を土産にしようと思う高校生、さすがドイツ、とも思える。




公園の遊具

2016年07月30日 | カテゴリー分けするのに飽き
何気なく撮影した公園の写真に対して、もっとよく見たい、という意見をもらった。
そのために外出しなくてはならないので、今は手持ちの写真から少し紹介。

日本でもあるでしょう・・・面白くない・・・

これもあるでしょう・・・ああ、私のブログ記事としてはつまらない写真。

日本より座る部分が高い位置にあるブランコ。日本人平均身長の私が座るのも少し苦しい。
身長160センチ以上の子供対象に作ったブランコなのか?


これは遊具ではないけれど、面白でしょ。

やっぱり、こういう方面に目が行ってしまう私。
ああ、もっとドイツの美しい部分を撮影して紹介しなくては!?


奇人・変人、やってこーい!

2016年07月30日 | カテゴリー分けするのに飽き
夫のセーター。
彼は真夏でも、室温30度でもワイシャツの上にセーターを着る。
グレン・グールドだったか、彼は真夏にコートを着ていたと読んだことがあった。その頃、カナダの気候を知らなかったので狂人としか思っていなかった。
こちらに住んでから、高緯度地域の生ぬるい夏を知り、薄手のコートならまあ行けるかもと、グレン・グールドを理解した。
・・・ってあんな天才と凡人の夫を比較しても意味が無い。

洗って干して、アイロンかけたら・・・

ああっ、これにも大穴が!

空いてしまったのではなく、彼がわざわざ空けたのだ。
家用セーターが、左わきの下穴あきになってきているんだ。
彼独自の生活スタイルに合わせるため、自分でこうしているんだ。ここから手を突っ込んで、下に着ているワイシャツのポケットを使うのだろう。
だったら、ズボンのポケットを使えばいいのにねぇ。(ちなみに、家着のズボンは着古したスーツのスラックス)
こんな提案をしても、絶対無駄だから黙っている。
妙なこだわりのある彼と知り合ってもう、だいぶ過ぎたもの。結婚するときは本当に悩んだものだが、見てみぬフリで切り抜けてきている。

義父とふ・た・りっ

2016年07月29日 | カテゴリー分けするのに飽き
義母が三日間のバス旅行に出かけた。
年に二度ほどこうした旅行に出かけるんだ。農協の婦人会らしきものがあるらしく、ウチは農家ではないのだが義母の妹の嫁ぎ先が大きく農業をやっているのでその関係で参加している様子。
本当は、義父も連れて行って欲しい・・・
義父と家の中で二人きりって、苦しいんだ。誘われても義父は行かないだろう。おばさんとおばさんばかりの団体旅行だもの。

義父と二人きりの昼食はインド風カレー。
いつも義母のカレーのパンチのなさを嘆いている義父のために、私が腕を振るってやったのさー。

肉はささみ・・・「もも肉が欲しい」と昨日買い物に出ようとしている義母に言ったら、
「二人分だけのもも肉買うなんてできません!骨も付いているんですよ、りす、調理できないでしょっ」
いつものとおり、凄い剣幕で反対するので何も反抗せず、バサバサの鶏肉で我慢した。
チャパティは膨らまなかった。バスマティ飯も用意しておいたので大丈夫。
義父は充分な辛さに満足そうだった。私には少々辛すぎだったので、米飯にヨーグルトを混ぜた。
すっかり、ヨーグルト入りご飯に馴染んでしまったドイツ生活。

一日目の食事は大成功。
天気もまあまあで、義父は塀のペンキはがれ修理に一日を費やしている様子だし、私は金曜の仕事「掃除」を一人でやらなくてはいけない。
半年ほど前に買った掃除機はとっても具合よく吸い取るので掃除が楽しい。
やっぱ、道具は大切だなっ。
人生を楽しくするぞー。
マグカップも欠けているよりちゃんとした品の方が安心安全!!





