怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ドイツの嫌なところ

2013年09月30日 | ここの生活

ドイツの嫌なところの一つ。所構わずタバコを吸うこと。私は喫煙には寛容なほうだが(たとえば映画やテレビドラマの喫煙シーンを批判するなど絶対にしない)バス停で隣に人がいるのに構わず吸うのは絶対に違う。
私は静かにその場を立ち去って具合が悪くなるのを避けるのだ。

隣に座っていた男性も吸っていた。二人で会話しながらスパスパ~。吸う人には楽しいひと時なのだろうな。

更に悪いのはその吸殻を地面に捨てること。ドイツに初めて来たときは、吸殻だらけの道に驚いたものだ。
もちろん、日本にもそういうところがあるだろうし(日本の場合は空き缶のような気がする)、日本やドイツ以外の国は更に凄いだろう。
実際、南米生活で最後まで慣れなかったのはバスの窓から乗客が空き缶を投げ捨てるシーンだった。
日本もドイツもそれはやらないから、上出来と評価してやろうか、うほほほ~


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東京を一緒に旅行したドイツ人エリさんが驚いていたのはカフェの従業員が店の前の歩道をほうきで掃いていたことだった。日本人には当たり前の光景がドイツ人には普通じゃあない物事の一つ。日本の真似しろよ!ドイツ!

早とちり

2013年09月28日 | いろいろ
昨日そして、それ以前に書いた内容を訂正。
図書館から借りたオクトーバーフェスト、というタイトルのDVDはオクトーバーフェストの広告宣伝ではなく、ちゃんとストーリーのある映画だった。
オクトーバーフェスト最終日、何人かの人々のそれぞれの人生を描いた作品。まだ最後まで見ていないのだけれどなかなか面白い。日本人カップル、という設定で東洋人も出てきたりする。
だが、ビールテントでのシーンは参った。大音量の音楽、酔っ払い、大勢の人々、ああ、あんなところは私が行くところじゃあないなあ、嫌だなあ、と何となく考えていた。
一時間ほど過ぎて、夫が帰ってきた。私のPCを覗きこみ、訝しげな顔つきをしていたが私は何も言わなかった。すると彼は「今度のオクトーバーフェスト招待は事務所のメンバーだけということでした」
すでに7月にこの話があったのだが、夫の勘違いで、家族も招かれていると勝手に解釈していたのだ。
あはは、オクトーバーフェスト、やっぱり私には縁がないのだ~
なんとなくほっとしている自分に驚いたものだ。酒宴は私に向いていない!

さて、夜が明けて週末土曜日。
義母が四人の昼食のために揃えた材料は・・・・自宅裏庭からやって来た。
え?サツマイモ?
いや、これは赤カブなのだそうだ。丸い形状のは何度か見たけれど、このサツマイモ状態のも赤カブ~

すでに茹で上がったものをおろし金で荒くすりおろす。手は真っ赤~
これはスープになる。
きのこの季節だ!
  
庭の隅に自生するマッシュルームを収穫。

これはソースになる。パン団子(りす語、正確にはゼンメルクヌーデル)に添えていただく。


義母が言うにはオクトーバーフェストは今回の夫のように会社の招待や外国人のためのものだそう。ミュンヘン人が好き好んであんなに高い地元ビールを飲みにいくと思いますかっ、ですって。

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う~ん、正直なところ、気持ちの30パーセントくらいは残念かしら、オクトーバーフェストに今年もいけなくなったことが。

予習

2013年09月27日 | いろいろ
図書館で借りたDVD.

タイトルずばり「オクトーバーフェスト」。オクトーバーフェストの紹介をしている内容だと簡単に予想できる。
ちょっと予習しようかなって。去年、カールスバートに行く前、あまり丹念に調べなかったのでそこで「007カジノロワイヤル」が撮影されていたことを知らずにいたことが悔しくて。
うほっ、何だか違うって??

このDVD,なんと、日本語字幕入り。この品そのものが日本でも販売されているのかしら?
  
