怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

或る一日

2015年02月28日 | 分けるの面倒になってきた
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2月26日午前九時、ウチの裏庭の温度計は氷点下二度。
数十メートル先のバス停はこんな風になっていた。透明な板が真っ白。
 
氷点下でいつもこうなるわけではなく、いろいろな気候の条件でときどき空気中の水分が白く凍りつく様子。

目的地までの街中の静かな通り。おおっ、あそこに見えるのはアレだっ。無料袋を配るなどの運動はあるのに、いまだに放っておく人がいるんだな。
 
田舎のウチ周辺だと、そんなに汚く感じないものだが、街中に落ちているとかなり気分が悪い。
いや、今日は朝からウンが良い、とも日本語では考えられるぞ、気分転換は大事、大事~

いつもの集まり。
タペストリー製作中。それぞれの作品をつなげたらえらくきれいに仕上がったのでみんな記念撮影。

 
終了後、友人が私にご馳走する、と約束していたレストランへ。普段あまり充分に食べられない野菜をしっかり摂取。お礼にクレハのパチックを贈ったのだけれど、日本人でない彼女、この製品のよさをわかってくれるかちょいと心配。

 
友人と別れてから図書館へ。長く行きつけている外国人のためのドイツ語学習書コーナーの規模がだんだん拡大していることに気づいた。
各国語で編集された同じ本が揃っている。残念ながら日本語は無し。
トルコ語、スペイン語、ロシア語、ポーランド語、フランス語などがある。そのうち、アラビア語や中国語、ティグリニャ語やアムハラ語のドイツ語教本が置かれるかもしれない。

私にも、たまにはこんな風に忙しい一日があるんだぞ、って自慢してみた今日の記事。うっほー






在独外国人仲間

2015年02月27日 | 分けるの面倒になってきた
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在住外国人のための某講演会に行った。開演間際に私の隣に座った人を見て驚いた。
こちらに来て1年目に知り合ったコロンビア人E子さんだったから。
約束して逢うことなど、もうずいぶんなくて、一年に一度くらい街中でばったり出くわすくらいの関係なんだ。

健康そうな丸々とした笑顔は以前と違ってここにどっしりと根を張って元気に生きているという印象だ。
出会って数年くらいまではかなり落ち着きがなく、やることなすこと失敗ばかりだった。歩いていてスカートが落ちちゃったというくらいだもの!(痩せたのではなく、ファスナーをきちんと閉めるのさえ忘れてしまったらしい)
前妻との子供が一人いるドイツ人男性に嫁いだものの、彼とは関係が上手くいかなかったことが原因かも。
離婚して一人で住まうようになり、最近はかなり安定した仕事にも就いている様子なので、そうした環境が彼女を変えたのだろうな。

ドイツ語が上手くなった・・・とは言えず、いまだに私の質問にはかなり外れた答えをしたりするのは、ドイツ語の問題ではなく彼女の性格なのだろう。
初めの頃の在独知人・友人たちとは何か仲間意識がある事に気づく。
私は相変わらず義両親の家に寄生虫・・・じゃあない、同居だけれど、気分はあの頃とは違うのよー、って朗らかに近況を彼女らに報告できること、同時に彼女らも元気にやっていることが嬉しい。




義父にご馳走になる

2015年02月26日 | 家族
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去年年末に具合が悪くなって手術をした義母の弟のお嫁さん。来週までリハビリ施設に入所していて、私たちはお見舞いに行ってきた。
 
遠出の機会が少ない私、義母に頼んで無理やり連れて行ってもらったんだ。ウチから車で半時間ほどの温泉地。地域中が保養のためのホテルやリハビリ施設になっていて、他とは違う趣を感じた。
 
トレーニング用具が勢ぞろい。3週間ほどの毎日を機能回復訓練に励むのだそう。ロサおばさんは思っていたより元気そうで活き活きしていた。
 
温泉地、と聞いて硫黄の匂いが漂うと期待して、鼻をくんくんさせていた私。無臭だった・・・
 
屋外にあるプール。

水温表示があった。うーん、40度のところもあったらいいのになぁ。

広い施設内にはいくつもカフェがあった。義父がなぜか「コーヒーでも飲まないか」と誘うので驚いた。
日頃、彼は「カフェでお金を払ってコーヒーを飲むやつらの気が知れない。やつらはウチのように眺める庭やケーキを作る技術を持っていないのだろうな」と馬鹿にする発言をするほうなんだ。
 
