怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ついにモスクでぶっ倒れたりす

2011年05月31日 | 風景

モスクでぶっ倒れてみたかったのだが、意外と早く実現した。
ドイツ語コースでイスラム寺院を見学をしたのだ。

酷い写真で申し訳ない。
市内にいくつかモスクがあるのだが、ここはミナレットがある一番大きいところ。3年前から(来た当初から)私はここを見学してみたかった。


小学生の見学グループと一緒に、説明を聴いた。
私は説明などそっちのけで撮影したり、人々の様子を観察したりした。


ここの部分は以前見学したところのほうが豪華絢爛でよかったかな~



すっきりとした印象。
イスラム寺院建築は自由さがあるのかもしれない。

さて、この日は驚きの演出があった。いや、演出じゃあなく、お祈りタイムがたまた当たったのだろう。

アザーンの実演。撮影を拒まれることもなかった。携帯電話やカメラで撮影したのは私だけではない。
マレーシア旅行時にアザーンカセットテープを買ったくらいアザーン好きな私、目の前の本物に感動したのは書くまでもない~

どうも、小学生の一人から「礼拝の実演をしてみたい」と申し出があった様子で、なんと、それも実行。
凄いな~。

参加しているほぼ全員が非イスラム教徒。左下の本物っぽい頭巾姿の女性はなぜか拒否。
「異教徒とお祈りなんかしたくない」かな~?

何気に机の上に置かれていたこうした物資も撮影。
数珠は様々な宗教で使われているのだなあ~。

東京にもモスクがあると聴いている。立派な外観はこのモスク以上だ。そこはここのように見学行事などを行っているのだろうか?地元の小学生が校外学習などを行っているのかしら?
イスラーム=テロリスト、のイメージ払拭にはこうした地道な活動が一番だと思う。


さて、周囲の人々に注目を浴びないよう、何気にぶっ倒れてみた。
何分急いでいたもので、ぶっ倒れ方が不自然だが、ま、目標達成ということでうれしいりす




知られていなくてけっこうなこと

2011年05月27日 | ここの品々
スーパーの広告を見ていて気付いた。
幼児用ジーンズに「YKK」の記載がある。
商品が国産であったり部品に有名企業の品を使っていたりするとこのように表示するここの広告。
YKKは日本人なら認識できる日本の企業。
ドイツ人一般はもしかして知らないのかな?そうでなければ、いまのこの時期、日本全体が放射能で汚染されていると考えているドイツ人には買いたくない品の一つになってしまうだろうから。
乳幼児に放射能付きのファスナーなどとんでもないって~

試しにそばにいる夫に尋ねてみた。
りす「YKKという会社を知っていますか?」
ハーゼ「はい」
りす「どこの国の会社か知っていますか?」
ハーゼ「いいえ」
うほほほほほ~やっぱりぃ~。なんだかうれしくなった私はドイツ人代表の夫に言ってやった。
りす「これはね、日本の会社なのよ~」

もちろん、すでに国際展開して長いYKK、日本でファスナーの現物を生産して輸出しているとはとても考えられない。
中国か、東欧産だろう。
ただ、やっぱり、現在はYKKは日本の会社であることを伏せておいたほうがよろしいかな。

安くて優秀な商品を世界中に販売している日本国、目だたないところでもこんなに活躍しているのを誇らしく思う。
間違っても「この広告のファスナーは日本の会社のよ!」などと周囲に自慢せず、一人秘かに得意に思う震災後。