中を開けると1枚のディスクの両面に入っている様子。
こちらは日本で再生するとき。
ドイツで観るとき。
日本でもどこかの公立図書館にこのDVDそのものがありそうだなぁ。

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いつか書くつもりでいるのだが、りす部屋のテレビは古いままだ。でっかいブラウン管テレビ。スイッチを入れてしばらくすると色が無くなる。白黒じゃあなくて緑黒画面になる。観づらいことといったらこの上ない。
あ、しかも、DVDプレーヤーも壊れちゃっている。
ウチはテレビも買い換えられないくらいビンボーな様子。まったくっ、私が金出す、って言っているのに、何故か夫は嫌がるっ。
妻にテレビを買ってもらうことでプライドが傷つくのだろうか、世の中の男性一般に尋ねてみたい。


恐怖の試着

2013年09月26日 | 物品
姪の誕生日祝いのために義両親と一緒に出かけた。
義姉が民族衣装を買った、というのでそれを見るのもちょっと楽しみにしてた。
姪がプレゼントを披露したり試着したり皆でケーキを食べたりし終わって歓談しているうちに、義姉が思いついてそれを出してきた。

いろいろな解説があるようだが、この目の前のは胴衣とスカート部分が一緒になっていて、ブラウスはとりあえず胸の部分が隠れるくらいの短い丈。
これにエプロンを合わせる。

後ろからの撮影。現在10台から20歳代くらいまでの若者は丈の短いスカートを好むようだが、義母によると昔は皆足首近くまでの長いデザインが基本だったらしい。
この品、非常に上質なので値段を聞いてみたら約5万円。う~ん。ますます縁がないな、私には。
赤いエプロンと緑のエプロンを揃えたらしい。
いろいろ話しているうちに「りすも試着してみたら?」という事になってきた。
日本でも小柄な私、ドイツで衣類を買うのに非常に苦労しているのにこの民族衣装が合うわけないだろ、とずっと思っていて試着どころか見て回ったことすらない。
何度か断ったけど、姪に頼まれたら断りにくくなってきた。仕方ねぇ。着るかっ。姪誕生日サービスだっ。


で、結果はやっぱり哀れだった。
義姉はドイツ人としてはかなり小柄なほうだが、やはり肩から背中、胸辺りにかけての骨格は日本人の標準よりがっちりと出来上がっている。
「私のは34号だからよ!りすは32号を探せばいいのよ!」
とさりげなく義姉をはじめ、みんなフォローしてくれたけれどねぇ。


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真ん中は姪。12歳になった。左は義姉。こうして並ぶとさして身長の差はないのだけれどねぇ。
顔はでかくて上半身が貧弱な私。顔が小さく、その下はがっちりとした体つき、まっすぐに伸びた長い手足の二人とこの人たちのための伝統衣装を着て写真撮影なんて、ムリありすぎさ~、恐怖試着体験、これが最初で最後さ~



黙認

2013年09月23日 | おいしいもの
在独日本人仲間にもらった「干し野菜ネット」。早速使ってみた。
義母が庭仕事を始めないうちにぃ~、とベランダに取り付けた。

ベランダに物を干すのは厳禁である。「みっともない」がその理由。
布団を干したら「羽根布団は干すものではありません」と即行言われたものなぁ~過去記事参照「心拍数が上がるブログ」
夏場は、りすもときどき干しているのだけれど、これはいいらしい。りす干し用椅子が夏場には出される。
ピーラーで細長く切ったニンジン。
あともう一日乾して、ビンにしまっておくことにしよう。
義両親たちはりんご、ミラベルなど自家製の果実をオーブンを使って干す。時間と電力を使って大量に作るドライフルーツ、彼らの趣味だな。
一方、ちょっとした量の野菜を天火じゃあなく天日で干す私、エコいじゃあないかぁ~。許せ!お義母さんよ~



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午後には義両親たちが庭仕事をしはじめたので、このネットに気づいただろう。何も言われなかったので、私の念力が届いたものと思われる~うっほー。

ドイツのタイ仏教

2013年09月22日 | いろいろ
ドイツ語コースで一緒だったタイ人女性に招かれた。
「家のお披露目をするので来て下さい。お坊様も来ます。」彼女とドイツ人の旦那さん、三人の子供の一家は数ヶ月前に郊外に大きな中古住宅を買って引っ越していた。
家族の集まり、と聞いていたのが行ってみてびっくり。15名ほどの近隣在住タイ人女性も来ていて壮観だった。