義父が三回目に「コーヒー」と言い出したときは、彼自身がそうしたいのだろうと理解し「じゃあ、カフェに行きましょう」と本当は嫌だと思っていた義母には悪いと思いながら私が決定した。

実際のところ、私もドイツでの外食は当たり外れが大きいのであまり気が進まなかったのだ。
が、このケーキもコーヒーもとてもおいしかった。ロールケーキは義母が作るものよりスポンジ生地が薄く、上品な感じに仕上がっていた。「薄く焼くといいんですねぇ~」とか、義母に言ってみたのだが、「じゃ、次回はそうしましょう」という答えはこなかった。ううっ、自分でケーキを焼けってことかしら、ぶほほほ~。

もちろん、代金は義父が出すのかと思ったら「ママ(妻のことをこう呼ぶ)、お金持っている?」と言ったのでびっくりした。ちょっと彼らでやり取りがあった後、無事に義父が財布を開いたぞ、ほっとした。
めったに外で食事などしないウチの家族にはとっても珍しいカフェでのコーヒータイム。
お義父さん、ごちそうさま!



追記
そういえば、リハビリ中のこの親族、去年は息子(私の夫のいとこ)を病気で亡くしていたんだ・・・
心労で具合が悪くなるのは当然かな。今日のはつらつとした表情に喜ばなくてはならないな。











炒め方

2015年02月25日 | おいしいもの
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先月E子さんに炒飯の作り方を教えたときに、私は彼女の炒める手つきが気に入らなかった。
その数週間後、何気に図書館から借りてきた料理のDVDを見ていて、興味深い発見をしたので報告。

この写真の女性が、スパゲッティミートソースの指導を一般から選ばれた主婦にしていた。
一般女性といえども三人の子供がいるのだから毎日のように料理をしていると思われる。そうした慣れた彼女が細かく刻んだ野菜を炒めている手つきがE子さんと同じだったんだ。野菜をフライ返しの先でちょんちょん、ってつつくようなやり方。身の回りをあまりきちんと整理できなかったり、約束時間に遅れてくるE子さんに対して、ちょっと否定的なイメージを持っていたので、E子さんのやることが間違っている、と判断しがちだった自分を反省。
自分の経験の中で思い出してみると、ドイツの家庭料理は中国料理のように高熱で野菜や肉を炒めるという作業があまりない。義母の料理のほとんどは、多めの油で刻んだたまねぎを炒め、次に肉や野菜を入れ、物によっては小麦粉を入れて混ぜ、すぐに水を入れて煮込むものだ。つまり、中国料理のように高熱で焦げ付かないよう、なべ底からフライ返しで大きくすくい上げてかき混ぜるような動作を必要としないんだ。そして、義母もE子さんやこのビデオの主婦と同じ炒め方をする。
ビデオの中では、指導者の女性が主婦にすくい上げて炒める方法を教えていた。おそらく、ここでは新しい技術かな。ミートソースなのに、たくさんの野菜を使っていたしね。
中華なべも普通に売られているドイツ、多くの人がフライ返しを器用に使って炒め物をするようになるだろう。
E子さんには「ご飯がフライパンに焦げ付かないよう下からすくい上げるように混ぜるの」と次回があったら実演指導することにするっ




軽度上昇

2015年02月24日 | 何カテゴリーにしようかぁ
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血液・尿検査の結果を聞きに行った。

