怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

いつも忙しくしていたい女性たち、私にはとても真似できない。今日もだるくて数時間おきにソファに倒れていたりす。

2019年10月18日 | ドイツ在住難民・移民
市民大学で中国語を教えている中国人が使っている教材。
ドイツ語で解説されている。ドイツ人の中国語熱は高い。ドイツ以外でも中国語学習者は多いのだろうか。
この教材、日本人らしき人物も出てくる。「恵美」さんだ。寿司の写真までちゃんと載っている。
中国と日本の違いをはっきりさせている工夫なのだろうか。

ドイツ人旦那さんとの間に二人の女の子がいる。
ただいま小学生。母国ではこんな漢字は就学前に習得しちゃっているだろう。

ちゃんと二人分。
自分の母語も子供たちにちゃんと習得して欲しいのだろうけれど、普段の彼らの会話はドイツ語だ。お母さんは大学でドイツ語を専攻していた。私などとは基礎の部分が桁違いだ。ティーンエイジャーの頃から集中的に学んだ外国語と、成人してかなり過ぎてからちゃらんぽらんに学習した差。彼女と私の差。

育児と週に数回の中国語授業だけでもひどく忙しくしているのに、何を思ったのか、もう一度大学で学んでいる。
夏の帰省時に中国で書類をそろえて戻ってきた。近くの大学で教育学を専攻している。
普通の学生は暇そうにしているが、家庭と仕事を持っている学生は寝る暇もないらしい。あたりまえじゃあないか!!
「辞めようかしら」とこぼしていた。
やめたら、また何か新しいものを探して自分を忙しくするだろうな、この人。

中国人女性はそんな傾向にありがちだ。
正反対なのはアフガニスタン人女性だ。政治体制がそこに生まれ育った女性の外国での行動様式も支配するものだ、とちょいと笑ってしまう。
そう、アフガニスタン人女性たちは家にいたがる。就労の義務があるのだが、どうにかこうにかかいくぐって家事育児に専念している。いや、彼女の旦那さんも家にひっそりいたりする・・・いったい、どうなっているんだ、って怖くなる。