食事が済んだ後、何やら儀式をするというので「私も参加してみたい」と言ったら喜んでいた。タイ人女性たちのドイツ人配偶者やその親族たちは全く関心が無い様子で、タイ人以外では私だけ薄い座布団のようなものの上に座った。

すぐに終わるだろうと予想していたら説法のようなものが1時間ほど続いてまいった。一言もわからないタイ語だ!
だが、三人の僧侶による読経をすぐ目の前で聴いたときは感動した。日本のそれよりかなり違って明るくリズミカル。
「女性は僧侶に触れてはいけない」と読んで知っていたので彼らとはちょっと距離を置いていた私だが、思い切って質問してみた。
「ドイツ人、あるいはタイ人以外の外国人に布教活動はしていないのですか」
三人の僧侶のうち一人が非常にドイツ語に堪能で、丁寧に私の質問に答えてくれた。タイ仏教入門のためのドイツ語による瞑想教室が月に一度開かれているらしい。
彼は私の質問以外にいろいろ話してくれた。「日本を紹介するテレビ番組をよく観るが(たぶんNHKワールド)、日本人の勤勉さや物事を丁寧に行う習慣は素晴らしい」日本を絶賛する発言がしばらく続き、なかなか褒められ上手でない日本人代表りすは少々困ってしまった。
読経の後に何やらささらのようなもので僧侶が水をかける儀式が始まった。
まず、座っている私たちに。次はその他の部屋に行った。お清めのお祓いだ。
あとで義母にこの話をしたらドイツにもこうした家屋に対する儀式があるのだそう。「遅れたアジアの習慣」とか言われるのが怖くて話すか話すまいか迷っていたが言ってみてよかった。どの国や地域でも精神世界には似たようなものがあるものだ。

これはたまたま別の日に街を歩いていたときにもらった名刺。
僧侶を見かけたので思わず話しかけたら写真の彼らとは別人だった。「遠いけどウチの寺院にいらしてください」と言われた。
ドイツをはじめ欧州の方々にタイ仏教寺があるのだとか。たくさん存在するタイ人嫁たちの精神の支えになっているのだろう、ドイツのタイ仏教寺と僧侶たち。母国から遠く離れたここで家庭と自分を守る重要な役割をしているに違いない。


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このタイ人友人には「来月一緒にお寺に行きましょう」と誘われたが断った。瞑想教室はここの街にもたくさんあって、先月も別の友人からの招きを断ったばかりだもの。ドイツ語の瞑想解説を聞き取るのはムリと思う私。
でも、あの読経をもう一度聴くことができるのなら行ってもいいかなぁ。とても魅力的だったタイのお経。

追記
  
これはお清めのときにもらった冊子。欧州にあるタイ仏教寺院の紹介だ。タイ語で書かれているので在欧州タイ人のためのものだろう。とりあえず、各寺院の住所はアルファベットで記されている! 




 

コーヒーセレモニー

2013年09月19日 | おいしいもの
毎年6月頃に開催される「アフリカ祭り」のウィンタナさん。
旦那さんと一緒に街でカフェを営んでいる。夫婦ともエチオピア出身だ。
「コーヒーセレモニーをしますので私たちの店に来て下さい」と誘われた。
  
店の隅に置かれた生コーヒー豆を炒るところから始まる。
  いろいろ説明を聞きながらだったのだが・・・
一緒に参加した何人かの女性たちとの会話についていくのが精一杯で、ウィンタナさんの説明をきちんと聞き取れなかったのが残念だ!
  

  
↑左は乳香。うわ~、乳香だなんて、聖書の世界だな!火の付いた炭の上に載せて香を楽しむ。
右はウィンタナさんの長女10歳。
左手で右手を支えるしぐさはきっと丁寧さを表すものだろう。確か、韓国にも年長者との物の受け渡しに似たようなしぐさがあった記憶がある。


出来上がったコーヒーは怖ろしく濃い。濃いコーヒーが好きな人にはぴったりだ。
塩、または砂糖を入れて飲む。ミルクは入れないのが基本らしい。塩を入れるというのはモンゴル人がミルクティーに塩を入れることを思い出させた。
チーズケーキはウィンタナさんの手作り。
義母のよりおいしい。ちゃんと冷たいし。←。過去記事参照「泣く子も黙る