コレステロール値が基準値より少々高いという結果が出ていたが、医師は全然心配する必要はない断言。その代わりなのか私の普段の生活の様子を聞きだそうとしていた。
医師としての立場でなく、ドイツでドイツ人義両親と同居している日本人がどんな風に暮しているかを知りたい様子がちょいと感じられた。冗談にも笑わないまじめそうな女医だけれど、ちょっとチャーミングに感じた。で、私はべらべらと生活の詳細を語りあげた・・・いや、べらべら、にはほど遠かったかな、うほほ。
「肉をたくさん食べますか」との質問に「ドイツ人の肉の平均摂取量は年間60キロという統計結果がありますが、ウチはそれよりもずっと少ないと思います。でも魚は高いので食べることができません」「魚は食べられないけれど、もうここの生活も丸七年ですからね、こちらの食生活にも慣れましたよ」普段とは違って緊張しているせいなのか、いろいろまくし立てた私。
夫が診察に付き合ったりすると、雑談に花が咲くことがあって驚いたものだ。
「そうですか、あなたは日本語を話すんですね、凄いじゃあないですか」から始まり、夫の以前の専門が医師の知識とかなり近いものがあるため、その話とか、ひどいときは車の話になっていたりする。
その経験から、私も医師とは雑談をしなくてはいけないものと、ちょいと気合を入れていたっ。

コレステロール値の基準値から外れる結果は今までの人生にも数度あったんだ。

10歳代のころにはまった献血でも、血液検査の結果を知ることができたし。あの頃からいつも高めの傾向があったかも。
次回も高かったら、運動、食生活などの見直しをしようっと。

難民支援

2015年02月23日 | ドイツ生活の外国
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一年ほど前から難民女性と接触があった。頭巾姿のアフガニスタン人で、その一人は日本人と見間違うくらい極東の顔立ちをしている。中国人ムスリムか、と思って話しかけたのがきっかけだった。
急にアフリカ人難民が増えているのを感じ、興味を持っていた。
で、その機会を得た。

難民女性、というテーマのこの集まり。
主催しているのはキリスト教の支援団体の様子。来ていたのはエリトリア人、ソマリア人とその子供たち、ドイツ人。
何しろ、ドイツ生活数ヶ月というアフリカ人ばかりで彼女らとの会話がなかなか成立しなくて困った。
自分の目の前のクッキーがガンガン減ってしまい、体裁悪いくらいだった。(おなかもすいていたし・・・)
主催側の女性たち(20歳代くらい)は一生懸命で、英語で話しかけてみたり、子供を相手したり(子供たちはすでにドイツ語を自由に操れるし)していた。
彼女らには期待されなかった参加者の私。ドイツ人と難民の交流、を想定していた様子。私には少々の質問があった。「ここに来た理由は?」というところで張り切った私。
「私の母国は難民受け入れに非常に消極的です。ドイツは凄い、と思います」
と盛大に褒めたはずなのだが、彼女の反応は悪かった。
どうしてだろう、と思っていたのだが、書いている今、なんとなく理由がわかるような気がした。
大喜びで受け入れているわけではないが、こちらに住むのだから支援は必要だし、地元住民の理解だって必要だ。そのための努力をあなたはわかっていない、とでも言いたかったのかもしれない。
この集まりを始めたときはまったく人が集まらなかったのだそう。最近ようやくこのように出席者が増えてきたとか。定期的に開催されているのかと思ったらそうでもなく「次回の計画が決まったらメールします」と約束していた。
隣に座った頭巾姿のソマリア人はグレース・ジョーンズそっくりな迫力のある人だった。
英語を話すのだが、携帯電話の操作に夢中だった・・・
スタッフの一人は識字指導者を目指しているらしかった。ここにいた女性のほとんどが外国語としての英語の教育がある様子だったので、彼女にはちょっと違ったかも?
なぜかみんな写真撮影を熱心にしていて、私も臆することなく撮影できた。




そのままにっ

2015年02月22日 | 不味いもの
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昼食は短いパスタにハムとスープとチーズを混ぜたものだった。
 
見かけは脂ぎっていないが、大量の油でたまねぎを炒め、脂質たっぷりのチーズを混ぜ込むのだから、油分とリすぎになる。

私の皿。赤いのは赤カブの酢漬け。米飯はおととい炊いたバスマティ米だ。冷たいままで皿に盛った。
パスタが熱いから、混ぜれば食べやすくなるって仕組みだ。油分摂取も抑えられる。もちろん、私のほかの家族はこんなことをして食べない。

