怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

頑張れ布教

2015年05月31日 | ひとびと
人気ブログランキングへ

腰の位置で赤ん坊をくくりつけているアフリカ人が歩いていた。
一気に増えたアフリカ人たちはそれぞれ母国でのやり方で暮しているのだろう。テレビや雑誌で腰おんぶを見たことがあるが、実物は初めてだ。隠し撮りしようとベンチに座ってカメラを用意した。
そのとき、二人組みの欧州人女性が近づいてきた。彼女らのかもし出す雰囲気で一気にアレの布教活動とわかったので「アタシ ドイツゴ ワッカリマセーン」と言ってみたのだが、それくらいでひるむ彼女らではない。
「あなたはどちらから来ましたか、ご旅行ですか、お住まいですか?」
こうして相手をしている数十秒の間でも、腰おんぶアフリカ人はどんどん遠くに行ってしまう。黙ってこの二人を振り切って逃げようか、と思ったのだが・・・
地元の人たちにいくらかでも貢献、とか思っている私だ。布教に喜びを感じている彼女らにちょいと協力してやろうと諦めた。

「そうですか、日本語ですか・・・」とバッグの中からパンフレットの束を取り出し、「日本語」と手書きされているそれを見つけて満足そうに私に渡した。
「すべての苦しみはまもなく終わる!」かぁ。それって、義両親との別居が可能になる、ということだろうなぁ。
とチラッと思った後に、すぐさま急ぎ足でアフリカ人を追った。


あまり近づくと気付かれるな、と警戒し、遠くから撮影。拡大してみたけれど、やっぱり、小さすぎてはっきりしない。
あ~あ・・・。布教のお二人が私に目をつけていなければ・・・もっといい画像を掲載できたのにぃ。
盗撮するより、布教義務に燃えた彼女らを相手して、彼女らを満足させるほうが意義がある行動だった、と自分を納得させるほうが私にとってもお得な人生、かな!







もち米おにぎり

2015年05月30日 | おいしいもの
人気ブログランキングへ

隣の集落に行くため、義父に自転車を点検してもらった。秋から冬にかけて、全く使わなかった。

覚悟はしていたので義父がぶつぶつ言うのをそれほどうるさいとは思わなかった。
「いつも手入れしてきれいにしておかないと警察に呼び止められるぞっ」
街中で歩道を逆走している自転車のお兄さんが、たまたま通りかかった警官に止められていたから、それは有りかな、でもこんな田舎道で警察がうろついている可能性はないだろうな、さて、反論してみようかどうしようか、と思案しているうちに義父は他の話題になっていたので諦めた。
とても古い自転車なので、あちこちがだめになっているんだ。新しい自転車が欲しいのだけれど、みんな反対するだろうなぁ。「使えるのになぜ新しいものが必要なの」と。

さて、その自転車で農道を走っていると、向こう側に乗馬をしている人たち。
 
こうした光景を何度か見かけるのだが、撮影に成功したのは今回が初めて。


伺った先では、おにぎりの作り方を教えて欲しいと言われていた。用意されていたのはもち米だった。
どういうわけか、おにぎりや寿司を作るためには特別に粘着力の強い米を使わなければならない、という観念を持つ人がここには多い。米を常食していると思われる中国人でさえ、この有様だ。
まあ、せっかくこの日のために買ったのだから、もち米でやってみようということになった。

真ん中の球状の小さいおにぎりを教えた。以前、お土産にした自作のこの形状のおにぎりが大好評だった。ツナ缶を細かくほぐして砂糖醤油で炒ったものを混ぜた。
一番上に見えるのは玉子焼き。砂糖で甘くする玉子料理は5歳児に好評だった。大根おろしが欲しかった私。
私のほかは二人の中国人だったので、野菜料理が並んだ。ウチではなかなか一度にこの量の野菜を摂取することがないのでとても嬉しい。

私の皿。野菜とともに、小さく切った肉も入っていたのだが、私はそれをより分けて自分の皿に盛りつけたんだ、ああー、お行儀悪いっ
ナイフではなく、スプーンが添えられるアジアの食卓。肉塊のような食卓で切るような作業のないアジア料理にはナイフは不要。