飢えている嫁

2011年05月25日 | ここの品々
在独仲間のポニーさんとドイツ人旦那様から小包が届いた。
ポニーさんからは日系パン屋の日本風パン。
 

日本人が多く住む地域ではこういった商品が簡単に手に入るらしい。下の二枚はかぼちゃ餡。
日本風のかぼちゃでさえ普通に手に入れることが難しいここ、貴重なパンだ~。
日本とドイツのパンの違いは簡単に表現すると「日本のは菓子、ドイツのはやたら固い」。
パンのような柔らかいものを戦後に食べるようになったから日本人のあごは弱くなった、と一時期言われたが、
それは日本のパンがブワブワに柔らかいからであって、本場ではかなり固いものを食べていると思ってほしい。
あごが鍛えられていくのを感じるぞ。欧州人のあごの形状が日本人のそれよりかなり頑健そうに見えるのはパンのせいだろうか!!
ちなみに義父母はほとんど自前の歯を保っている。子供の頃から固いパンを食べているからだな。
日本の食パンの耳さえ固くて食べられない日本の人たち、ますますあごと歯が退化するぞぉ~
っていうか、日本人にパン食はあわないのだろう。日本人よ、もっと米を食べよう。


彼女のだんな様からは↑米。北米の韓国人移民が生産している米と思われる。
「最高級」だなんて、うれしいな~。日本語が読めるポニー旦那さんだから目にとまったのだろうな。
このパッケージ、どこかで見たことが・・・そうだ!グアムのスーパーマーケットだ!
ここに移住する前には毎年のように夫とグアムに行っていた。レストランなどで食べずにホテルで自炊していた。
米はスーパーマーケットに豊富に並んでいたものだ。
なんだか、懐かしい~。グアム旅行を思い出す~

うれしくて、ついつい義母に報告してしまった。
「米とパンをもらいました
すると彼女、
「りすは食べるものに不自由していると思われているのですか
と意外な反応。
ひ、ひえぇぇ~、そう来たか
「りす、あなたはもう少し太らなくてはいけません、もっと食べなさい
って・・・だからこのように援助物資がやってくるわけでぇ~いや、彼女が言いたいのは「私の料理をもっと食え」だろう。
義母料理、食べれば食べるほど痩せていくような気がしてならないのだが。

以後、食材をもらって喜びで興奮しても、義母には報告しないように気をつけることにしよう
ポニーさんご夫妻、貴重な品をありがとうございます

ポーランド人友人に「普段、魚料理を食べることは少ない」と言ったら、昼食に招かれた。

左、自家製トマトのスープ。去年の収穫を冷凍しておいたものだそう。右、鮭をソースと一緒にオーブンで焼いたらしい。

付け合せはジャガイモときゅうりのサラダ。ああ、ご飯と一緒に食べたらもっとおいしかっただろうな~

デザートは二種。左はにんじん1キロを使った、というケーキ。
右はアイスクリームにベリー類をみじん切りにして少々砂糖と煮込んだソースををかけたもの。これがえらくおいしかった。
この家族、普段ほとんど外食をしないのだそう。
「レストランの料理はどんな材料を使ってどんな扱いをしているかわかったものではありません」
と、健康上の理由からそうしているのだとか。
ウチの義両親も同じようなことを言っていたけど。まあ、そうだな~。ここって外食、外れのことが多いし。

このようにして、ドイツの食生活を皆に助けてもらっている私。
ありがたい、ありがたい~

おまけ画像。
日本メーカーのピアノ。ご馳走になったポーランド人宅のもの。欧米人にとっては大きなアップライトピアノに感じるらしく、彼女の旦那さんは「コンサート用のピアノだ」と言っていた。う~ん、アップライトのコンサート用って、日本では聴いたことがないけど、ドイツにはあり、なんだろうな~
つくづく日本の楽器市場のレベルの高さを思い知った一瞬だった。


りす小屋候補地

2011年05月24日 | 風景
ばらが咲いた。

朝方に思いついて撮影した。太陽が南に来る日中に撮影すればよかったのだけど。

下から見上げるように撮影。

二階のりす部屋からのばら風景。

ふと思いついて、もし私たち夫婦の家を建てるのならどこが適切か、とうろついた私。

うむ、このベンチが置いてある辺り、日当たり良好、適切な場所だな!!右は隣の家との境の部分。夏場には洗濯物を干す場所。ここも十分な広さがある。
ガレージ裏の土地。
いちご畑になっている。ここも小屋程度だったら建てられるぞ。
台所と風呂と洗濯機、寝室。これだけあれば、充分さ。夫の仕事部屋は母屋に残しておけばいいし、
りすの日本からの大量の大事な物資貯蔵も母屋を倉庫代わりにすればいい~うほぉ~



