怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

いつも否定する義母

2017年03月31日 | カテゴリー分けするのに飽き
3月下旬にしては非常に気温の高い日々が続いている。
今年初めての洗濯物外干し。遠くから見るとそうでもないが、近くで見るとぼろ布がぶら下がっている印象・・・
石灰分を多く含む水質のため、色物は洗濯により激しく劣化する場合が多い。また、ウチの場合、本当にボロ布状態の衣類が多い。

外干しができる気候になって嬉しいものだ。
「こんなに暖かいと自然界の動植物が心配だ」
と、義母はこの天気を否定的に言った。
それも確かにそうだが、暖房などのエネルギーを節約できるからいいのではないか、と私が考えていたところの発言だったのでちょいとひっかかった。
いつも、否定から会話が始まるような印象だ。
「人生はポジティブシンキング♪」
に全面的に賛同するわけではないが、会話の80パーセントがネガティブだと相手をする私も気落ちしてくる。

さて、別の話題。
通販の雑誌をめくっていた私。そばにいた義母に言った。
「欧州人の脚はきれいですね。ほら見て!私の脚は典型的な日本人脚よ」とジーンズのすそを膝まで上げて義母に見せた。

二年前と比較すると3,4キロ近く痩せてしまった私だが、どういうわけか、膝から下は細くなっていない。
ふくらはぎの筋肉は隆々としていて、ちから強い印象さえ受ける。
これらのモデルのすっきりとしたふくらはぎがうらやましい。

すると義母はこう答えた。
「そんなことありません!」
お決まりの否定形だ。ただし、彼女はわたしの自分の身体に関する謙遜を否定しているのだ。
これには困った。
褒めているのかい?でも、あきらかに私の体型は欧州人の標準のそれと比較すると劣っている。
とてもじゃあないが、膝が見える丈のスカートを穿くことはできない。

「極端に短くなければ、りすもスカートを穿くことができます」
私の言うことにはなんでも反対する義母だ。
もう、ここまで来ると、笑って聞き流すしかない。
きっと、私が自分の脚自慢をすれば、きっと義母は「あなたの脚は醜いです」と否定してくれるだろう。
そこまでして、脚の醜さを自覚したくないので、その実験は実行しないことにしているけど!






婦人科健診

2017年03月31日 | カテゴリー分けするのに飽き
昨日、中国人友人S子さんに招かれた。
「明日、朝食会をウチでやるので、来ませんか?」
りす「どんな人々が来ますか?」
S子「木曜日の子供中国語教室の仲間です」
そっか、中国語母語の女性の集まりね。中国系インドネシア人とちょいと気持ちの行き違いがあったりしたので彼女が来るかどうか尋ねた。
S子「来ますよ」
そういうわけで、断った。

いや、それだけが原因ではない。金曜日の午前中は掃除の日。しかも、洗濯まで始めた義母だ。
私が朝食会のために出かけるのはよろしくないだろう!

昨日は珍しく婦人科健診に行った。
一年前からの体調不良、体重激減の原因を探るため、家庭医があらゆる検査を私に勧めたせいだ。

なぜか、血圧測定をした。家庭医には「低めですね」と言われたが、ここでは「理想的ですね」と言われた。

待合室のおしゃれな椅子。これは誰しも撮影したくなるよな!

ドイツの医院は、こんな風に「おしゃれ」と思わせる内装があることが多い。
診てくれた女医は白衣着用ではなかった。レース部分からブラジャーの肩紐が見える白いTシャツだった。
以前、義母の行きつけの婦人科医に行った時は、あまり印象がよくなかった。
考えてみると、その当時の私のドイツ語力も問題だったかもしれない。今回の医師の言うことはよくわかり、お互いの意思疎通がよくできたので気に入ったのかも?