さて、飯とパスタをよく混ぜなくっちゃ、とナイフとフォークで格闘していたら、ちからの配分を間違えたのか、二口分くらいをナイフでひょいとテーブルの下に落としてしまった。
義母はくすくす笑って見逃してくれた。私は「後で自分で片付けます」と言って食事を中断するのを避けた。
床に散らばった料理の残骸写真も面白いブログ記事になるぞ、って思ったんだ。
ところが、義母は早々に自分の食事を終えると、床を片付けはじめてしまった。
「や、やめてくれっ」と叫びたいところをぐっとこらえた。動機が「ブログ写真にする」というちょいと後ろめたいものだったからだ。むっと、腹が立ったのも正直な感情さ。自分でやるって言ったのだから、やらせてくれよっ。
感情を上手くコントロールできず、義母に礼を言うタイミングさえ逃してしまった。
うーん、慣れたとはいえ同居生活、まだまだ修行が足りないぞ、と感じた今日の昼食時の出来事。







言語習得能力

2015年02月21日 | 子供たち
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ウチから徒歩1時間のところの友人宅で昼食。バスの便が悪いので歩いて行ったさ。運動不足になりがちな冬場のいい機会だしね。
炒め物が中心の中国料理。

 
米飯はジャスミン米。私は三種類を全部試したが、隣の五歳児N子ちゃんはフィッシュボールが嫌い。
こちらで育つ子供は、意識して魚や魚肉加工品を食べさせないと、食べられなくなってしまう傾向にあるように感じる。
 
そのN子ちゃんが本を読んでくれた。ウチの姪のP子ちゃんが6歳のときは全く文字の読み書きができなかった。家庭の方針によってここは大きく能力が違うということで、たいして驚かなかった。
ところが、このN子ちゃんの様子を伺っていると、どうも読んでいない。視線が本ではなく、他の方向なんだ。
適当にお話を作っているのかと私が文字をたどると、ちゃんとあっている。ページをめくるタイミングもぴったり。
え。暗唱しているぞ。
お父さん(ドイツ人)が何度も読んでくれているうちに覚えてしまったらしい。ほおぉ~。
子供の言葉の習得の習得能力って大人と全然違うのだな、と驚かされる。
お母さん(中国人、子供との会話はほとんどドイツ語)に言うと、「私も子供の頃は本を暗唱していました」と言ったので、さらに驚いた私。
私はできなかった・・・ぎゃー。
「りすさん、この本を読んでちょうだい」と取り出してきた「工事現場」の絵本。ううう・・・絵本とはいえ、知らない単語だらけだから、たどたどしい読み方になるぞ。案の定、私がごにょごにょ言っているとすかさず「それは○○○よ、ほら、これよ、こんな風に使われるの」と得意げに解説してくれた。はぁー、緊張したぞ。
本読み遊びの後はレゴで遊んだ。つまんねぇ、とか思いながら組み立てているうちに、なんだか面白くなってきた。N子ちゃんが「こうしたらいいのよ」と勝手に変えちゃったりすると、ムカッとしたりして、大人気ない自分の一部を発見してがっかりしたりして。


春節2015

2015年02月20日 | アジア事情
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確認メッセージ。
一ヶ月ほど前から約束していたんだ。ドイツに来てから毎年のように誰かの旧暦の正月祝いに招かれるようになった。


そういうわけで、ゴン シー ファー ツァイ!
本来は大晦日の夜に食べるという水餃子。
  
彼女は野菜を器械で細かくしていた。いろいろな在独中国人のぎょうざの作り方を見たきたが、それぞれ自分のレシピややり方を固持しているところが興味深い。
 
皮は水分が多くて柔らかすぎで、伸ばした大きさもまちまちで非常に包みにくかった。私がちょっと指導したくなったが、釈迦に説法状態になりそうなので、黙って彼女のやり方に従った。
案の定、茹で上がった餃子は皮が破裂して具が出てしまっているのばかり。小麦粉をたくさん付けていたので、茹で汁はポタージュスープみたいになっちゃっていたし。
 
醤油、酢、ピーナッツクリーム、からし、ごま油など好みの調味料を混ぜ合わせて添える。
作っているさなかには「ううう?」と思っていたが、食べたらおいしかった。
結論。水餃子はテキトーに作ってもおいしく仕上がる。