車庫は2台分、左は義父の仕事部屋。そういえば、きゅうりやサラダ菜に小屋がある。
トマト小屋が新築された。去年トマトは冷夏で酷い状況だったからだ。以前からある温室に加えて新たなトマト小屋。材料費や手間を考えると「スーパーで買ったほうが安いんじゃあないのぉ~」と叫びたくなるが、義父母の命、庭仕事。私は黙って従うのみ。
しかし・・・・
車や、野菜やトマトにちゃ~んと小屋があるのに、どうしてりすには小屋がない??
さらにりす小屋(家でなくていい!小屋でいい!)候補地を探して敷地を歩いた。

いつもとは違った視点で敷地内を観察。右の池みたいなものは夫や義姉が子供の頃にはプールとして使っていたとか。
ぶっ潰してりす小屋を建てようよぉ~

夏場限定の畑。1年のうち6ヶ月くらいはただの空き地。りす小屋建築にいいかも
右は敷地外なのだが、この木があるところ周辺は義父(いや、土地は義母かも)の所有なのだそう。
木の右側の広大な空き地は親族所有なのだが、作物を植えるわけでも家を建てて貸すなり売却するなども計画もないらしい。
う・・・りす夫婦の家を建てて、いい??
いったい、どんな土地制度なのか??いや、ドイツは固定資産については大雑把なのだろうか?固定資産税は日本のそれと比較するとえらく安いそうだし。在独日本人仲良しの一人でドイツにも日本にも不動産を所有しているアマデウスさんがこの点について詳しいらしい。訊いてみよ~っと。



久しぶりの新しい雑誌

2011年05月20日 | 日本
東京在住の友人からうれしい贈り物が届いた。

いつも実家からの援助物資は送料格安な船便なのに、彼女は高価な「国際スピード郵便」を使ってくれた。
中身は雑誌。重い物資を高い送料かけてくれたのは深刻な現在の日本の状況を知らせたいからか?

左のは時々読んでいたのでなじみがあるが、右の2冊の「WILL」は初めてだ。
へえ~ってペラペラとめくると、小林よしのりの漫画が・・・
ひいいぃぃぃ~!!この雑誌、超右側??送ってくださったM本さん、こういうのがお好きだったんだ??
同じ本を何度も繰り返して読んでいるいまの生活、紙に印刷された日本語は何でもうれしいので不満はないぞ。
6月号187ページなどけっこう面白くて笑ってしまった。マフィアの取材記事などを書いているらしい吾妻博勝の震災地レポートも深刻な状況描写の中にもときどき笑える文章があってよかった。

自分や周囲の外国人を観察してよくわかるのが、海外生活では母国が異様に美しく感じるものなのだ。
日本では天皇の存在などどうでもよかったが、ここで現地新聞に皇族記事が載ると、有頂天になるものである。
「天皇は日本国の象徴」とつくづく納得してしまう、海外生活。
実家近所の中国人女性が毛沢東を礼賛する心境を、私はドイツ生活で理解できる。(聞いた当初は激しく驚かされたものだ!)

送ってくれたM本さん、彼女のお嬢さんも旦那さんの転勤で海外生活を経験しているし、お孫さんに至っては現在アメリカの大学在学中だ。
身内に海外生活者がいるので、彼らの心理状態をよく知っているのだろう、M本さん~。

さて、M本さんに雑誌のお礼がてら、ここで彼女の会社を紹介。株式会社サカエ
彼女の会社から一般の人が物を買うのはちょいと不可能な様子なので、こちらを紹介~
M本さんの親族関係者が作っているフリーズドライスープ。おいしい!