入り口を飾っていたこの作品も、彼女を気に入らせる要因だったぞ。へへへ。


葱油餅の朝食

2017年03月30日 | カテゴリー分けするのに飽き
台湾人知人宅で朝食をいただいた。

実家での生活でも時々作っていたネギお焼きだ。これは台湾製造の冷凍もの。
台湾人S子さんによると、このメーカーのものが一番安全なのだそう。
たまたまインゴルシュタット市内にあるアジア食材店で販売されていて嬉しいそうな。

いいお天気なので庭で食べることになった。
かなり強い日光だったので、彼女も私も陽に背を向けて帽子を被っての朝食だ!欧州人女性たちはそんな配慮を全くしないものね。
S子さんは目玉焼きを載せ、醤油をかけて食べていた。私は卵なしで醤油のみ。
おいしかった。
「パンとチーズ・ジャムとも思ったのだけれど、アジア人の私たちだけだからこれにしたの」
材料は粉とアブラとネギ、塩のみ。ドイツ人にも容易に受け入れられそうな料理だ。
温かいところを勧めないとおいしくないのが難点だが、手作りして食べさせる機会があればやってみたい。
義両親はだめだろうな・・・・

台所に私が持っているいただき物のポーチと同じような品が置いてあったので一緒に撮影。
中国でとても安く売られている物なのだそう。内側の縫製がとても悪いが、外観がとても美しいので私のお気に入り。もっと欲しい・・・

台湾人とよく話題になるのは彼らの歴史と日本との関係だ。
ほとんどの台湾人が戦争中の日本の蛮行を批難し続けることなく、前向きに日本を受け入れていることに驚かされる。

その日の午後に行った家で、先週食べ過ぎて具合の悪くなった冷凍ケーキが出た。
今回は、薄く切って堪能した。
おいしいけれど、食べすぎ注意。学んで失敗しなかった。うん、日々成長のドイツ生活ぅ~



放送禁止用語を習う

2017年03月29日 | カテゴリー分けするのに飽き
良いお天気が続くウチ周辺。
予定外の急なお招きで、ドナウの川岸で日向ぼっこをすることになった。
 
街中から川岸を自転車で10分も走ると、こんな風景になる。
雨が降らない日々が続くので、水量は少ないそうだ。
ここではゴザではなく、毛布を敷いて座るんだ。地面が冷たいからね。

仲良しのMさんはビールを、私はジュース、このとき知り合ったドイツ人女性Dさんは私のおにぎりをおいしそうに食べてくれた。
隣には20歳代のドイツ人男性ばかり5人のグループが日向ぼっこをしていた。
日本人の同年代の男性が、川岸に座り込んでビール片手に語り合うって、やるのかな?

うるさい水鳥。あれは求愛の叫びだったのだろうか。水切り遊びは世界各国にあるようだ。ドイツ人にしては小柄なMさん、器用に川原の小石を投げていた。
 
彼が日本留学時代に勉強に使ったテキスト。
パラパラとめくった瞬間に、私はこの言葉を0.5秒で見つけた。

「Mさん、こ、これは誰に教わったのですか!?」
Mさん「センセイですよ」
その「先生」が女性形だったので、さらにたまげた私。
Mさん「センセイの写真を見せてあげます」
彼の携帯を覗くと、か、かわいい!
おい、先生じゃあなくて、彼女だった??

MさんはDさんに、この放送禁止用語を何度も発音して教えるものだから参った。
彼らにとっては感情のない記号のような言葉だろうが、我々日本人にとっては密室の言葉だぞ。
せいぜいドイツで広めてくれ。

18時を過ぎ、日が陰ってくると急に寒くなった。
我々は再び自転車に乗って街中へ戻った。
僅か一時間だったけれど、楽しい体験だった。まだまだ知らないドイツがたくさんある。


予定はコロコロ変わるドイツ生活

2017年03月28日 | カテゴリー分けするのに飽き
近所のJ子さんと彼女の犬との散歩がドタキャンになった。
「仕事から帰ってきたのだけれど、疲れちゃってもうだめ」
というのが理由。
偏見かもしれないが、ここの人たち(ドイツ人、在住外国人を含むすべての人々)は約束しておいて平気で断るような印象だ。私自身は少々具合が悪くても約束した物事は達成するように努力している。もしかしたら、私もドタキャンしているかな?