食事のあとは子守。

5歳児&2歳児のお母さんは毎日くたくた。招かれた礼に5歳児と外で遊ぶくらい楽勝ね。








破裂してOK

2015年05月29日 | 不味いもの
人気ブログランキングへ

日本で一般的な大きさのウィンナーソーセージを私はこちらで初めて買った。義母はそれに興味がないので一切買わないし、買ってきた私のそれを見て「また、無駄な買い物をして」といつものように何か言わなくては済まない気分を晴らしていた。

ある日の昼食時に、義母のいつものソーセージを焼くので私のウィンナーソーセージも一緒に焼いてもらった。もちろん、義母にいろいろ言われるのを先回りして「はい、ウィンナーはお湯で温めるのが本当ですが、この昼食時にどうしてもこうして食べたいんでお願いします」と頼んだ。
案の定、破裂して義母は不満そうだった。お弁当のたこソーセージみたいに切り目を入れるなんて、彼女にとってはもってのほかだろう。

私の皿。破裂ウィンナーソーセージに茹でたじゃがいも(義両親たちの主食)黒米入り米飯、前日の残りの鶏肉カレーソース、キャベツの酢漬けの煮物。
齧ったときのパリッとした食感はない。でも、見た目も似ているし、他のここのソーセージほど塩辛くないので日本のソーセージの代用としてはよい一品だった。

週末午後ケーキ。先週食べた日本人が作った同じ形状のケーキの方がおいしい。義母や他の多くのドイツ人や欧州人のケーキは見た目は同じでも食べるとどっしりと重くて苦しい。

ついでの画像。
市販の缶入り豆料理。義母はほとんど豆を料理しない。最近は自分で煮て、冷凍保存して時々食べているけれど、こちらの人たちがどんな豆の料理を楽しんでいるのか、まず缶詰を試してみたんだ。
脂ぎっていたけれど、おいしかった。味が薄いのも気に入った。





からすかわいい

2015年05月28日 | 動物
人気ブログランキングへ

こちらでよく見かけるカラスは見た目がかわいい。

ハシボソガラスと言うのだろうか。日本にも生息しているそうだが、私はこちらで初めて見た。

ゴミ漁りなどせず、畑や草むらで何羽かの仲間と静かについばんでいる姿を見ると癒されるくらいだ。


パソコン内に保存されている古い画像を探したら、あった。実家二階の自室の窓から撮影したカラス。柱上変圧器が、ベランダに出たすぐ斜め上にあったものだ。電線にはスズメやカラス、ハトなどがやってきて止まっていた。街で生きる野生動物たちを電線で観察した実家生活。

精悍なこの姿、ハシブトカラスなのだろうか。羽毛が逆立ってモヒカン状態なのがそうだ、と書いてあるので、ハシブトガラスだろう。


飼い猫にエサをやるときにこのカラスはやってくるんだ。その猫のエサというのが異様に贅沢で、スーパーで買った骨付きの鶏肉だ。骨を切るために庭に出て包丁でバシッと音を派手に鳴らしていると、このカラスが飛んでくる。
しばしば、猫とけんかになっていたそうだ。
そうしたカラスの様子も怖くて面白かったけれど、ヒトとは一歩距離を置いて田舎暮らしをしているここのカラスはひたすらかわいい。





食器に魅せられる

2015年05月27日 | 物品
応援してね!人気ブログランキングへ

珍しく日本人夫人宅に御呼ばれ。彼女の新居のお披露目だったんだ。以前の住まいはほとんど倉庫のような状態だったことと比べると、このテーブルだけでも整った様子が伺われるだろう。

日本人は食器にこだわる人が多い。食器の美しさに魅せられちゃうんだ。
あ、いい品だ、うれしいな、と思ってしまう。

ウチなど、欠けていようがしみが付いていようがお構いなしなのは例外かもしれない。いや、ドイツ人を初め、わたしが訪問したことのあるほとんどの欧州人家庭では食器にお金をかけるとか、こだわっているというものを感じなかった。
以前書いたポーランド人家庭の御呼ばれの様子。「朝食会」 これなども食器はたいしたことがないのだが、テーブル全体の華やかさを演出するのが非常に欧州人は上手だと感じさせる一例だ。