日本のティーセレモニーのような堅苦しさは全く無い。
楽しく会話しながらコーヒーを楽しむことができた。
エチオピアはその歴史の古さと他国の支配を受けなかったことを誇りとしているらしい。
「人類発祥の地」と自慢していたウィンタナさんの旦那さんの名前はなんと、アダムさん。そうそう、コーヒーの原産地もエチオピアとしている記述があるし。
このカフェを始めて3年目。すでに多くの常連客がいるらしく順調らしい。
効果があるかどうか微妙だが、宣伝広告。
様々なコーヒーのほか、お茶も揃えられている。日本茶さえあるのだぞ!
上のほうに「コーヒーセレモニー」とあるぞ。数名集まれば、一人10ユーロ程度の負担でやってくれるようだ。

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コーヒーというと、コーヒールンバだよな・・・と口ずさんで次の瞬間、その曲が中米のものと思い出す。
う~ん、アフリカかあ・・・「ライオンキング」のテーマ曲とか、「フーアムアイ?」中のアフリカダンス・・・いや、コーヒーには合わない・・・

日本語解説入りエチオピアコーヒーセレモニーの動画を見つけた。








食べ物に釣られる。

2013年09月16日 | 交友関係
私のブログは毎日500人近くの訪問があることを知った台湾人友人が以下のビラを差し出して言った。
「宣伝して欲しい」って。

「台湾における民主主義と人権」というテーマの講演会の案内だ。
9月21日土曜日、14時から18時まで、フランクフルトのユースホステルが会場。
入場料が記載されているが、無料になったそう。講演は中国語とドイツ語だ。

彼女は私のブログが何だかよくわかっていないのだろうな。
日本語で私のドイツの日常について書いているのですけれど??散散強調して何度か繰り返したのだが「毎日500人」だけしか聴こえないらしくしぶとく食い下がってきた。「ねえ、載せてくれないの?」
あまりにも私が煮え切らない態度だったので、以下の物資を差し出してきた。
  
え?森永ミルクキャラメル?でも、文字が変。中国語!もしかして、パクリ製品?私が訝しげに眺めていると、
「ちゃんと日本の森永と関係あります」って。

な~るほどぉ~。うほほ、久しぶりの森永ミルクキャラメルだな、食べたいなっ。とほくそ笑んでいると
「じゃ、早いところ、記事にしてくださいね!」ときっぱり言われた・・・
っていうわけで、台湾のドイツにおける政治的な集会のビラを載せる私。
りすは食い物で容易に釣ることができる。



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ちなみに、このキャラメル、大きさが微妙に小さく、また、包んである紙の質が微妙に違い、味も、微妙に、本当に僅かに違う。
ま、台湾森永ならではの味、ってことで楽しませてもらった。1時間でからっぽさ~うっほ~



たった今・・・

2013年09月15日 | おいしいもの

『Sent from my iPhone』
という短いメッセージとともにマレーシアから送られてきた写真。
義母の昼食を免れるために無理やり外出して疲れて戻ってきたところにこれだ~
ああー、食べたいーっ、マレーシアに行きたい~



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ベトナム旅行土産の饅頭を食べながら書いた・・・・うげっ?何これ?ドリアン入り??臭いしっ。
やっぱりマレーシアがいいなぁ~

選挙ポスターいろいろ

2013年09月14日 | 風景
選挙が近いドイツの街。人口1400人のウチの集落でも様々なポスターを観察できる。

どきっ。これは義両親とその息子とヨメ、孫のイメージかい??同居のススメ?ああっ、妄想激しすぎっ
  
いかにも級長タイプの女性候補者。右の男性、ひげが危ない印象だがドイツではOKなのか?
  
この腕のポーズも少々危ないイメージ。日本でもあるかも?右のいたずら書き入りは日本ではありえない?
  
畑や森を背景に、選挙ポスターは輝く。
  
朝日を背景に撮影。右のは早くも誰かに破られてしまった?