ま、仕方がない。
これくらいのことで気分を害していたら、義両親との同居などやっていられない。
義両親たちが「では、私たちと一緒に歩くか?」と誘ってきた。
お天気はいいし、気温も上昇中。ゆっくり歩く彼らに合わせても寒くないだろう。

途中でオキナグサの撮影に夢中になっていたら、義母が遅れている私を心配して振り返った。

まだ半分の距離にもいかないのに義母が早々に引き上げることを提案した。
ちょいと具合が悪いようだ。これまた、仕方がない。

ベンチに座り、強い太陽の光を浴びながらしばらくおしゃべりして家に戻った。
結局、この日の散歩は、全くしなかったことになるな。
一人で出直そうと思ったけれど「今日は散歩してはいけない」って啓示と考え、控えておくことにした。


芝刈り2017開始

2017年03月27日 | カテゴリー分けするのに飽き
今年初の芝刈りの本日3月27日。

エンジン音のうるささも、初日の今日は気にならない不思議さ。
周辺各家も週末にはガンガン始めていたが、ウチはやっと今日になって作業。

義父ができなくなったら、義母がやるのか?
いや、夫か?わたしかも?
やれば面白いのだろうか?日に焼けそうだな。帽子と手袋、もしかしたらマスクも着用だな。

これが終わったら、週末ケーキの残りを一緒に食べる予定。
私はPC作業しながら彼らを観察している。


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感想(16件)



ケーキは手作りが一番

2017年03月27日 | カテゴリー分けするのに飽き
本当にケーキで具合を悪くしているのではないか、と思うくらいケーキを食べなければならないドイツ生活だ。
これは週末の訪問先で。
これはどういう店のケーキなのかちょいとわからないが、スーパーの品ではない。

ここを訪問することは一ヶ月ほど前から予定していたので、事前に義母に頼んでおいた。
「いつものケーキをお土産に持っていきたいです」
喜んで作っていた義母。

テーブルに並んだ大量のケーキ。
食べるのは成人四人だ。

必然的に市販のものと手作りのものの味の差がわかってしまう。
完璧に義母ケーキの勝ちだった。
旨い。
いくら旨くても、こんなにたくさんケーキがあると食べ切れなかったけれどねぇ。
一緒に食べるために持ってきた食べ物が余ると、持ってきた人が持ち帰る習慣があるドイツだが、私は面倒なので彼らにあげた。
きっと喜んでくれていると思う。

気をつけないと毎日のようにケーキばかり食べている。
これはドイツの普通の生活なのか、私が特別にそういう環境にいるのかわからない。

子供の頃「毎日ケーキを食べることができたらいいな」という願いを持ったことがある。
それが叶ってしまったのかい??



安い冷凍ケーキ注意

2017年03月26日 | カテゴリー分けするのに飽き
訪問先でのケーキ。スーパーで売られている冷凍の製品だ。
値段はかなり安い。

安いのはそういう理由があるからだ。
・・・と理解していても、食べてみておいしいと、どんな材料が使われているかとういう意識もなくなる。

彼らの一切れは、義母に限らず一般的にかなり大きい。
ぺろりと平らげた私。その時は幸せな気分だった。

さて、その後に約束していた催し物に行った。
 
在住外国人(主に難民)との交流イベントだ。
 
去年ちょいと参加した作文教室の主催者に誘われたんだ。
 
私もこの女性(セルビア人)のように自分の書いたものを朗読しないか、と提案されたが無視。
いや、違う・・・メールの内容がよくわからなかったのでそのままにしちゃったんだ。
 
席で座って見ている間に、だんだん気分が悪くなってきた。
原因はあのケーキであることが明らかだった。
嘔吐まではいかないけれど、むかむかするのが一時間ずっと続いた。
「もう、あのケーキは食べないぞ」
と誓った。
でもね、訪問先で勧められて断るのは至難のワザだ。どうしたものか!