これはマレーシア在住の友人のもの。在住40年を超える日系マレーシア人だが、やはり日本人らしい趣味がこの品にも現れている。日本でよく見かけたぞっ。なんだか懐かしいくらいだ!
高級ブランドに魅せられ易いのも日本人を初めとする東洋人のものの感じ方の特徴だぞ。こうやって、欧州は車や小物をせっせと輸出して稼いでいるんだろうな。

まあ、ウチは何度か書いたとおり(一例はこれ、「生活レベルは落とすことができる」これからも質素に暮していくことだろう。ときどき招かれる家庭できれいな食器を楽しむことにしよう。






高齢者食堂

2015年05月26日 | ひとびと
応援してね!人気ブログランキングへ

税務署にカフェと食堂があって誰でも使えるようなのだが、どういうわけか高齢者がたむろしているんだ。

税務署OBか、とも思ったくらい。
街中の数箇所に高齢者が集まる食堂やカフェがあるので、それと同じなのだろう。デパートの最上階にあるセルフサービスのレストランは老人専用なのかと思うくらいだ。広々としていて、セルフサービスなので長居することやチップに気を遣うことなく過ごせるからだろう。もう一箇所は街のど真ん中のパン屋にある席。あまり広くないのでいつもたくさんのおばあさまで埋め尽くされている。私のような異人種が混入すると嫌がる世代も多いのではないか、と遠慮したくもなるが、トレイを持ってうろうろしているとどこかしらの席が空くので何度か利用している。

税務署食堂は11時になると昼食が提供されるようで、老人たちが一斉に並ぶ。まさか、無料配布?!と窓の外から観察すると、ちゃんとレジがあって、皆さんお支払いしていたぞ、よしよし。現役世代もちらちらといたので、決して老人のための施設でないことも確認。

窓から覗いた厨房。
ドイツのどこの職場でも、日本より人員が非常に少ないのが特徴と思う。数人が通りかかったのをカメラに収めたかったのだが、私のちゃちいカメラはシャッター押すのと撮影までの時間がかかりすぎてできなかった。


義両親たちがこうしたところで飲食したりする趣味がないのは、ある意味幸運だろう。
春から秋の始まりまで庭仕事に奔走しなくてはならないし、冬場だって、家屋関連の仕事は次から次へと発生する。
街中の集合住宅に住んでいると、そうした仕事がない代わりに気軽に会うことができる仲間や安くて長く居座ることができる場所がたくさんあるのだろう。
様々な人が使った食器に盛られたものを頻繁に口にするのはよくないと思う。実際、義父は外で飲食すると、かなりの確率で口内炎ができてしまうらしいので恐ろしい。
健康である限り、どちらが幸福かと言えば、もしかしたら義両親たちかもしれないなぁ、とチラッと思ってしまうんだ。いや、私が将来真似できるものではないとは知っているけれど。









家の造り方17

2015年05月25日 | 家屋
応援してね!人気ブログランキングへ

5月24日午後1時すぎ。乗ったバスの中から撮影。
たった200メートルの距離なのだから歩いていけばいいものなのにぃ・・・と自分で思う。

調整しなかったのでフラッシュが自動で使われてしまった。

どうやら、窓ガラスが入ったようだ。

無意味だが、これもついでに載せておこう~。

もっと勤勉にならなくては、と思い知った「家の造り方17」記事書き。





ゴミ処理場見学

2015年05月24日 | 何カテゴリーにしようかぁ
応援してね!人気ブログランキングへ

何年も前から見学に行きたかったゴミ処分場。

施設を見る前に1時間近く講義を聴かなければならなかった。でも、コーヒーとお菓子つきだったから許せる。
ヘルメット被って出発。

一番最初に見たのがこの一番面白いと思われる場所だった。クレーンでのゴミ移し作業。

左右が反対になっている写真が混ざっている。作業員は一人だったのが、もう一方の操作席で、見学者が操作させてもらえたんだ!

