怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

りすは、まだ生きているよ

2019年11月21日 | 健康
フェードアウトはよくないので、更新。

コミカルに表現されたこの歌詞でも、人々を感動させてしまうこの歌。
あと10日ほどで第一待降節だ。街はすでにクリスマスの飾りつけが進んでいるし、広告は贈り物や贅沢な食材を売り込もうと躍起になっている。
この歌もクリスマスソングのひとつなのかもしれないって、今の私の状況と時期にぴったりだ。私は男じゃあないし、結婚しちゃっているから、ぴったり、とはかなり違うかな。一人暮らしの独身男性諸君、風邪を引かないように気をつけてください。

ちょいと休憩と休憩宣言

2019年11月11日 | 頑張って食べる
好きだけれど年に数回程度しか行かないマクドナルド。

コーヒーだけでは淋しいので1ユーロのハンバーガーも注文した。

カップの中の印刷が面白かったので、きれいにしてから撮影。
「とてもおいしいコーヒーとハンバーガー」とはまず、書けないのだけれど、ハンバーガーの味にほっとするんだ。
世界のどこでも同じ味にしてあるのだろう。子供の頃から慣れ親しんだ味、なんだ。
現地食に飽きたら、マクドナルドへ行け、とアドバイスする人がいるかな?

体調不良のため、しばらくブログを休憩することにした。
ここ5,6年だったか、ほぼ毎日の更新をしていたところなのに残念だが、健康のほうが優先と考えた。

よろしくお願いします。

永遠のティーンエイジャーは臭い

2019年11月11日 | 
夫の仕事部屋の椅子に、このようなメッセージが。

「Nein!」
さわるなっ、ってところだな。
椅子も衣類も黒いのでわかりにくいが、セーターが背もたれに、パンツ(ビジネススーツのズボン、もう古くて外には着ていくのに躊躇する品を家で着ている)かかっている。
勝手に洗濯されるのが嫌いな夫。なので、このようにメモを置いていったのだろうな。その日は洗濯日だった。
それはいいのだけれど・・・・服が臭っても、まだ着続けるので、義両親たちは困っているんだ。
臭くても着続ける夫の感性がよくわからない。外出時にはまともな衣類を身につけるので、完全に狂ってはいない。
夫の行動や考え方、感じ方は世の中で言われていることより少々違っている場合が多いので、とにかく、取り扱いが面倒だ。
だいたい、結婚したら元気な自分の両親と住み始める、ってのも珍しいのではなかろうか。あ、まだある?

ま、いい・・・
あれこれ書いても、事態は収束しない。
もう、この性格と一生付き合ってやるという覚悟をして何年も過ぎているものね。
さあ、我に七難八苦を与えたまえぇぇ~





どこも同じ位の室温。「ジャッジアイズ」欧州版を見つけてちょいと興奮したけれどやっぱり買わないっ

2019年11月10日 | 気候
天気予報ではここ数日最高気温が10度以下だった。
室温各場所を調べてみた。

上は語学学校。とても暖かく感じた。
下は図書館。同じ23度を示しているのにひどく寒く感じた。もしかして、温度計、壊れちゃった?

次に行ったのが、友人宅。
まだ彼女は帰ってきていなかった。玄関に鍵がかかっていなかったら、私は入っていいんだ。
テーブルの上にミューズリと牛乳があったので、遠慮なくいただいた。

ここでも温度計を置いて、10分ほど経過後撮影したのだが、いま、見あたらない・・・20度くらいだった。故障していなかった。

1時間ほどして友人が戻ってきた。しばらく歓談して、ウチに向かった。
まだ、ショッピングモールが開いていたので、ふらふらと寄ってしまった。

ゲームソフトにどんなものが販売されているか観察。今回見つけたのがこれ。
「ジャッジアイズ」 60ユーロ、現在約7000円くらいかな。
日本市場向けの日本の価格が5000円程度のことを考えるとちょいと高い。
しかし。木村拓也は欧州でも知られているのか?一部の日本ファンは知っているのを知っている。へへ、夫だっ
忙しい夫、これを買っても、遊ぶ時間がないだろう。欧州市場版は音声は日本語のままなのだけれど、画面の表記が英語なので(過去のこのシリーズ欧州版を2点持っている)、それを読み取るのが辛くて私には難しい。
限られた時間内で(10秒ほど)で、表示される会話分のどれかを選べ、という場面になると泣けてくる。
音声でストーリーを追うだけなら、なんとかできるので、買ってもいいかな・・・いや、60ユーロはきついな。
ああ、日本の製品が欲しいなー。