彼女の会社では販売はしていないので、どこかで買わなくてはいけないのだろう~
「キリンたまごスープ」で検索しているとでてくる。
どんな料理にもよく合い、軽いのでお弁当にも持って行きやすいし、そうそう、海外在住者にも重宝する一品だ!
ああ、盛大に宣伝広告さ~、買ってね~よろしくぅ~




インゴルシュタットの歩き方11 ドネルケバブ

2011年05月16日 | インゴルシュタット観光案内
アジア各国のように小腹が減ったからちょっと何か食べたいって時にいいものがあまりないここ、ドネルケバブは貴重である。
それでも店によって当たりはずれが大きいらしく、ドイツで初めて試したドネルケバブがあまりにも不味かったのでしばらく食べていなかった。
一年ほど前に食べることの大好きな中国人友人に勧められたのがここ。「City」

ドネルケバブは東京近郊でも食べられるらしいのでご存知の方が多いだろうが、ウィキではこのように説明されている。

「ドネルケバブ、小さいの一個お願いします」と頼む。普通サイズは日本人成人女子には少々大きい。
「全部入れますか?」と尋ねられるので「はい、全部」と答えておく。嫌いな野菜や肉とは合わないと感じるヨーグルトを抜くこともできるが、この店の標準仕様がおいしいことを発見。

店で食べるというと、皿に載ってくる。これ2.50ユーロ。激安だと思う。(この周辺のどの店もこの程度なのだが)
右、ヨーグルトや野菜で肉がみえない~うれしい~肉だらけのここでは生野菜貴重!


この日、忙しく働くのはムハレムさん。大抵店にいる。
客が誰もいなくなったところで思い切って相談してみた。「ブログ記事にしたいのですが・・・」(おずおず)

二つ返事で承諾したムハレムさん、いろいろとポーズを取ってくれた。
手にしているのはピザ。中国人友人によると、ここはピザもおいしいそうなのでお勧めしておこう。
写真のムハレムさんの頭上方にはハラール肉であることを証明する記載。イスラム教徒のあなたにも安心さぁ~
一般にここでは七面鳥が使われている様子だ。
ムハレムさんには「ドイツ語や英語でもブログを書いて宣伝してくれ」などと言われたが、たとえそれらの言語で書いたところで、gooブログは日本語母語者しか読まないと思うのだけど~?!
ムハレムさんはトルコ語・ドイツ語会話のほかに英会話も行ける様子なので日本からの旅行者にも万全の体制で待ち構えているっ!!??

わざわざ焼き色のきれいなところを待つよう指示されたが、撮影がへたくそだった、ごめん。。。。


普段はいつも数人の客がいる。彼らにカメラを向ける勇気もなかったし、いいチャンスだった。
テーブルには各種調味料が置いてある。辛いソースがよく合う。
客層はいろいろだが、お店のスタッフとのやり取りがフレンドリーでとてもいい。当然ながらトルコ人の客も多い。
何言っているのかわからないけど、和やかな雰囲気の店内でおいしく食べるのはとても気分がいい。


上はもらった名刺。

シティインビス

住所・電話 上の名刺にあるとおり。
営業時間 平日午前8時から午後10時まで。日曜祝日 午前10時から午後10時まで。

行きかた。旧市街のメインストリート「ルートヴィッヒ通り(Ludwigstrasse)」に行く。

左にゲームソフト店、右に空き店舗(いつまでも空き店舗だとは限らないけど)の間の小さい通りがSchmalzsingergasseである。
右写真、この通りの始まり真向かいにはこのBonitaという店。

しばらく行くと、左手にこのアジア料理屋があり、その隣。
これだけ詳しく写真つきで説明したのだから、間違えなく行くことができるだろう~


追記
仕上がったブログ記事のURL報告のため、この店に再び行った。


ええ!ここでタブレットPCが登場だ!ドイツで使用されているのを初めて見たわたし!!
これのほうに感動してしまった
この写真の画面だと両脇にあるはずのプロフィールやカレンダー、過去記事タイトル欄がない・・・
先日テンプレートを変えてしまったので、PCによってはこんなふうに表示されてしまうのだろうか?
どんな風に見えています?心配・・・・