 
ノリノリの部屋の飾りつけ。
赤い紙に文字を書くところが日本との感覚の大きな違いだ。近くても遠い文化の国、と考えさせられる。




シミは堂々と

2015年02月20日 | ひとびと
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義両親に送られてくる薬品通販の雑誌。薬局で買うより安いらしいんだ。

いつもこのモデルさんを使っている。
初めて見たときはおどろいたものだ。こんなおばあさんめいた女性を使うって、どういうわけだろうって。
きっと、関係者に違いない。製薬会社の社長の娘とか、夫人とか?
もっと前向きに受け取って、ドイツではかなりの高齢までモデルができる、とも思った。
でもね、見るたびに、ちょっと不愉快になるのも確かなんだ。

肌に広っているのはそばかすなのかしみなのか。コーカソイドの皆さんにときどきあるタイプの肌ね。
普通に街でこういう人を見かけても全然気にならないけれど、モデルとして堂々見せ付けられると、うーん!?
どうしよう、自分自身もこうなのかしら、とか不安になってくる。

まあ、こんなに堂々としていると、シミ・そばかすなんて人生の大きな問題じゃあないって気分にもなってくる。
美白化粧品が見当たらないここだもの、本当にそうなのだろう。
私の頬のシミ、気にしない、気にしない







珍しく遠出

2015年02月19日 | 何カテゴリーにしようかぁ
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ウチから100キロほど北の街の博物館へ行ってきた。
    
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私は鉄子ではないけれど、一度は行ってみたかった。子供の頃に行った東京の交通博物館での楽しかった思い出を再現してみたかったのかもしれない。東京のは、確か、去年閉館してしまったと読んだ記憶がある。こちらの博物館がそうならないことを願う。

街中を歩いて見つけた書道。

私に頼めば、もう少しそれらしく書けるのに、とかうぬぼれてみる。たぶん、私が書いても、漢字を書き慣れない人が書いても、ここでは同じくエキゾチックで美しく見えるのだろうな。・・・というわけで、私が書いても無意味ね。

さて、第一の目的はこれだった。純和食。

私は生野菜が苦手だ。周囲の目(四人とも日本人)を盗んでトマトを味噌汁に入れて「おいしいぃ~」と思いながら食べていたら、一斉に注目を浴びてしまった。見るなよぉ~。この奇行の第一発見者もこの日のことをブログ記事にしている。 ファッシングと遠出







外界の様子

2015年02月18日 | いろいろ
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家にばかりいる生活にも慣れてきた。しかしながら、ときどき友人に呼ばれて街中に出かけなくてはならない。
友人の一年ほど前からの勤務先。
「今日の午後は誰も事務所にいないの。お茶をご馳走するから来て」と連絡をもらった。永らく逢っていなかったので、気は進まないが出かけることにしたんだ。コピー機を販売している会社、とは聞いていたがこの日本メーカーのを扱っているとは知らなかった。
展示してある品々を指差して「これはどこで生産されているのですか」と彼女に尋ねたら「日本に決まっているでしょう」と答えた。「あまりその可能性はないと思います」と言ったら、わざわざ機械の裏側を私に見せてくれた。
はい、全部「Made in China」だったぞぉ~

その帰り道で見つけた看板。

宅配サービスサイトの宣伝のようだ。あと、もう一歩、と応援したくなる寿司の写真だ。
今、このサイトを調べたら、ウチまで配達してくれる寿司レストランは無い様子、とほほ~

ウチから約2キロ先のバス停が終点のバスに乗ってしまった。

眺めのいい農道を選んだら、悲惨なことになった。10分ほど歩いたところから解けない雪が積もっていて、しかも凍っていて、転ばないように歩くのに難儀した。
家にばかりいると、外の様子がわからなくなるものだ・・・どうにかしなくては。







ムチ打ちが面白い

2015年02月17日 | 分けるの面倒になってきた
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集落のカーニバルパレードを見に行ってきた。
パレード開始までの約一時間前から、仮装した自分を見せたい人たちが集まる。
男たちのウサギ。
繁殖力があるのよ、って意味なのかな。
そういえば、ウサギはたくさんいたけれど、リスはぜんぜんいなかった。あの、大きくてふわふわの尻尾が難しい着ぐるみなのかもしれない。