さて、下は特別公開。

在独仲間の親族がこのたび立候補。
「普通のサラリーマンなのに、だいじょうぶなのかしら~」と彼女の発言。
日本在住時にすでに私は読んでいた。選挙に金がかからないから普通の人でも立候補できる、と。
ドイツ好きな人々には「素晴らしい制度だ」とか思うのだろうか。もし、彼が当選したら、会社勤めはムリだろうから辞めるのだろうか。任期中は休職で、彼のポジションは取っておいてもらえるのだろうか。まるで育児休暇のようだな?
詳しく知りたいものだが、この男性が当選してもらうとその詳細の実態を知ることができるはずだ。
是非、当選してもらいたいものだ。



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選挙権がないとはいえ、少々興味を持たなければならないだろうな、在独外国人。外国人に対してあまりにも排他的な政策になっては困るしね。
在外投票は当然参加。母国の繁栄が日本人として外国での信用を得られているのだから。
あまり繁栄しているとはいえない国からの人々の滞在許可が煩雑になることを観察しているとつくづくそう思う。




蘭が危ないっ、早く帰って来いよ~

2013年09月12日 | 交友関係
先月初旬から休暇旅行中の友人宅を世話している。
ベランダや屋内の植物に水をやるだけなのだが、意外と神経を遣う。
すでに彼らが留守になってから一ヶ月を過ぎた。心配だった蘭が、心配したとおりになってきた。
右に伸びた枝(枝って言うのか?)に咲いていた花は全滅。残っているものも上の方がしおれかかっている。
2013年8月17日記事の写真と比較すると明らかだ。 みんなは休暇旅行
あ、これこれ、この写真。
はちみつ瓶の上に載っている花はここ一週間で次々と落ちていってしまった・・・
水遣りは一週間に一度、と気をつけていたのだが、それでもダメだった。義母は2週間に一度にしなさい、と言っていたのだがそれはあまりにも少なすぎだろう、と彼女に従わなかったのが災いしたのだろうか。
ううううう??義母の言うとおりにしなかったからって・・・・そ、そんなぁ

友人一家が戻ってくるのはまだ先。ドイツの長すぎる休暇習慣の裏には職場でいろいろと困ったことが起きるようだが、友人関係にも影響を及ぼすこともあるはずだぞ、今の私の苦境のように。
ああ、どうか完全に花が落ちる前に、戻ってきてね

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もし、ダメだったら同じような品を買って弁償するべきだろうか。たいして高価ではない品だけれど「何とかの記念の品、長くこの蘭と付き合いたかったのに」とか言われたら困るなぁ。っていうか、1ヶ月以上も家を空けるなよっ、とか逆切れしちゃいそうだ、おお、冷静になれよ、りす、りす~

ダンプフヌーデルン対抗

2013年09月10日 | おいしいもの
これは義母のダンプフヌーデルンの作り方。
  
牛乳を温め、別の鍋ではバターを溶かす。牛乳が温まったところでバターの鍋に移す。
  
パン生地を丸め、鍋に並べる。
  
蓋をして弱火で約30分加熱する。絶対途中で蓋を取ってはいけない、とか。
  
できあがり。ウチではこれは昼食のメイン。鍋は大きいので大量だが、夫の好物なので義両親と私は彼に遠慮して意識的に少なく食べる・・・「今日はダンプフヌーデルンよ」と義母に言われると満足に食べられないこと、甘いものが昼食であることでがっかりする私さ。

こちらは先日招かれた近所のドイツ人宅にて、食後のデザートとしてのダンプフヌーデルン作り。
  
フライパンにバター、砂糖、生クリームを一気に入れて温める。生クリームを使うところなどがウチとは違う。
少し焦げるくらいになったところで、あらかじめ用意してあるパン生地を丸めて入れる。
  
蓋をして約20分弱火で加熱する。何故か10分義母より短いのは作る量の違いだろうか??
東洋好きの彼女の趣味がよく現れている茶碗だな。
かかっているソースは市販の粉状のものを牛乳で溶いたもの。義母は手作りする・・・
フォークに付いている茶色いものはフライパンの底にできたカラメルソース。これがおいしかった。義母のはほんの少ししかできない。
彼女の作った食事の後だったので、この一つを食べたらお腹がパンパンになってしまった。夕食さえ食べなかったぞっ。ドイツ料理、食べすぎには注意さっ
いろいろな人の同じ料理を食べるのは興味深い。まだ一度も自分でダンプフヌーデルンを作ったことが無い。
いつか作ることになるのだろうか、ああ~