ドイツの日本語学習者

2011年05月14日 | 日本
在独仲間のsue-chanさん所有の本。しばらく私の手元にある。

この本、どこかですでに見たことがあるな・・・・としばらく一人で唸っていたら・・・
思い出した!ブログ仲間、満天さんの一年前の記事。日本人の知らない日本語1.2 作:蛇蔵&海野凪子
レビューを彼女が非常に上手く書いている。(ので、読んでください~)

実家生活で外国人の知人友人がたくさんいたが、彼らとはほとんど日本語会話をしていた。
その達者な日本語力で「インド系日本人」と呼ばれているTくん、憧れの日本人女性と結婚、二人のお嬢さんのお父さんの韓国人Chさん、ドイツには絶対いない美人のタイ人Aさん、「お母さんの日本語、変!」などと反抗期の娘に怒鳴られていたスイス人B子さん、日本国籍取得直後に結婚が決まった元カンボジア人、親族はドイツ人のオーストラリア人G子さん(ドイツ語はできないのだそう)・・・・・
彼らの流暢な日本語には驚嘆させられていたが、「住めば覚えるものだろう」などと私は甘い考えでいたのも事実。
いや、ここに住んでからそれが間違いであることは証明された。
ちゃんと勉強しなくては、語学は身につかない。
今更ながら、彼らのの努力に敬意を示したい。すごいなぁ~(敬意の驚き

さて、ここに来てから知り合う人たちにも日本語学習者や日本での生活経験者などがいる。
最近特に目立つのが日本人配偶者を持つドイツ人男性で日本語を家庭内言語にしている例だ。
日本人奥さんと電話で話していると、後ろでうずうずしているドイツ男の気配を感じることが多い。

最近電話でやり取りするようになったドイツ西部に住んでいるポニーさんの旦那さん。
彼は日本語の読み書きもできるとかで、私のブログを読んでいるらしい。
ポニーさんと私が話しているのに気付くと、受話器をひったくって(想像)
「りすさんですかぁ~」
いやぁ~、しゃべるはしゃべるは~、その日本語会話力、デープ・スペクター、ケント・ギルバート、ダニエル・カール並みである。
一般に、日本語習得は日本に地理的に近い国や地域の言葉を母語としている人ほど早い様子だ。
モンゴル語は日本語と非常に文法が似ているらしい(こちらで知った)。中国語母語者は漢字のハードルが低い様子だ。マレーシア人は、マレーシアの多言語環境からか、外国語の習得がやたら早い傾向にある。
そういう状況と比較すると、欧州人の日本語学習は難しいはずなのだが、それでも熱心な学習者は感動的なくらいに日本語を身につけてくれる。

「外国語を習うということは外国の文化を習うということです」
紹介した本の55ページ下にある一文だ。
多くの欧州人にとって日本という国は東の果ての野蛮な国、でしかない。(こう断言するのも彼らに失礼だが)
その欧州人が日本語を学び、また、こちらに戻ってきてからも日本語を学び続ける姿に(ポニーさんの旦那さんをまだ見ていないが)心を動かされる。日本語勉強してくれて、ありがとう~って。
また、日本を知るドイツ人は思う様子だ。
「日本よりドイツの方がいい所もあるけど、日本には断然敵わない!」
これはポニーさんの旦那さんの言葉。特に日本人女性への賛辞は素晴らしい。
原文(メール)を紛失してしまったので正確な内容を忘れてしまったが、ドイツ女にはない優れた能力を知っている。
独日本人女性の皆さん、自信を持ってここの生活に挑もうではなかぁっ!!

って、力強く自分を励ますりす~











新聞社見学

2011年05月07日 | 近隣の人たち
4月5日の出来事をようやく書く気になった。
いろいろな知らない用語を調べるのが面倒でね。これから書く内容はかなり合っていないかもしれない、いつものように。


ドイツ語教室の指導者と仲間で地元新聞社「Donaukurier」の見学に行った。
ガラス張りの正面入り口はかっこいいけど、一部ガラスが割れていた・・・・。おっと、こういうことを書いてはいけない。
編集作業をする仕事部屋を案内してくれた写真右バーバラさんに「新聞社の悪いことを書かなければブログにしてよろしい」と条件付で許可をもらったからだ。
彼女は日本語を読めないのだけど、彼女の娘さんが日本語の読み書きができるのでね。警戒警戒~
ところでこのバーバラさん、50歳代なのだがきれいな人だ。天海祐希を髣髴させる。わたし、長身細身の女性好き。
ほっそりしたこの年代のドイツ人を探すのが難しいここ、貴重である。おっと、これも失言か?