くすねた食べ物を大事にしている

2016年07月29日 | カテゴリー分けするのに飽き
ドイツ人E子さんの行動は常軌を失っていることが多い。
その行動の一つは食べ物のお持ち帰りだ。レストラン等の外食先で食べ残したものを持ち帰るのではなく、招かれた家庭や持ち寄りパーティなどで、こっそりとあるいは堂々そこの料理を包んでいく。
周囲の人たちは皆、気付いているのだけれど、彼女に注意することをしない。
いないところで、悪口大会になってしまう。
E子さんの数少ない友人の私は、この事態をどうにかしなくてはならないと思っている。
思っているのだけれど、E子さんのはちゃめちゃさにちょいと魅力に感じるのも事実。
彼女がこれ以上周囲との人間関係を悪くするのは損だから、また、私も彼女とどこかへ出かけるのが億劫になりがちになるから(特に友人に紹介しにくくなる)対策を取らなくては、とゆるゆる考えているところ。

先日、彼女の家を訪問した。事前の電話連絡等もなしでも受け入れてくれるんだ。そういうお気楽さは素晴らしい。
何やら勧めてくれたケーキ。弁当箱に使われる大きさのプラスチック容器には様々な種類のケーキが入っていて「どれを食べる?」と私に見せた。
もしかして、何かの集まりで持ち帰ったものだろうな、とすぐにわかった。

「買ったの?作ったの?」と尋ねた。彼女がケーキ作りできないのは周知だ。
E子さんは何やらよくわからない説明をごちょごちょしていた。これは私のドイツ語聞き取り力でなく、明らかに、ケーキの出所を隠すためだ!

さあ、言うべきだろうか、と数秒迷った。
いやいや、これはその持ち帰り現場を取り押さえて言ったほうがいいだろう。
「E子さん、あなた、持って帰る許可を得ましたか?」って。
すでに自宅テーブルに載っているものにあれこれ難癖つけるのは相応しくない。
持ち帰った様々な食べ物はこうして家庭内で消費しているのだろうな。ケーキ作れないしね、E子さん!
ちなみに、写真のケーキはすでにかなり古かったのか、バサバサでちっともおいしくなかった。
半分以上食べるのが苦しかったので、袋をもらって持ちかえることにした。
家に戻ったら、とても食べる気になれなくて、捨ててしまった。
もしかして、私の方が食べ物に対する態度がずっと悪いかもしれない。E子さんはどんなに古い食品でも、不味くても、汚くなってしまったものでも食べちゃうからね。


ボウフラお住まいの水を使う

2016年07月28日 | カテゴリー分けするのに飽き
二階からひょいと下をみたら、義母が雨水タンクで不断草を洗っていた。ヒエー、と思ってカメラを取りに行っているうちに、彼女はその作業を終えてしまった。
壁に取り付けられている鉢に植えられているのはイチゴ。終盤で、あまりおいしくないものが実っている。

土が付いてどろどろなのを、溜めてある雨水で洗ったところ。その雨水が問題なんだ。
ボウフラがうようよいるんだものねー。

水面に向かってカメラを向け、ボウフラ撮影を試みたけれど、上手くできなかった。
収穫した野菜を洗うために、または草木にやるための水として雨水を敷地内の数箇所に溜めてある。

さすがに、雨水だけで洗ったのはよろしくない、ということでもう一度水道水で洗う。
ああ、ちゃんと、付着したボウフラは取れたかなぁ~
 
軽く湯がいて、細かく刻んで冷凍保存する。冬場のビタミン源だ。
私が日本から持ってきた包丁に、義両親たちは恐怖を感じている。例の事件は、ここでも大きく報道されたので(しかも、その市の名前が太字で印字されていた)その恐怖感は増強中・・・
ときどき、日本の刃物が褒められる。切れ味はこちらのものより優れていることが多い。同じく、私が実家から持ってきた裁ちばさみも義母が絶賛している。
義母の持っている台所用包丁は小さいものばかりだ。
 