一生に一度

2017年03月24日 | カテゴリー分けするのに飽き
週に一度の義両親の食糧買出しに私が付いていくことがある。
車でしか行けないスーパーに行くことができるからだ。(ドイツは車がないと生活できない地域がたくさんある。エコな国で車を使わないようにしている国民、という意見には反対したい。だいたい、車を製造販売して生きている国だぞ?!)

ここに住んでから、一度も食べたことのない半分調理された冷凍ブレツェルを買いたいと思った。
知人が「おいしいよ」と勧めてくれたからだ。

義両親の買い物と私の買い物をスーパーで分けることは難しい。食材は一緒に購入、という彼らの考え方だ。
さっさと冷凍ブレツェルを取って支払って、レジの向こうで義両親の買い物が終わるのを待てばいいのだろうけれど、また実際そんなことをやったこともあるけれど、面倒だ。

更に面倒と予想したけど、この日はこうした。
「これを生涯に一度だけで良いから試してみたいです」
と、義母にその品を見せながら言った。
案の定、彼女は反対した。(何でも反対するのは数日前の記事に書いたな!)
「ちゃんと焼きあがったのを買えばいいでしょう?」
それに対して、しぶとく食い下がる根性はもう、身についている。
「これが最初で最後です!」
口からでまかせ。旨かったらまた買うし、不味かったら別のスーパーのを試してみるさーっ
「じゃ、いいでしょう」
と義母の承諾を得て、買い物カートに入れた。へへへ。

一袋に9つブレツェルが入って約150円。焼きあがったものを買うよりお徳?
いや、焼く手間がかかるぞ。
この品のいい点は、塩が付いていないところだ。普段、焼きあがった品を買うと、まず、塩落とし作業をしないととてもじゃあないけれどしょっぱくて食べられないんだ。

夫の朝食を焼くときに一緒にやってみた。
うん、いい色。かなりおいしかった。一生に一度だけでは済まないな。


自損事故

2017年03月23日 | カテゴリー分けするのに飽き
義父の説明をきちんと聞き取ることができなかったのだが、ともかく、彼の不注意で後部座席右側のドアがひどく傷ついてしまった。
 
「自分や他人が怪我しなかっただけでも良かったです」
と義母と私が、イラつく義父をなだめたのだがどうにもこうにも上手く行かなかった。
イライラしながらの運転は怖いぞーっ。

ちゃんとドアは閉まるのだが、隙間が空いている。

だいぶ暖かくなった今では大丈夫だけれど、真冬にこのままでは寒いだろうな。
また、危険でもあるだろう。
さーて。
製造元がすぐそこにあるとしても、この扉部分だけ交換なんて、難しいだろう。
修理にいくらかかるかな。恐ろしくて尋ねられない。


義両親との散歩

2017年03月22日 | カテゴリー分けするのに飽き
義両親たちは夏を除いて毎日のように散歩に出かける。
私も極力一緒に行くようにしているのだが、最近はちょいと億劫だ。
以前も、別の意味で億劫だったけれどね。
最近は、彼らの歩く速度が遅くて私にはつまらないんだ。
次第に身体の機能が衰えていく彼らの自然の成り行きを受け入れなければならないのだけれど、あまりにものんびり歩いていると、私には寒くてかなわないんだ。

私は太ももの筋肉を育てるという目的があるので、もう少し負荷をかけたいんだ。
普通に歩いているだけではだめだろう。
専用の機器でのトレーニングが有効だ、と夫はうるさい。

体重を減らしたい、という近所のJ子さんに「一緒に歩きませんか」と誘われた。
60歳代の彼女だ。若い頃はさまざまなスポーツで鍛えていたらしい。
彼女と歩くのは期待できるな。
迎えに行った。

瀟洒な外観のお家に住んでいる。家の中も豪華絢爛だ。
 
車庫の上を見上げると、船が。
この犬と一緒に散歩に行った。

犬のためにしばしば立ち止まらなければならなかった。
リードをつけたり外したりの作業があったんだ。周囲に人がいないときは外すけれど、いるときは繋がなければならない。
この犬、体重40キロ。うっほ。今の私と同じだぞ。引っ張られたらたまったものではないな。

