カーニバル時期だ。この時期に売り出されるのがこれ。
クラップフェン、あるいはベルリーナーと呼ばれる揚げパンだ。
わたしのブログ読者の一人にクロアチア在住の日本人女性がいる。
彼女と話していたら、クロアチアで同じものが同じ時期に販売されることを知った。
これはクロアチア在住A子さんから届いた写真。大きさも中身もまったく同じとしか言いようがない。
「クラフネ」というのだそう。
この共通の食べ物を知るまで、ほとんどクロアチアに興味が無かった私だ。手元の高校用世界史資料を広げてみると・・・・
クロアチアはすでに11世紀に見られる。バルカン半島の歴史は国境や支配者が次々と変わっていったものらしい。そうしているうちに周辺国の物資や文化が入り乱れるのは容易に想像できる。
ちなみに、この本、とてもよい。図説ばかりなので、一目で理解可能だ。
ドイツから遠い国、クロアチア、と思っていたが物理的にも近いことを知ったぞ。あ、無知すぎ?
クロアチアと言えばアメリカのテレビドラマ「ER緊急救命室」に出てきたコバッチュ先生を思い出す。ユーゴスラビア紛争のときに妻子を失って、アメリカに移住してきた、という設定。
黒い髪と涼しげな目元が素敵な俳優だった。ウィキペディアで調べて初めてこの俳優の名前を知った。と、たまげたのは彼は本当にクロアチア人だったことだ!
クロアチアにはああいう男がぞろぞろいるのかい!?ええっ?クロアチアに旅行してみたものだ!
さらにたまげたのは、このゴラン・ヴィシュニック、6代目ジェームズ・ボンド役の候補に挙がっていたということだ。今更どうしようもないがやっぱりボンドは黒髪がいいよな、とか、ボンドは少なくともイギリス出身の俳優がふさわしい、とかぐるぐると興奮した思考を巡らせてしまった私。
さて、6代目ボンドと言えば初仕事の「カジノロワイヤル」だ。
ボンドが敵と対決するためにモンテネグロに行く、という部分がある。そのシーンは当然モンテネグロで収録されたと思っていた私。
つい先週、実際の撮影現場がチェコのカールスバートだと知ったのだ。(プラハも含まれているらしいが)
ええええええええっ
そこは、私が去年10月に日帰り旅行した場所じゃあないかいっ カールスバートに行ってきた この記事を読むとイライラするぞ。メシが不味かったとか、ベトナム人の店がおもしろかったとか、今となってはどうでもいいことばかり書いてあるっ。
うわ~んちゃんと行く前に予習をしたのだが、どのサイトにもカールスバートが「カジノロワイヤル」の撮影に使われた場所とは書かれていなかったぞ
暗くて寒い典型的な欧州の嫌な天気の一日だったのだが、それでも華やかさに満ちた街並みだったのは確かだ。
素敵なホテルと、素敵ななんだかよくわからない建造物を私はちゃんと撮影してあった。どこかで見たことあるけど、ヨーロッパの街なんてみんな似たようなものさ、とたいして深い興味を抱くこともなかったのだ。
下の二枚。
日本で買ったDVD「カジノロワイヤル」1時間2分頃から数十秒のシーンを細かく止めながらチェックしていくと、左のホテルがばっちり出てきているし、右のは馬車入りで撮影されてる。映画ではもっと素晴らしく魅力的に映っているぞ。
ぎゃぁ~、ここをダニエル・クレイグやエヴァ・グリーンが歩いたかもっ
また行くぞ、カールスバート!
配偶者が欧州人とはいえ、なかなか欧州に興味が持てなかった私。
いや、テレビ番組や映画、漫画などで子供の頃から親しんできたではないか。しかも結構好きだったりして。
この事実に気づいた。
もしかして、ヨーロッパを好きになれるかなぁ。好きでもここの生活が楽しく感じるのは別の次元だしなぁ、う~む。
モンゴル人が肉まんを作ってくれたことがある。その後でベトナム人に手作り肉まんをもらって驚いたものだ。
古い時代にモンゴルがユーラシア大陸のほとんどを制覇したときにアジア中に伝わったのか、この料理。
ここのカーニバル時期の揚げパンもどんな歴史ストーリーがあるのか考えるとわくわくするかも。
少しは住んでいる場所や周辺国に興味を持つよう、これからは努力しなくては、と考えたクロアチア在住日本人との出会いかな。
ありがとう、A子さん!