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推定年齢50歳代の彼女、台所の整い方はドイツ人としては残念、な類。
私の交際範囲ではどういうわけかドイツ人らしいピカピカ台所を所有している人は少ないぞ。おおっ?自分と対人関係レベルがよく現れているのかな。

着物を着たい

2013年09月08日 | 交友関係
「着物を貸して欲しい」とドイツ人に頼まれた。「着物を持っているか」とか「見せてほしい」などと尋ねられることを承知でいた。汚れても破れても構わない品を持って来ている私だ。
早速持参で彼女宅を訪問し、そのS子さんに「簡単な着方」を教えた。私はきちんと着物を着ることができない。合わせ方を逆にしないこと、丈が長いのは胸の下あたりではしょって着るため、の二点だけを強調しておいた。
一緒に練習したのだけれど、何だか心もとない・・・ま、どうでもいいや、楽しみで着るだけなのだから、ドイツだからどんなに変でもOK,などと自分を納得させた。
   注(本人にブログ掲載許可済み)

  
数日後に彼女から届いた写真がこれだ。驚いた!なかなかさまになっているじゃあないか。
もちろん「違う!」のだけれど、欧州人一般がイメージする着物の着方で表現しているところが素晴らしいと思った。ちなみに髪飾りと扇は彼女自身の持ち物だ。
どうもコスプレのイベント参加だったらしく、彼女は今回は着物に挑戦してみたかったようだ。
去年、街中で偶然撮影会に遭遇したことがあったな。「秘密の一日」2012年5月20日記事

そうそう、コスプレの撮影会を見学したことがある。

東京某所の洋館だ。建物の外観や内装に似つかわしく装った男女が集っていた。お互いに撮影しあうだけなのだが見学していても結構楽しい。

要するに、その服を着ると気分も変わるらしいのだ。カメラを向けるときりっと服にふさわしい表情になるのが印象的だった。
また、皆さん、かなり博学でその服の時代背景をよく知っている。
左端の女性のドレスは南北戦争の頃のアメリカの品だそうで私は仰天した。「その頃のお金持ちは毎日毎時間着替えて楽しんでいた。だから現在でも残っているドレスがある」とのこと。
上の写真、右から3番目の男性の軍服は確かドイツの品と言っていた記憶が・・・。彼の話も非常に面白かった。どういうわけか台湾事情にまで話が飛び「セデック・バレ」を観るように勧めてくれたのも彼(日本人)だった。
そういうわけで、今回初着物を経験したドイツ人S子さんには今後日本文化に親しんでもらおうと思っている。
まずは、おにぎり攻撃かな。寿司とおにぎりの違い(実際、おにぎりを「寿司」と言うドイツ人が多すぎっ)を教育しよう、うほほ~


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ここドイツでは2月頃のカーニバルがおおやけのコスプレ日だ。また着物を貸してくれ、と頼まれるかもしれないので大きめの浴衣を用意しておこうということに決まった。自分で着ないのに他人のために用意するのも何だか理屈に合わないとは思うのだけれど。
日本文化を広めるってことで貢献しているんだ、と考えることにしようか・・・

写真中の男性の一人(上の集合写真、左から三番目)は以下のような業務をしている。楽しかったのでお礼がてらにここに宣伝。彼がインゴルシュタットの軍事博物館を訪れたことがあると言っていた記憶がある。
武器屋



買いすぎ注意

2013年09月04日 | ここの生活
週末にその翌週の特売品の広告が入る。月曜日の朝にスーパーに行ったのは初めてだ。

その安さと品質で人気のスーパー。朝8時過ぎなのに人でごった返していた。
こんなにスーパーに人がいるなんてめったに経験しないぞ。

無事に欲しかった品を手にして店を出る人々。私も。

欲しかったのはこれ、時計バンド。こちらに来た頃は日本から持ってきた100円ショップのものを愛用していたが、ふとしたきっかけでこちらのこの品が結構上質で長持ちすることを発見し、売り出されると買いに行く。
売り出し品はたくさん買ってはいけない、と二点に押さえたわたし。