しばしば立ち止まったり、おしゃべりに付き合ったり(一緒に歩く最大の目的はこれだろうが)でこれまた義両親たちと歩くのとあまり変わらない状態だった。
しかも、1時間あまりの散歩の終盤には犬もJ子さんも息をはずませていた。
私は心拍数も呼吸数も変化なし。つまり、歩き方速度が遅すぎるんだ。

そうか。
やはり、自分のトレーニングのためにはひとりで歩かなくてはならないかな。



面白くなくても視る

2017年03月21日 | カテゴリー分けするのに飽き
先週は夫の誕生日だった。
私には、男児も含め、男性へのプレゼントは非常に難しい。
彼らに喜んでもらえるものは女性のそれとはちょいと違う。また、非常に高価なものの場合が多い。
下手に夫に尋ねて「車」とか「家」とか言われても困っちゃうし。
そういうわけで、もう、諦めて夫を含めて男性にはあまり贈り物をしないことにした。

夫の誕生日当日には一緒に日本のビデオを視ることにした。
友人に借りたDVD。

ドイツ市場向けに作られた日本の作品。
大抵の日本の作品は日本語音声が残されていたり、ドイツ語字幕が付いていたりするのだが、これはなかった。

ううう・・・ドイツ語音声だけで映画を鑑賞するのは私にはハードルが高い。
でもね、なんとなくつまらない印象なんだ。
視ながら、持ち主にメッセージを送ってみた。
りす「今、夫と視ていますぅ~」
A子「それって、実を言うと、あまり面白くないのよね」
と返事がすぐに来た。
うふふ、やっぱりそうだったのね。
夫もそう感じたらしいが、たとえ面白くなくても最後まで鑑賞するのが彼の主義だ。

つまらなくても、主役の上戸彩は魅力的だ。
太もも丸出しの衣装だが、まっすぐな魅力的な脚だ。刀を振り回すシーンも決まっている。

夫は不満のようだった。
「脚が細すぎる」
ですって。
確かに上戸彩は細身で脚も細いだろうが、日本人の感覚からするとひどく細いわけでもない。
一緒に出演していた何人かの女優の脚も彼女と同じ位の太さに思えた。
夫は、すでに日本人の標準体型を忘れているのだろう。
毎日、頑丈で長い脚の女性たちに囲まれているのだろう。


攻撃対象の私

2017年03月20日 | カテゴリー分けするのに飽き
以前から気付いていた。
義両親たちは自分の息子や娘には、あまり生活上の注意をしない。
特に、娘には。彼女は子供の頃から独立志向が強かったらしく、ティーンエイジャー時の反抗期はひどく扱いにくかったらしい。
夫は、口うるさい両親たちと語り合うことさえ面倒らしい。話し合うといろいろ言われるから黙っているのだろう。

私が義両親たちに質問や経験したことを話すと、その数倍の返事が来る。しかも、その内容は大抵、私の話したことを否定するものだ。
りす「これを買いたいのだけれどどう思いますか」
義母「そんなもの、必要ありません」
代表的な会話だ。
義両親に買い物の相談をするのも彼らとのコミュニケーションの一つだと思っていたけれど、いつも否定ばかりだとげんなりしてくる。
夫も義姉もそうした親に育てられているのだ。いろいろ工夫してきただろう。

自分の子供たちには言えない義両親たちのパワーは、私にやってくる。
これも家賃と思って私は努力するしかない。
体重減少の原因を家庭医のH先生は、私の同居生活ストレスと決定している。原因除去には膨大な金が必要だ。
このまま同居を続けて本格的に健康を害するか・・・!?実家近所で同居ストレスで重い病気になり亡くなった女性をときどき思い出している・・・