と、ぐるぐる思考しながらその店を去った。
また、寒い外に出て、30分ほど歩いてバスに乗った。





食事の準備の戦い

2019年11月09日 | 頑張って食べる
昼食にグリースブライを作っていた義母。グリースブライとは、簡単に言うと粉を牛乳と一緒に加熱した粥のようなものだ。義母は仕上げに卵を入れる。

これに果物のシロップ漬けを添えて食べる。ちょいと検索してみると、地域や個人でさまざまな作り方、食べ方をしているようだ。冷やして食べるデザート、と書いている人もいる。ウチじゃあ温かいまま食べる食事の主料理だ。

義母は私がこういった甘いもの昼食を嫌っているのを知っているのだが、自分が食べたいときはもうそんなこと考慮していられない様子だ。
また、そうする権利が義母にはある。
私たち夫婦がいなければ、彼らももっと自由に生活できたはずだ。きっと下着姿で居間を歩きまわったり、服を整えないままトイレから出てきたりしていたことだろう。(時々やっているっ、私が近くにいないと予想するんだろうなっ)
私が面倒に感じているのと同じくらい、彼らも面倒に感じているのを忘れてはならない。
・・・・って大人ぶってみたけれど、ともかくこの昼食は食べないと決めた。

トマトソースのツナ缶をフライパンに入れてコリアンダー粉、こしょう、うこん粉を少々振っていると義母が早速口を出してきた。
「そんなの、電子レンジで温めなさい。その粉、何?そんなもの入れたらダメでしょうっ」
一挙一動にあれこれいうのは慣れっこだ。
ここでブチ切れてはいけない。
「私はこうしたいんです」
と言うと、大抵の物事は通る。(まれに本当にやめさせられることもある。義母の気に入らない服、私は外出直前に着替えさせられることもしばしばだ)
義母の口うるささは、私だけに向けられたものではなく、家族全員だ。
夫は、ティーンエイジャーの如く、義母に言われるとキレまくっている。無理もない・・・まるで子ども扱いされることにイライラする気持ち、わかるぞっ
義父は言われると、冷静に対抗する。そうして討論することが一種の楽しみなのか、と脇で聞いている私。

「どんなにいい義両親でも、彼らは実の親とは違います」
と、昨日、仲間数人と話し合いになって笑った。
みんな、頭でわかっているんだ。できる範囲で仲良くとりつくろう努力や工夫が必要な人生さ。















旅行できないので雰囲気だけ味わう記事

2019年11月08日 | 節約
送られてきた画像。これから出発のようだ。

ミュンヘンからパリへ向かう。ニュルンベルクからパリへ向かう飛行機より客席が多い。

パリ到着。シャルルドゴール空港。見た目お洒落だけれど、細かい部分が乱雑なことを知っている私。

たとえば、給水機があったのだけれど、故障中だった。
トイレの手を洗う場所のデザインはかっこいいのだけれど、使い勝手が悪かった。
3年前の記憶なので、今じゃあよくなっているかな。

休暇目的の飛行機を使った旅行は今後の私の人生で絶望的だ。
こうして、送られてきた画像を楽しむしかない。パリ、行ってみたい・・・・いつも乗換えばかりで、数時間待たなくてはならない空港内は詳しくなってしまった哀れさ。

それでも、ウチ周辺で楽しめることはたくさんある。

読めもしないくせに、図書館が大好きだ。

クリスマス関連の子供の本コーナーなど、表紙を眺めるだけで癒されるぞ。

こんな電話機だが、今となれば正解だったと気づく

2019年11月07日 | 節約
りす部屋の電話機。
10年ほど前に購入した、家電屋で一番安かったものだ。義父の勧めで義父が買ってくれた。確か、1000円くらい。