パレード開始。先頭にはムチ打ちチームがやってきた。
振り回すと、かなり大きなパチン、パチンという音がするものだ。爆竹でも入っているのかと思ったけれど、火薬の匂いもしないので不思議だった。
 
翌日義母に尋ねたら、馬車が普通だった昔は、ムチをあのように鳴らすことができるのは普通だったのだそう。
そういえば、映画などでも馬車の御者はムチをパチンパチンと鳴らしているな。あれは馬に当たって音がしていたのかと思ったものだ。
 
日本だったら、倍くらい離れて見学させられるだろうと思われるパレード。危険そうなムチ打ちも下手すると観客に当たりそうな距離でやってくれるのがドキドキして面白い。数少ないドイツ生活の面白いところの一つだ。
 
ムチ打ちの後ろには農業トラクターに引かれた山車に仮装した人々が乗っていて、そこから菓子をまいたりしているのだが、彼らもビールなどを飲みながら陽気にやっている。踊っているお姉さんたち、寒いところご苦労さんだ。写真の彼女らのスカートの下のパンツが見事だった。きれいなフリフリだったんだ。私のテキトーカメラではその瞬間を撮影できなかったのが悔しい。

はっきり言って、ムチ打ちのほかは全然面白くなかった。撒かれる菓子は安物だし、若者は酔っ払っているし、天気は良かったけれどえらく寒かったし。これが有名なケルンだったら寒さも我慢する価値があるんだろうけれど、人口1万数千人の集落のじゃあ、こんなものだろう。
来年は見に行かない予定。家でビデオ観るんだっ。






消防署見学その2

2015年02月16日 | 何カテゴリーにしようかぁ
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二年前に消防署見学をした。 ←その過去記事はここをクリック。
前回は屋外でのイベントが主だったが、今回は寒い時期なので、きっと子供の頃から興味を持っていたアレの実物を見られると思った。
これだっ


この扉の奥にあるんだ。

 
そう、これを伝って一階にある消防車に乗り込むんだ!
実演してみたかったけれど、まさか、それは許されなかった。思っていたより太かった。いや、これはドイツ人仕様なのかもしれない。


職員の居室は建物の上階にあって、ベットは個室だ。「撮影していいですか」と尋ねようと思ったら、他の人たちが次々と撮り始めたので彼女らに続いた。

 
調理室と食堂。こうした設備が立派なのが特徴のドイツ。すてきな食堂だった。
勤務する職員は約100名。一回24時間の勤務を月間10日ほどするのだそう。女子も応募できるのだが、体力の条件は男子と区別されないので、採用になることはめったにないのだとか。
それでもミュンヘンなどの大都会では女子職員もいるそう。

地下のトレーニング室。
 
これは暗い中を手探りで捜索するためのトレーニング用具。
 

 
地下室の片隅にあった自動販売機。消防署職員もタバコは止められないのね。ドイツらしさをここにも発見して嬉しかった。




冬の週末

2015年02月15日 | いろいろ
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毎年雪が降るとウチの目の前の畑でこれをやる人がいる。義母といっしょに台所から観察。
 
義母が言うには隣の住人だそう。どうしてこんな遠くから識別できるのかな。
「とても力が要るのよ」と義母。まるでやったことがあるような言い方だな。
夫はこんな余暇の過ごし方は絶対しないぞ。寒い冬はテレビを観るのが一番さ。

午前中ずっとやっていた。疲れるだろうな。

午後は夫と一緒にショッピングモールへ。ただいま、謝肉祭時期でダンスパーティや仮装パーティなどが方々で開かれているらしい。
 
ショッピングモールもこうした催し物をやっている。毎年同じようなダンス。たくさん撮影してブログ記事にするつもりだったのだが、なんだかつまらなく感じ、たった三枚の撮影で終わらせてしまった。大勢の人々が見ていたけれど、友達や親族が出演していたのかな。

だらだらとウィンドウショッピング。ショッピングモールのいいところは寒くても軽装で歩けるところだろうな。車で乗り付けて、暖かいここでお買い物。普通の商店街が廃れるのは当然かも。

 
これはすてきな民族衣装。華やかな色合いが多いこれ、黒もかっこいいぞ。