てっきり、この不断草が昼食になると思った。

収穫期になったズッキーニを食べることになった。
 
義父と私はいつも「皮をむかないで食べよう」と提案していたのに、義母はかたくなにそれを拒んでいた。
ところが、最近新聞記事でズッキーニの皮の栄養価の高さを読んだらしく、ころっと意見を変えた。
「それみろ、私がいつも言っていたとおりじゃあないか」と義父が言った。
私はさすがにそこまで義母を責めることはできなかった。
マスコミの報道って、家族の意見より信用されちゃうのね、と恐ろしく思った一瞬。



捨てるぞっ

2016年07月28日 | カテゴリー分けするのに飽き
ウチでは食器がかけても割れていても、そのまま使い続けるという恐ろしい習慣があるんだ。
義母愛用のマグカップはこんな風なのに、もう何年も使っている。

高級品ならともかく、その辺の普通の品、あるいは普通以下に見える。

私はいまだにその習慣に馴染まない。

りす部屋専用カップに、いつの間にかヒビが入っていた。
義母に見つからないようにそっと処分した。義母だったら、このくらいでは捨てない。使い続けるだろう。
高齢になると、極端に物を大事にするようになるのか、あるいは貧しい時代を経験するとそうなるのか。
ドイツ、あるいは欧州は古いものを大事にする傾向にあると昔から読んで知っているけれど、それは骨董品的な価値のある物資に限ったものというイメージがないか?
他のドイツ人高齢者の持ち物も観察して報告したいものだ。





固定電話は消滅か?

2016年07月28日 | カテゴリー分けするのに飽き
りす部屋の原始的な電話機。以前にもブログ記事内で紹介した記憶がある。あれから変わらず、いまだにこの古い電話機なんだ。
 
夫はこれにイライラしているようで、自分のコードレス機のお下がりを私に渡して「使え」と命じたこともあった。
コードレスだと、音質が悪くなるのよね。通話相手が使っている電話機もコードレスだと非常に聞き取りづらくなる。
ただでさえ電話での外国語会話は難しいのに、電話機で音質が悪くなると聞き返しばかりになってしまう。
そういうわけで、コードレスでないこの電話機は、音質という点では重宝している。

それにしても、この粗野な繋げ方・・・義父の仕事なのがけれど・・・

掃除などでうっかりこれに触ってしまうと、細い針金部分が外れてしまうんだ。それを自分で差し込む作業をするときの気分は「ここは先進国か!?」なんだ。

もう、何ヶ月もこの電話機に電話がかかってきたことは無い。
私も、夫の事務所に電話するときくらいにしか使わない。友人との連絡はほぼ携帯電話になってきている。
なので、電話機や悲惨な接続状況を改善しようなどとは思わなくなってしまっている。
日本ではもう、固定電話が全く使われない状態の家庭も多いのではなかろうか?
階下の義両親の電話は毎日使われている。ミュンヘンの娘との連絡、義母の妹とはしょっちゅうだし、義父のスポーツクラブ関係の人たちの連絡などもこれでなされているようだ。
義父も携帯電話を持っているのだけれど・・・
ここに来て初めて私が携帯電話を持ったとき、彼からのアドバイスはこうだった。
「使うときにだけ、電源を入れなさい」
こんな調子なので、義父の携帯電話が実際に使われたことはない。
練習と称して、義父と私が家の中で何度か呼び出ししあったくらいだ。


修理しながら住む家

2016年07月27日 | カテゴリー分けするのに飽き
すでにこの状態を知って何年も過ぎている。

床の数箇所がこんな風にはがれるんだ。
初めて見たときは、コンクリートが床材に使われているのを見てびっくりしたものだ。
実家の床はどんな仕組みになっているのだろう、とそれまで全く思考したこと無いテーマを考えた。
畳替えの様子は何度か見ているので、畳の下の様子は目に浮かべることができる。

義父に報告したらいいものかどうなのか、迷い続けてすでに5年くらい経ってしまったかな。
普段はこのように半分じゅうたんで覆われているので、その上を歩いても全く差しさわりが無い。


ホロコースト関連映画だったか、あるいは旧東側の体制を描いた作品だったか、床の下に見つかるとまずい書類を隠すシーンがあったな。
私も何か隠そう、と一万円札を敷いてみた。隠しても意味無しであることを一秒後に自覚して取り出した。