夫はもっと高機能でコードレスの品を勧めていたものだ。義父はそれに反対していた。
寄生の身分の私としては、義父の意見を優先したかったし、また高機能な電話機も当時は必要ないと思った。
電話する人、いなかったから。
ここ1,2年だろうか。
「この電話機、うんともすんとも言わないけれど、壊れちゃったかい?」
と不思議に思って受話器を耳に当ててみることが多くなった。そうだ、固定電話を使うということがここドイツでも次第に減ってきている。
夫の仕事部屋に一台、りす部屋に一台、義両親のためのが玄関に1台、義父の書斎、サンルームにもある。
三種の電話番号が義両親、夫、私に与えられている。日常的にほとんど毎日使っているのが義両親のだ。夫はよくわからない。私はおそらく、今後必要ないだろう。
知人、友人たちの中には、固定電話を持たない人も多い。
携帯電話での通話は音声がきれいでないことが多く(日本はもっといいのだろうな)、ドイツ語会話をするのは困難だ。
ほとんどの連絡が文字で行われている私の環境だ。文字入力が苦手なアフガニスタン人女性、しゃべるのが大好きな中国人は録音で送ってくる・・・・

りす部屋のこの電話機は、こんな風にむき出しで繋がっている。

この辺りを掃除するときは気をつけないと配線が抜けてしまう。

以前はこんな貧乏臭い電話が嫌いだったけれど、今となってはお金のかかっていないこれでよかった、と満足している。

近所の犬。いつもよりかわいい感じで撮れている。

前任のジャックラッセルテリアが死んでしまって何年になるだろう。
300メートルくらい離れた家に住んでいるこの犬が庭で吼えていると、ウチでも聴こえる。

世界で一番さまざまな物事が整っている日本を、日本の日本人はなかなか認識できないのかも

2019年11月06日 | 奉仕活動
某集まりでのケーキ。
仲間の一人が31歳の誕生日なので、また別の仲間が彼女のために作ってきたものだ。
もう、見た目の一瞬から義母のケーキとは大きく違うので好奇心をそそられた。

実を言うと、あまり親しくしていない集団だったので、そっとその場から離れていた。
用事があって、再びその部屋に行くと招かれた。
「りすさんも、ケーキいかがですか」
もちろん、断らずにいただいた。
3段のスポンジの間にはジャム、表面を飾るクリームはバタークリームだった。
普段、義母ケーキで鍛えられているのでこんな小さい一切れは楽勝、って思っていたのになかなか減らずに食べきるのに難儀した。
うう・・・
あまりおいしいとは思えなかった。困った。作った人にはちゃんと礼を言ったが。

その翌日の今日。
何やら妙な頭痛といつもにない食欲不振。もしかしたら、このケーキが原因か、とも思ってしまったくらいだ。
いや、そんなことはない、ケーキぐらいで体調をくずいていたら、この先のドイツ生活お先真っ暗さっ

さて。
おとといのバスの故障の記事に、面白いコメントをいただいた。

昨今はスマートフォンでブログ記事を読んでくださる方がほとんどのようだ。この画像の文字、きちんと見えるだろうか?普段PCで記事投稿をしているので、パソコン画面での見え方で編集してしまっている。
金持ちの地域には新しい故障しないバスが走り、貧乏人にはその逆の品が使われているってところに、もしかして心当たりがある・・・・ウチ方面を走るバス、ほとんどボロばかりなんだ・・・
このバス会社が網羅している地域で、金持ちが住むといわれる場所には新しくてきれいで、カーテンまで付いているバスが走っているさ。
ああ~、貧乏人地域に住んでいるわたしぃ~♪
日本のバスは、同じ会社だと同じデザインで同じ色で揃えているだろうが、ここ、あるいは別の地域や国ではばらばらのことがあるんだ。

オーストラリアは貧しい国ではないと思う。
それでも、公共交通機関の不具合が頻繁に起こるのを報告してくれている。
最後の一行「海外の交通機関なんて、どこもおなじようなものなのかも」という部分に激しく共感。
パラグアイでは、バスがスーパーの入り口に突っ込んでいるのをみた経験がある。あの疾走するバス、しょっちゅう事故をしていたのだろうな。帰国直後、東京のバスがちんたら走るのにイライラした思い出がある。
マレーシアでは、間違えてスクールバスを止めてしまった。運転手は何を思ってそうしたのか、私を目的地まで乗せて行ってくれたなぁ・・・・こんなテキトーな運行でいいのかっ
日本も全く事故や不具合がないわけではない。運転手が急に具合が悪くなって事故になっているだろう。
首都圏の列車各線は毎日のように遅れが出ているとも読んでいる。
それでも、日本の公共交通機関は凄まじく整っていると感じる。

外国旅行時には、是非その土地のバスや電車に乗ってみてほしい。
日本のそれらがいかに素晴らしいか体験して欲しい。


より甘くなったケーキに義母の脳の心配をしてしまう、呆けないで、お義母さん!