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クラップフェン、あるいはベルリーナーと呼ばれる揚げパンだ。
わたしのブログ読者の一人にクロアチア在住の日本人女性がいる。
彼女と話していたら、クロアチアで同じものが同じ時期に販売されることを知った。
これはクロアチア在住A子さんから届いた写真。大きさも中身もまったく同じとしか言いようがない。
「クラフネ」というのだそう。
この共通の食べ物を知るまで、ほとんどクロアチアに興味が無かった私だ。手元の高校用世界史資料を広げてみると・・・・
クロアチアはすでに11世紀に見られる。バルカン半島の歴史は国境や支配者が次々と変わっていったものらしい。そうしているうちに周辺国の物資や文化が入り乱れるのは容易に想像できる。
ちなみに、この本、とてもよい。図説ばかりなので、一目で理解可能だ。
ドイツから遠い国、クロアチア、と思っていたが物理的にも近いことを知ったぞ。あ、無知すぎ?
クロアチアと言えばアメリカのテレビドラマ「ER緊急救命室」に出てきたコバッチュ先生を思い出す。ユーゴスラビア紛争のときに妻子を失って、アメリカに移住してきた、という設定。
黒い髪と涼しげな目元が素敵な俳優だった。ウィキペディアで調べて初めてこの俳優の名前を知った。と、たまげたのは彼は本当にクロアチア人だったことだ!
クロアチアにはああいう男がぞろぞろいるのかい!?ええっ?クロアチアに旅行してみたものだ!
さらにたまげたのは、このゴラン・ヴィシュニック、6代目ジェームズ・ボンド役の候補に挙がっていたということだ。今更どうしようもないがやっぱりボンドは黒髪がいいよな、とか、ボンドは少なくともイギリス出身の俳優がふさわしい、とかぐるぐると興奮した思考を巡らせてしまった私。
さて、6代目ボンドと言えば初仕事の「カジノロワイヤル」だ。
ボンドが敵と対決するためにモンテネグロに行く、という部分がある。そのシーンは当然モンテネグロで収録されたと思っていた私。
つい先週、実際の撮影現場がチェコのカールスバートだと知ったのだ。(プラハも含まれているらしいが)
ええええええええっ
そこは、私が去年10月に日帰り旅行した場所じゃあないかいっ カールスバートに行ってきた この記事を読むとイライラするぞ。メシが不味かったとか、ベトナム人の店がおもしろかったとか、今となってはどうでもいいことばかり書いてあるっ。
うわ~んちゃんと行く前に予習をしたのだが、どのサイトにもカールスバートが「カジノロワイヤル」の撮影に使われた場所とは書かれていなかったぞ
暗くて寒い典型的な欧州の嫌な天気の一日だったのだが、それでも華やかさに満ちた街並みだったのは確かだ。
素敵なホテルと、素敵ななんだかよくわからない建造物を私はちゃんと撮影してあった。どこかで見たことあるけど、ヨーロッパの街なんてみんな似たようなものさ、とたいして深い興味を抱くこともなかったのだ。
下の二枚。
日本で買ったDVD「カジノロワイヤル」1時間2分頃から数十秒のシーンを細かく止めながらチェックしていくと、左のホテルがばっちり出てきているし、右のは馬車入りで撮影されてる。映画ではもっと素晴らしく魅力的に映っているぞ。
ぎゃぁ~、ここをダニエル・クレイグやエヴァ・グリーンが歩いたかもっ
また行くぞ、カールスバート!
配偶者が欧州人とはいえ、なかなか欧州に興味が持てなかった私。
いや、テレビ番組や映画、漫画などで子供の頃から親しんできたではないか。しかも結構好きだったりして。
この事実に気づいた。
もしかして、ヨーロッパを好きになれるかなぁ。好きでもここの生活が楽しく感じるのは別の次元だしなぁ、う~む。
モンゴル人が肉まんを作ってくれたことがある。その後でベトナム人に手作り肉まんをもらって驚いたものだ。
古い時代にモンゴルがユーラシア大陸のほとんどを制覇したときにアジア中に伝わったのか、この料理。
ここのカーニバル時期の揚げパンもどんな歴史ストーリーがあるのか考えるとわくわくするかも。
少しは住んでいる場所や周辺国に興味を持つよう、これからは努力しなくては、と考えたクロアチア在住日本人との出会いかな。
ありがとう、A子さん!
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