中華ちまき

2016年07月27日 | カテゴリー分けするのに飽き
中華ちまきができあがったところに、私が偶然、約束無しに訪問した。

もちろん「一ついかがですか」と彼女は勧めてくれた。
この申し出を断る理由は無い。おいしくいただいた。

手作りのちまき。肉入り。脂肪分の少ない肉を使っていて、私にも食べ易かった。

「一日一個までですよ。もう一つ差し上げますが、これは明日食べてくださいね」
と、一つ持たされた。
もち米を一度にたくさん摂取するのは中国食文化圏では良くないとされているのだろうか。
子供の頃、正月にお餅をたくさん食べれば食べるほど親に喜ばれたが、あれは実は危険行為だったのか?
いまだに私は生きているので、深刻な問題ではないと簡単に結論できる。

日本の生活でも、各国外国人と交流があったのでときどき招かれてお国料理をごちそうになったけれど、私も含め、みな日本では忙しい生活だったから、数えるほどしか経験が無い。
カンボジア人に招かれたときの、カレーのようなあの料理。
バゲットが添えられていて、それがカレー(のような)のととても合っておいしかった思い出。
ここは実家周辺よりさらに外国人居住率が高く、勤務時間や休暇制度、仕事に対する考え方の違いなどでもっと時間の余裕があるからだろうか、単に私が暇だからかな。外国料理を頻繁に食べられる環境で、う・れ・し・い。





8月みんな長期休暇旅行

2016年07月26日 | カテゴリー分けするのに飽き
台湾人友人のお母さんがやってきた。
三年前にもここで逢っているので、早速挨拶に行ってみた。
私が巻き寿司を作っていくと伝えておいたので、彼女らはそれを待っていた。

朝食が遅く、たいして空腹でもないとかで、昼食の巻き寿司一本を三人で分けて食べることになった。
トマトと卵のスープを作っていた。

骨からスープを作っていて、とてもおいしそうだったけれど、私は昼食を終えて訪問したのでこれ以上食べると危険と感じ、遠慮した。ああ、残念。

左と真ん中が台湾からやってきた年金生活の女性たち。
これからひと月近く欧州の夏を楽しむのだそう。
日本から親族たちがやってくる例もときどき聞くが、彼らの滞在期間が1ヶ月という例はあまりない。
中国人たちは、数ヶ月も自分たちの息子や娘の住まいに滞在していく。
日本人たちはたとえ年金生活者でも、1ヶ月を旅行で家を空けるのが難しいのだろう。
そうした旅行に対する感覚の違いが東アジア地域各国でも違うのは面白い。

あと一週間で、ここバイエルン州の学校も夏休みになる。
休暇が得意なドイツ人!
もちろん、一ヶ月の旅行なんて楽にこなせるぞ。
例外家庭も多いけれどねぇ。たとえば、ウチ。
義両親たちには数週間も夏場に家を空けることなど、絶対にできないだろう。
大事な庭が台無しになるものねぇ。
私などに任せたら、植物全滅になるから。

折り紙普及状況

2016年07月26日 | カテゴリー分けするのに飽き

義母が折り紙を孫に教えていたことがあった。「子守の週末」2009年2月24日記事
折り紙がどのように義母に伝わったのかまだ謎だ。(尋ねろよって・・・)
街中を歩いていたら、折り紙を利用した窓飾りを見つけた。

日本だったら子供ならやるけれど、大人はやりそうもない。
ここは明らかに子供向け商品などの店舗ではないので、そのあたりの感覚の差があるのが面白い。

この折鶴の窓は住居のようだ。

飾るにはちょいと稚拙な印象を受けてしまう私。
やはり、折り紙は比較的新しいのかなぁ。

ドイツのイスラム女性たち

2016年07月25日 | カテゴリー分けするのに飽き
勘で撮影してみたけれど、上手く繋がらなかった。

街中の住宅街の公園だ。訪問の約束時間まで15分あったのでここで休憩した。
たいていの場合、私は早めに到着して待つくらいの余裕を持つのだけれど、ドイツ人の多くはあまりそういうことをしない様子。少なくとも、私の交際範囲ではそんな印象。