今度はこのゴミを下から見る。

ごみ収集車がここからゴミを入れる様子。
 
もちろん、クレーンでの作業実演してくれた。ところで、このゴミは全然臭くないんだ。
説明があったのだろうが、聞き取れなかったのだろう、私。

お次は焼却釜。小さい窓から覗かせてもらう。もう、この段階ではあまり面白くない。

施設の規模に対して働いている人たちの数がとても少ないのが西欧州の特徴だと思う。
  
日本を初めとするアジア各国は一つの仕事に多くの人員を使うのが特徴だ、と一緒に参加した中国人と意見が一致。


























物々交換

2015年05月23日 | 何カテゴリーにしようかぁ
応援してね!人気ブログランキングへ

義母がいつも古着を寄贈する団体がある建物。衣類がパンパンに詰まった大きな袋を三つ四つ持っていくときには私も動員されるので何年も前からそこにあることを知っていた。
AWO Ingolstadt Kleiderkammer
「失業者や生活保護受給者に無料で提供されるのよ」とそこに集まった物資について義母は私に話していた。
他にもいくつかそうした場所があって、そこは値段がついていて誰もが購入できる。義両親は書籍や食器、私は子供衣類(子供が着るのではなく私のサイズだから、へへへっ)をよく買っている。
ところが、最近知り合ったブラジル人が「そこは誰でも無料でもらえるのよ」という義母とは違うことを言っていたので確かめたくなった。義母に言えば「止めなさい、より貧しい人を優先させなさい」とか言って止めさせるだろうから一人で行ってみることにした。
手持ちの衣類を整理して、ほとんど着ないものを寄付するのをきっかけに入っていけばいい。

頻繁に来る私とそこのスタッフとはすでに顔見知りだ。袋を渡すと「見て行きなさいよ」と勧めるので、やっぱりここは誰でも利用できると尋ねる前にわかってしまった。
 
内部でカメラを向けるのはおっくうだったので、閉店後に窓ガラスから撮影。本や食器、様々な雑貨などがあるが、有料で提供しているところほど品数はない。


五分ほど探したら私にぴったりのサイズのこれを見つけることができた。
用紙に名前と住所、持っていく品を書いて手続きは終わり。身分証明書の提示などはなし。
自分の衣類と交換にこれをもらったという印象。全く着ないもの数点を、良く着る1点と交換するのはお徳じゃあないかい!
ここや他のリサイクルショップ(自治体などから援助が入っていると思われる団体が運営するもの)の物資の衛生状態はよい。衣類はちょっと過剰なほど洗濯機を回して洗われたと思われる状態で展示されているし、実際、洗剤の臭いがうっすらとする。
当然だと思っていたこの様子も、ベルギー在住のたまさんからもらったメールによると、あちらではそうではなく、臭いらしい。つまり、ドイツのはレベルが高いらしいんだ!
ひゃー。

私が知っている限りでは、日本ではこうした店は無かった。
実家近所もリサイクルショップはたくさんあるが、日本にいると中古の衣類を着る必要性を感じなかったし、リサイクルショップに並んでいる品も魅力的には見えなかったものだ。
ドイツや他の欧州のこうした店は、税金などで運営しているのだろうから、日本のそれとはまったく存在の意味が違うのだろう。貧しい者たちを助ける実際の活動について西欧州は優れているとちらっと思ってしまう。
最近知り合った何人かの難民たちも、結構通っている様子だ。値段シールがそのまま食器に貼ってあったりするんだ~。私も行っているから、一目でそれとわかっちゃうんだ。はがせばいいのにねぇ。まだまだ使えるきちんとした皿やマグカップ、ウチの欠けているのより上等だぞ!