さて、一週間ほど前だっただろう、他のスーパーで経験したこと。
ドイツに旅行に来た台湾人が、ある店のあるハンドクリームをできるだけたくさん買って帰りたいということで、私がそれに協力することになった。
二人で店に行き、目当てのハンドクリーム10点と他のこまごまとした品も数十点レジに持っていった。
レジのお姉さんはハンドクリームについて尋ねた。「売り場に残っていますか?」
私が「もうありません」と答えると「こんなに買い込んでは困る」というようなことを言い始めた。
私たちに「在庫があるかどうか確認してきます」と言い、品々の値段のスキャンを途中にしてレジを離れた。
私たちはわけわからないこの応対におろおろしていた。
戻ってきたお姉さんは「在庫も無いので4個だけ買っていいです」と言い放ち、私たちは4個だけ「買わせていただいた」。
驚きで何もいえなかった私たちは店を出た後、叫ぶように言い放った。
「売るのを制限するなんて、私たちの国では起こらない!」
もちろん、上の写真の特売品のようなものの纏め買いはとがめられて当然だろう。このハンドクリームは値引きされているわけでもない通常価格だったぞ。
「また明日買いに来るわ」と台湾人。嫌な気分で彼女の宿泊先に一緒に戻った。
さて、レシートと買い物を照らし合わせて私たちはその嫌な気分を一掃させてしまった。
レジのお姉さんはハンドクリームの在庫に夢中で、途中にして残っていた品々をほとんど忘れて清算してしまったのだ!

ドイツの商習慣は東洋のそれとかなり違うものなのだろうか。時々びっくりさせられる体験をする。
この場合のように売り場に品がなくなることを恐れ、客に纏め買いを控えさせるというのは普通に起こるのだろうか?
その品がいつも大人気で品薄、って訳でもなさそうなのに。
数ヶ月前は500グラムパックの米をまとめ買いしたところをとがめられた経験をしている私だ。米が主食でないここで、私が買い占めたところで他の客が困るのか、と疑問に思ったものだ。

客のある品のまとめ買いに気を取られて他の商品の代金を徴収するのを忘れるのも、店にとっては大きな損害になるはずなのにねぇ。
お客様は神様の精神を身につけろ、とは全然思わないけれど「お客は面倒な敵」にはしないで欲しいと願っている私。


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ドイツ人男性にこの売る制限について説明を聞いたがよく理解できなかった。どなたかご存知の人、いらっしゃいませんか?













他の人の家、他の人のケーキ

2013年09月02日 | おいしいもの
ドイツに住んでいるなら様々なドイツ人宅を訪問する機会があるだろうと想像しちゃうけれど、意外とそうでもない。
親族でも面倒に思う人もいるし、他人が来ることで汚されるのがを想像して嫌がる人もいるし。
そういうわけで、貴重な他人訪問記録。

ウチから25キロほど北上したところにある人口6000人の小さな街。流れる小川の回りがきれいに整備されて遊歩道になっている。小川はドナウ川に繋がっているそう。この街に住むドイツ人I子さんによると「小さい街だけれど不自由なく暮らすことができます」とのこと。
そんなものかな?人口15000人のウチの集落は結構不自由するんですけど。

I子さんの台所、台所の薪オーブンと手作りケーキ。

昔風のインテリアが美しく感じる。他人のケーキはおいしく感じる・・・と思ったら、うー。
いや、ここではっきり感想を書くのは失礼だな。ちゃんと礼儀正しく「おいしかったです」と書いておこう!
ドイツの一般的なこってりとしたケーキだった。

これは面白い品。子供用の本当に使えるミニオーブン。I子さん(60歳)の長女(現在35歳)が子供の頃に遊んでいたものらしい。りす部屋に欲しい、と思ってしまった一瞬。

8月から9月初めにかけてウチでは誕生日が続く。上の写真はその拷問時期の最後のケーキだ。
少なくとも、I子さんのケーキよりは日本人の口に合うあっさりとしたケーキで締めくくることができた。
交際範囲が広がると、ケーキを食べる機会も増えるものだ。どの家庭も大抵こってりとしたものを作ってくれるのを頑張って食べるりす。
義母よ、気を利かせてくれたのかい、あっさりケーキをありがとう


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義母ケーキの残りを今日食べた。6切れの残りを一気食いしてやろうと思ったら、3切れしか食べることができなかった。「どうして全部食べないのですか?」と尋ねる義母。本気で尋ねているのかい?あの量を一気に食えるのは20歳男児だぞ。
まだまだ修行が足りないドイツ生活