行った先は親しくしているマレーシア女性の住まい。何人かのマレーシア人と私を含め在住外国人が集まってパーティをした。

料理は持ち寄りだ。
巻き寿司は彼女のリクエストで作ってきた。
私の皿。すべて薄味でおいしかった。左下の四角いのはチェニジア人女性がつくってきたスペインオムレツによく似た料理。

デザートの一つ、チョコレートケーキ。

どういうわけか、いつも彼女はチョコレートケーキを焼く。毎回、上達しているのが目にも舌でも感じる。
 

オムレツを作ってきたチェニジア人の話すことが興味深かった。
20台後半の彼女はエンジニアとしてこの街の某企業に就職、ドイツ在住歴一年だ。
頭巾と腰までの長さの長袖ブラウス、いまだここでは流行の細いパンツ。ここでよく見る若いムスリム女性の服装だ。
母語としてのアラビア語はもちろん、フランス語は英語より得意なのだそう。チェニジアではフランス語は公用語だものね、と私は自分を慰めたが、彼女の在独一年のドイツ語は凄まじく上手だった。
物理や数学も得意なのだろうなぁ。もう、まったく別世界だぞ。
この近辺に一人住まいをしていると聞いて、ふと思った。イスラム教が広く普及している国々は女性に対して保守的で、一人暮らしなどありえないと勝手に私は想像していたのだ。
ドイツだから彼女の両親はそれを許したのだろうか?
「結婚する気持ちはありますか?」
と尋ねたら
「今のところ誰とも付き合っていないし」という意外な答えが返ってきた。
私は勝手に、親が見合いなどをガンガン勧めて結婚させるのではないかと。これを彼女に言うと、
「両親は結婚を強制したりしません」と返ってきた。
イスラム社会の別の面、あるいは変貌しつつあるところを見た気持ちになった。
そういえば、知り合って数ヶ月のエジプト人女性A子さんは26歳でエンジニア、エジプト人の旦那さんがこちらで就職したので付いてきたのだけれど、
「私が就業できるまで子供を持つのはお預けです。育てるためには私の稼ぎも必要だし」
と、言っていた。
まるで、今の日本を初めとする先進国各国女性の言葉のようではないか。
チェニジア人はこうも付け加えた。
「男性はあまり信用できないし」
ですって・・・。
こうして、高学歴イスラム女性も子供を持たなくなる傾向になるのではなかろうか。

3歳と1歳になる子供をつれてきたマレーシア人女性もエンジニアなのだそう。
今は子育てに専念している。近い将来はエンジニアとして再就業したいそうな。
ドイツはここ何年かで高学歴外国人をどのくらい受け入れているのだろうか。
この日集まっイスラム教徒たちは(私を除く全員!)、エンジニアが半数だったぞ。

チェニジア人が招待したマレーシア人に尋ねていた。
「アサルは何時かわかりますか」
尋ねられた彼女は壁に貼ってある表を指でたどって答えていた。夕方の礼拝の時間のことだろう。
その時間前に集まりはお開きになった。ひゃー。
私は改宗したドイツ人イスラム教徒の男性に途中まで車で送ってもらった。

ズッキーニと残り物ぶち込みスープ

2016年07月25日 | カテゴリー分けするのに飽き
今日の昼食。バンバン収穫できるようになったズッキーニのスープ。
じゃがいも、にんじんなどのほかの野菜も入れて圧力鍋で加熱する。出来上がったところで昨日の昼食の残りもののパン団子を小さく切って入れた。

義両親たちはこれだけ。私は残り物の冷蔵庫に入っている米飯をこの皿に入れた。
義父は私のこの行動を嫌うけれど、スープがいい具合に冷めて都合いいんだ。

私はこの後にデザートを必要としなかったけれど、義両親たちはおとといの残り物のパスタにジャムを混ぜて食べていた。
義母は何度か私にも食べるように勧めた。
義母料理のほとんどを食べることができるが、このジャムパスタとラプスカウスだけは遠慮し続けている。