2019年11月05日 | ケーキ(Kuchen Torte)
週末の義母ケーキ。
見た目と食感はいつもと同じだが、味が違った。いつもより甘いんだ。
それを義母に指摘すれば、すぐさま反撃を食らうだろうから黙っていた。夫も気づいていたが、黙っていた様子だ。

ノルマのふたきれを必死の思いで胃袋に収めると、いつものとおり少々胃痛が・・・
身体を張った家賃支払いだよなっ。
健康に差し障る仕事は他にもいろいろある。スーパーで働いていた知人が、郵便等の配達の仕事に転職した。
9月に始めて、一ヵ月半で具合が悪くなり、退職した。この女性は20歳で働き始めて数年から数ヶ月ごとに転職を繰り返している。ほとんどの原因は体調不良だ。
義両親同居を退職するのは、現在のところかなり難しい。社長夫婦(義両親さ!)の機嫌を損ねないよう、自分の胃袋を悪くしないよう、気をつけなければならない。

夫もあとで私に漏らしていた。
「今日の母のケーキはすごく甘いです」(彼はちゃんと他人の母親には「お母さん」、自分のには「母」と使い分けることができる)
彼はケーキの味のみに意識が行っていたようだが、私は義母の味覚がおかしくなっていないか心配になっていた。
味覚はもちろん脳の働きだ。
ここで義母が認知症などになったら、りす家は倒産だ!

なにやら新しい置物があった。義母が出してきたんだな。
数日前まで、在独日本人仲間のnomuakiさんにいただいたリス置物を飾っていたのだが、寝室に移したんだ。

義母には殺風景に感じたのだろう。中を見たら、空だった。

何かを入れたくなるなぁ。
義母が家の中の細かいところまでチェックしている様子を確認した。そうか、義母の脳はまだまだ現役可能だな。
ほっとした。

コピー機を持たない知人からドイツ語教材のコピーを頼まれた。
ちゃんと確認したにもかかわらず、1ページ分が抜けていたと連絡が来た。おお、義母より自分の心配をしなければならないぞっ

バスはいつもどこかが壊れている恐ろしい乗り物さっ、そんな怖いもの乗るより自動車買いなさい、という本音を想像してしまうぞっ

2019年11月04日 | 貧困
日の出は7時、日没は17時のここ。
これから毎日数分ずつ日照時間が短くなるぞ。日中もきれいに晴れることが少なく、曇天が多いドイツ。暗くて長い冬さ。だが「もっと寒くなれ、もっと暗くなれ、冬は冬らしくないと!」と考えている自分に本当にぎょっとする。

見事な日の出の光景を撮影する予定だったが、数年使っているコンパクトカメラ(やっすいカメラ、とも言う)ではそれが表現できない。昨今は携帯電話のカメラの方が上手に撮れる。

バスの床に落ちていた黒い物体。

なんだろう、と思ってふと眼を上げると、これが目に止まった。

乗車時刻刻印機、とでも表現したらいいのだろうか。客は手持ちの回数券などをこれに差し込む。
その機械の裏側が裸だった。むき出しのねじが見えるだろう。
数週間前も、ドアの付近のゴミ箱がいきなり音を立てて落下した。運転手はバスを止めて、それを取り付けようとしていた。
おいおい、運行、遅れてもいいのか?
車両の点検など、おろそかなのだろうなぁ、ここドイツ。
数年に一度の経験だが、バス停で停車したバスが、動かなくなって乗客全員下車して次のバスを待ったこともある。
ハンドル、ブレーキ操作が不能になり暴走バスになるのも間近だろうな。
毎年バス料金が値上がりするのは一体どういう仕組みなのだろう。車両整備なども節約しているのは明らかだ。
もっと自動車を売りたいんだろうなぁ、ドイツ政府・・・と思ってしまう。

不要な品を整理、処分中。発見した驚きの品

2019年11月03日 | 節約
長いこと衣類ダンスの上にあった夫の旅行かばんをどうにかしようと思って取り出してみた。
ミニマリストにはなれないが、使わないものは私たち夫婦の占有スペースから移動させよう(地下室に保存っ)、という覇気の無い物資処分をゆっくり実行中だ。
その夫の旅行かばんの底から出てきたのがこれ。驚愕と笑いを呼ぶ品だ。
何で東京都のゴミ袋!?