誕生日にはケーキ持参

2015年05月22日 | 交友関係
応援してね!人気ブログランキングへ

ドイツでは大人も自分の誕生日祝いをすることを、いろいろな在独日本人ブログの記述で読むことができる。
質素に生活しているウチでさえ、義両親たちは親族を招いたりして自分たちの誕生日を祝っている。
勤務先にも、自分の誕生日には自分でケーキを用意していくと読んだり聞いたりしているが、勤めていない私には実際のそれを見たことがない。
先日のいつもの集まりでは、指導者が自分の誕生日に自分で焼いたケーキを持ってきた。

68歳になったそうだ。身体のあちこちに不調はあるが、元気な印象は衰えがない。
「料理は好きで上手いのだけれど、お菓子作りはダメなのよ。これはケーキミックスを使ったのよ」ですって。

「りすさん、あなたはもっと太らなくてはいけないから、でっかく切ってあげます」
なんだっ、ウチにいるのと同じ状態になってしまうじゃあないかい!義母みたいな気を遣わないでくれっ。
市販のケーキミックスもなかなかおいしく仕上がることを発見。義母は「ちゃんと作りなさい」と言うだろうが、ケーキ作り導入にはいい練習材料ではないか。

これはインド人が持ってきた自作スナック。コーンフレークに各種辛いスパイスやピーナッツを加えたもの。
甘辛くて(辛みの方が強いが)おいしかった。

立派なカメラ

2015年05月21日 | ひとびと
応援してね!人気ブログランキングへ

「一緒に街を撮影しましょう」と友人に誘われた。デザイナーの彼女はそうした趣味があるようだが、私は街並みの撮影などほとんど興味が無い。彼女のそばにいるのが楽しいので付き合った。
 
でっかくて高そうなカメラを持っている。細い彼女の身体には似合わないが、仕事柄必要な物資なのだろう。
私のは・・・1万円くらいでポケットに入るリスサイズ。一緒に撮影するのは気が引ける。
熱心に撮っている彼女の姿を隠し撮りするほうが面白い。

縞シャツの男は知らない若者。「ボクを撮って」といきなりちょっかいを出してきた。
以前はこうした若者を人種差別するしつけの悪い人々、と思っていた。ちょっと考えてみると、こうした行動をするのはみな、少年と少年を過ぎたばかりの年齢の男ばかりだ。まだまだ、何か珍しいものを見るとちょっとじゃれ付いてみたくなる精神の発達が女子より遅れ気味の男児の特徴なのかもしれない。許してやろう。


「りすさんを撮ります」と彼女は私にカメラを向けた。
 
被写体になるのは非常に面倒だ。自分撮りは得意なのだが、他人がカメラを向けるとどういった表情をしたらいいのか困ってしまう。
「もっと自然に歩いて!」「顎を上げて!」
出来上がったのがこの小さくした写真。(大きくして公開するほど容姿に自信はない)


ニンゲン観察

2015年05月20日 | 分けるの面倒になってきた
応援してね!人気ブログランキングへ

せっかく外出したのに少々体調が悪く、ベンチに座り込んでしまった。ぼうっとしていても無駄なので(それほど苦しくなかったのだろうな)行き交う人々を観察してみることにした。
前を通り過ぎた男性のズボンがえらく細いことに驚いたからだ。

2010年ごろのことだったろうか、紳士服店を経営するドイツ人男性に質問したことがある。日本では男性のズボンも細くなってきているが、ドイツはまだだ、という話をしていたのだと思う。彼は「ドイツ人は見た目より快適さを求める傾向があるので身体にぴったりとして動作がしにくいデザインは普及しにくい」と言っていた。
無事にこの地域にも世界的な流行が到達したようで、めでたしめでたし。
 
普段、男性の服などあまり観察したことがない私だ。いいきっかけなので眺め続けた。
 
いろいろだが、やはり細めになってきているのだろう。ウチの夫は2009年に日本旅行したときに大量に買い込んだ衣類を着ているので、太めのビジネススラックスばかりだ。家にいるときもそれを着ているので、早く消費しちゃえと思っているのかもしれない。

日本では操作しながら歩く人々が多いらしいが、ここではあまり見ない。ちゃんとお座りしていじっている人が大抵かな。



息子のために

2015年05月19日 | 
応援してね!人気ブログランキングへ

週末の昼食のおかずの品数は多くなる。息子がいるからだな。

この日は豚のカツレツ、白菜サラダ、野菜の煮物。義両親たちはじゃがいも、夫にはスパゲティ、私は炊飯器で作る手抜き混ぜご飯を添えた。品数が多いといっても、日本の食卓と比較するとやはり淋しいかな。
鍋に入っている野菜の煮物、私は夫の好物なので取るのを控えた。なんだか食料に不足している地域のような行動だな、とも思いながら。