先日はブロッコリーの調理法について義母と言い争いになった。

ブロッコリーを茹で上げた後、義母はアブラとパン粉を熱して絡めるんだ。
私はその作業をする前の茹で上がったものを自分の皿に取っておく。
義母はそれが気に入らないらしい。

ただでさえ油脂を頻繁に使う義母料理だ。少しでも摂取を控えたい、と伝えてあって、彼女もそれに同意しているはずなのに。
「では他のすべての料理もあなたには食べられないですね」
と嫌味っぽく言われたときは、かなり興奮してしまった。
ここで爆発したら、家賃にならない。
この一瞬で100g体重が減ったのが家賃相当だろうな。


茹でたブロッコリーに、在独日本人仲間だったYさんからの贈り物の一つ、ミツカン「金のごまだれ」をかけて食べた。
う、旨い・・・
日本のこうした調味料は、研究や工夫を重ねたものだろう。
ウチでは塩と胡椒くらいしかない。極まれにマヨネーズを買うこともある。ケチャップは義父がひどく馬鹿にするので私は買ってくるのが恐ろしい。
他のドイツ家庭がどんななのか知らないが、金のごまだれには負けるものを使っているだろう。


ドイツ人姪が読む日本の漫画

2017年03月20日 | カテゴリー分けするのに飽き
義姉と彼女の子供たちがやってきた。
一緒に義母ケーキを食べた。前日は夫の誕生日で、そのための義母ケーキも食べたので、二日連続ケーキまみれ。

さて、ケーキを食べた後くつろいでいるところに姪のP子ちゃんがこんなものを持っているのを発見。

え?漫画?日本の?似たような絵柄の韓国人漫画家の作品もあるので気をつけなくてはいけない。

漫画家の名前は日本人のようだ。

検索してみた。日丸屋秀和 日本人漫画家。
外国在住で日本で作品を売っているというところがかっこいい。
日本だけでなく、世界各地で人気のようだ。ドイツのP子ちゃんが読んでいるのだもの。

ともあれ、P子ちゃんが日本の漫画を読んでいることがとても嬉しい。
何年も前に、ここで手に入れた漫画をまだ小さかった彼女に渡したことがあるのだけれど、それには興味が無かったのだろうな。
このヘタリアはどうもお勉強につながるような内容らしい。
「世界史をモチーフの主軸とし、世界の様々な国の歴史、人種、民族、風俗、気風、風土、イメージなどを人型に模したキャラクター達が織り成す、国擬人化歴史コメディ」
ですって。(ウィキペディアより)
もちろん、日本も出てくるので、P子ちゃんは私の文化背景をこれで学んでくれることだろう、嬉しいぞ。

ドイツでも膨大な量の日本の漫画が翻訳されて売られているけれど、私が読めるのは本当に僅かだ。
語学力の壁は娯楽まで影響してしまう。
写真の作品「ヘタリア」も、私にはまず無理だ。読めない・・・うう、日本語で読んでみたい。



魚棒にポン酢

2017年03月19日 | カテゴリー分けするのに飽き
旦那さんの仕事の関係で日本に帰国するY子さんに、余った食材をいただいた。

ほとんどが日本で製造された本物日本食品。
これだけの日本食品を所有したことがなかった私だ。とても豊かな気分になったぞ。
普段はほとんど日本食を口にしない私だ。せっかくの頂き物、しばらく楽しもうと思う。
私以外の家族はまったく日本食を口にしないので、私一人で消費しなくてはならないのが難点だ。

たとえばポン酢。
これを使う料理を自分のためだけに作るのは面倒だ。
 
もしかしたら、今日の昼食の魚棒に合うのではないかと試してみた。
 
結果。大当たり。魚棒にポン酢はとてもおいしい。
義両親たちから嫌味を言われることを覚悟していたが、彼らは黙っていた。
普段だったら、醤油など彼らになじみの無い調味料を使うと「せっかくの料理を台無しにする」というようなことを言われちゃうんだ。

複数の人たちから体重を増やすにはじゃがいもを摂るといい、と言われた。
低体重脱出のため、これからじゃがいもを多く食べることにしたぞ。