夫が日本にいた5年間は東京ではなかった。住民でなくても手に入るゴミ袋だったのだろうな。
かれこれ15年ほど前のものなのに、破ける様子も無くしっかりとした品だ。ここのビニール袋の軟弱さに根を上げて帰省時には買いこむ私。
2つだけだったけれど、有効に使おう・・・・なんだか記念の品として長くまた所持しそうで怖い。
すぐ使おう、すぐに!
次第にビニール袋に厳しくなっているドイツだ、存在さえ許されなくなるかもしれないから。

十日ほど前にもらった花束。

生花をいただくことはまれなのでとても嬉しかった。その辺から摘んで活ける草花は数日で花びらが落ちてくるのに、こうした贈り物用は非常に長く美しさを保つ。香りは全くしない。
おそらく、アフリカで栽培されたものだろう。こうした産業の発達で、一部の地域の水資源破壊という動画を観た記憶がある。
カネの動きには、環境保護などの理念はぶっ飛んでしまう、とこれを見ていると考えさせられる。

これは近所のアフガニスタン人女性からもらったカード。

彼女は母国のアフガニスタンより自由な雰囲気のイランで育ったので、ワイングラスのイラストを添えることができるのだろう。いや、グラスの中はぶどうジュース、と勝手に思っているのかもしれない。

10歳女児が書いてくれたマンゴーラッシーのレシピ。

「数学は嫌いだけれど、ドイツ語(国語)は得意なのよ」という彼女が慎重に書いていた。
姪のP子ちゃんが小学校の頃に書いた文字が非常にへたくそだったのと比較すると、これは素晴らしい。
義母がP子ちゃんの書いたものを目の前に(本人はいなかった)「P子は見た目はきれいだけれど、頭はちょいと・・・」と本音を私に漏らしていたのを思い出して笑ってしまった。
レシピを書いた10歳児はコーカソイドとモンゴロイドの間に生まれた子(このように書くと、まるで動植物の掛け合わせみたいだな、んじゃ、やりなおし、ドイツ人・中国人夫婦の子)で、肌質の東洋人独特のなめらかさ、髪の色と艶が西洋人に無い華やかさがある。
見た目も脳みそもよろしいって、義母を満足させるだろうか。義両親たちはしょっちゅう、飼っていた犬猫の頭のよかった数頭、ホームステイしていたロシア人の頭のいい子の話をしているからねぇ。(自分の息子娘&ヨメはそのなかに入っていない悲しさっ)


以上、挙げた品々。
袋は早急に利用、花束はしおれてくるまでりす部屋に鎮座、カードはもう数週間飾り、レシピは・・・・とりあえず、レシピコピーファイルに入れておこう。
やはり、なかなか物を減らすのは困難だっ



知人に勧められた自作ケーキにちょいといらつくという情けない状況

2019年11月02日 | 頑張って食べる
定期的に会って一緒にドイツ語を勉強している難民C子さんは、軽食にパンを買ってきてくれる。

右は辛く味付けされ、油分も多く含んでいるブレッツェ。右はチョコレートクリームが入ったクロワッサン。
日本人友人とパン談義になったことを思い出した。
日本のおかずパンや菓子パンが懐かしくなるって話。彼女は南米在住(携帯電話でタダでチャットできる便利な世の中!)なので、また趣の違ったパンを日常的に食べている。
私たち二人に共通するのは、やはり日本で食べなれた味のパンだ。
焼きそばパンなんて、懐かしい。スーパーで売られている袋に入った大手メーカーのあれさ!
材料表示にはとてもじゃあないが食品とはかけ離れた物質名が連なっていたりして、身体に悪いのは承知だけれどおいしいんだ。
ここにはそういうものが存在しない。何かを挟んだようなパンはパン屋に行かなければならない。あの日本の安くて危険そうな品、いいなぁ、って感じる外国生活。
上の写真で言えば、右側がおかずパンで、左が菓子パンかなぁ・・・・
クロワッサンは二人で分けて食べた。