食べた後に義両親たちはせっせと庭仕事。これから9月頃まで天気のいい家にいる日には彼らはこうして過ごす。
私がこの庭に出ることは一週間に一度あるかないか、毎日りす部屋から眺めているけれどねっ、へへっ。
畑のほうはイチゴが花を咲かせ始めた。インゲン豆を撒いたと、私に報告していたな。鍋に入っている緑色の物体は自家栽培したものだ。
今年は紫蘇を作ってもらうことを諦めた。私しか口にしないことが主な原因。



電気事情

2015年05月18日 | 文化
応援してね!人気ブログランキングへ

初めて見た電気自動車の充電風景。

充電機器は落書き済みなので、すでに設置されてから長いのかしら。気付かなかったぞ。

日本での普及状況はいかがなのだろうか。

こちらも電力供給に付いてはいろいろ難儀している様子が伺われるんだ。
どこかから運ばれてくる電気のために、でっかい送電線が必要らしく、それに反対する住民運動が盛んみたい。

ところで、5月17日現在の建築中のうちの近所の家屋。

まったくと言っていいほど、外観の変化はない。内側でいろいろ進んでいるのかなぁ。

スーパーで割引されている弁当のような品を買ってみた。
 
定価では買う気に絶対ならないが、三分の一ほどの値段になっていたので(1.89ユーロが0.49セント!)どんな味なのか試してみるのにはちょうどいい。こちらには珍しく、フォーク付き、ってところも気に入った。

ブルグルサラダの上にたっぷりのマヨネーズソース、別容器にはクラッカーのようなものが入っていた。
クラッカーはとてもおいしかった。これだけ製品として売れば結構売れるんじゃあないかしら、いや、すでにどこかにあるのかな?
ソースを混ぜてしまうと、完食は無理だと予想し、取り除いて食べ始めたわたし。
それでも半分ほどでギブアップ。残りは午後に食べた。

いろいろこちらの食べ物に付いて口に合わないという話を書いているけれど、好奇心はあるんだ、どんな味がするのだろうって。
食べては失敗を重ねているけれど、それも楽しいと思っているのだからこちらの生活の潤いにはなっているかな、あはは。




引き寄せの法則活用

2015年05月17日 | いろいろ
応援してね!人気ブログランキングへ

スーパーでチラッと見かけた品をほんの数秒「欲しいな」と思ってそのまま通り過ぎた。

数日後。夫が「いいもの見つけました」と私に差し出したのが「欲しいな」と思ったその品。
彼には一言もこのリス飾り付きシュナップスの話をしていなかった。こうした小さい品に関してはちらっと数秒願うだけで手に入ることが多い。

二ヶ月ほど前にちらりとひすいのブレスレットが欲しいと思ったことがある。
  
二年ほど前に突然引っ越してしまったベトナム人一家から連絡があり、会うことができた。
そのときに彼女からもらったのがこの赤いブレスレット。これがひすいかどうかは石に詳しくない私は判断できないが、ともかくこれもちらりと思った欲しいものが手に入ってしまった一例。

他人の持っているものは良く見える・・・これは先週逢った台湾人がしていたもの。「石よ」と自慢してた。


そんなことがあった次に、マレーシアの友人から写真が届いた。

ひゃー!彼女には「ひすいのブレスレットが欲しい」と伝えてあったのだが、このタイミングでこの写真が届くのは恐ろしくなるくらいだ。再来週には私の手元に届く予定。

添付されていたもう一枚の写真は自宅のバルコニーから撮影したクアラルンプール中心街の眺め。
いいなぁ~。私も年中暖かい都会で暮したいと長年願っていたのに・・・現実になって表れた状況は寒い田舎暮らし・・・
いや、願い続けていればいつかは叶うのだろうか。引き寄せの法則、小物だけじゃあなくて、でっかい夢を実現してねぇ~