さて、このパンを食べ終えて、勉強も終えた頃にすでにここで長い付き合いのドイツ人B子さんがやってきた。
一人暮らしの年金生活10年を越えている。元気だが、彼女を採用するような事業所は無い。
元気で時間があるのでいろいろな活動をしているけれど、性格の問題も手伝って周囲の人々からちょいと引かれている。
その日は彼女が開発したというかぼちゃケーキを持参していた。

私はすでにおなかがいっぱいなので見るだけにしていた。
手を付けない私にすぐに気づいたB子さん。義母同様、食え食え攻撃をかけてきた。
ああー、面倒だなぁ・・・・
日本にいた頃はケーキを食べるって凄い贅沢で楽しみだったのに、ここじゃあほとんど拷問と化しているぞ。
B子さんの強引さにむっとしたけれど、ここは食べなければならないっ
皿の上の二種を半分づつ食べた。苦しかった。
砂糖の量を極限まで減らしたとかで、かぼちゃの焼き物状態に感じた。不味くはないが、定期的に作って持ってこられても困る、とも思った。
「どうだった?」
と尋ねるB子さんにはもちろん好意的な返事をしておいた。顔の表情もちゃんと合わせなくてはね。
ここでも付き合いで多少のウソを言うのは日常的だ。
「元気ですか」という挨拶に「ああ、元気よ」と答える感覚だ。
義母の砂糖入れすぎケーキに、夫が「甘すぎるっ」と抗議できるのは家庭内の、しかも親とその息子の関係だから許されるのかもしれない。私が言おうものなら、どうなることやら、おおこわっ



初めて見たハロウィーンのかぼちゃ作り

2019年11月01日 | ドイツ在住難民・移民
ハロウィーンを楽しむ習慣は、子供たちを中心に定着しつつあるようだ。
ドイツ人・中国人夫婦宅で見たもの。例の、あのかぼちゃランタン作りだ。
ナイフを持って切っているのはもちろんお母さん、中国人。抑えるのを手伝っているのは彼女の長女9歳。
ランタン作りはすでに4回目だとかで、大変そうだが慣れた手つきだった。

この品種のかぼちゃ、日本で手に入れるのは難しいのではなかろうか。食べても日本のほどおいしくないし。
いや、売れるものなら何でも売る日本の商人のことだ、値段は張るだろうけれどきっと手に入れることができるのだろう。

中身をくりぬく作業がまた大変そうだった。かぼちゃのかなりワイルドな臭いが台所に充満した。
「もう4回目ですからね、これも子供たちのためよ」
来年は長女の進学先が決まる。小学四年生で進学コースと職業コースに分かれるドイツは世界的にも珍しいシステムだ。自分と同様、大学まで卒業して欲しいと思っているお母さんだ。
ひと月ほど前から、彼女は地元の大学に通っている。本来なら週に30時間の講義に出席しなくてはならないのだが社会人ということで特別な配慮がされているらしい。見せてくれた本は数学!もちろんドイツ語だ。
日本語でさえ数学はまるっきしだめな私だ。それを母語で無い、しかも欧州語とは遠い中国語母語の彼女がドイツ語でやるって、凄すぎるっ
そんなお母さんの姿を見て育つ二人の娘は勉強することに抵抗はないだろう。
行っている大学では3歳児までの託児所が設けられているらしい。社会人の学生が普通に受け入れられている様子がよくわかる。けっして、できちゃったので仕方なく生んだ若い学生の子供のため、じゃあないと思うっ!?
彼女一家の住む地域では、このかぼちゃランタンが玄関先に置いてあれば、お菓子を請求できるという合図なのだそうだ。
すでに大きな布袋いっぱいに菓子を買い込んでいるのを長女が見せてくれた。
自分自身の勉強もあるのに、子供たちの勉強や行事、友人関係(誕生日に招いたり招かれたり)も大事にしていて、日々1秒たりともムダにできない生活をしている彼女。凄すぎる。

さて、この家の居間の室温を計測。

10月30日正午ごろ。外気温は確か10度くらいだったか。
室温25度は、半そでシャツになるには少し低いかもしれない。子供たちは長袖パーカーを着ていた。
私はハイネックTシャツに薄手のカーディガンを着ていた。

このように、ときどき訪問先の室温を報告していこうと思う。