さて、ここが「ニュースデスク」と呼ばれるところ。
誰もいない・・・
雑誌・新聞社の勝手な私のイメージは、24時間人々が忙しそうにしているはずだった。午前中はこんな感じらしい。
ここも誰もいない・・・



ここで新聞の編集についてのバーバラさんの講義があった。
聞いている我々のドイツ語力は初級から中級・・・みんな理解したのだろうか・・・私が聞き取ったのは
どうも「5W1H」のような話をしていたこと。もちろんドイツ語版なので「H」はなかったが。
また、当然のことなのだろうが、掲載される写真を「画像加工ソフトなどで変えて載せてはいけない」などと言っていた。
報道は客観的な事実を伝えるものであることを強調していた。
朝に発行される新聞の記事は夜に出来上がり、夜中に地下の印刷所で印刷される。ってことは記者のバーバラさんも夜中まで仕事をすることが多いのだろうか?
シングルマザーで二人の子供を育てあげた彼女、大変だっただろうな~。(あらら、個人情報が・・・)


さて、こちらは印刷コーナー。
案内してくれた男性の後ろにあるのは1日の印刷に使うインク。



編集室から送られてきた情報はここでこのような版下になる。
この青い色の上に黄色や赤を重ねていくのだそう。


地下の印刷前の新聞紙!!左、トヨタの製品であることに注目!

1巻き1トン!

タブロイドサイズだが、この新聞社は大衆紙ではない~

ここは古い機材の展示もやっている様子。




以上、簡単になってしまった。これ以上書くのを延ばすときっと「や~めた」ってことになるので簡単でいいやっ、ってことに・・・・

それにしても、写真撮影が許可されている会社や施設、博物館が多いドイツ。
(今までダメだったのはアウディの工場見学だけだった)
おおらかなドイツ人の気質は、数少ないドイツの良いところの一つである。

モスクでぶっ倒れたかったりす

2011年05月06日 | ここの品々
人気のぶっ倒れシリーズ第三弾 (え?別に人気じゃあないって?そっかぁ)

ここに来てからずっと見学したかった場所、なんとイスラム寺院。
ドイツについての書籍には必ずと言ってもいいほどトルコ人移民のことが書かれてあるものだ。
トルコ人移民が作り上げるドイツのイスラム寺院がどんなものか見てみたくなるのはほとんど自然な好奇心だと思う。

チャンス到来したこの日、数名のドイツ人と一緒のグループ見学。案内にはトルコ人男性。

これはけっこう普通の建物の中。二階が礼拝堂。緑と赤のしましまでふかふかの絨毯。
イスラム寺院はミナレットがなくてはならない、と思っていたのだが、そういうわけではないことを知った。



装飾を施されたタイル。圧倒される。お祈り中の男性は私たちのことなど全く気にならない様子だった。


アラビア文字で飾られたメッカの方向を示すところ。案内人の男性は「読むことはできるが、意味はわからない」と言っていた。


寺院の見学は宗教を問わず、肌の露出の大きい服装を嫌うものだが、ここはドイツ。どうでもいいのだろう~



一段上の場所は女性専用祈祷場所。
上にも同じじゅうたんが敷かれているのか見に行きたかったのだけど、男性案内人は行かなかった・・・。


それにしても、このじゅうたん。
膝や頭を床面に接する礼拝方法を行うここでは、身体に負担がかからないようにとフッカフカにしてある。
歩いているだけで、気持ちいいのがよくわかる。
ここにぶっ倒れてみたいものだなあぁ~と思ったのは私だけはないと思う。
残念ながら、グループ見学、一人でぶっ倒れることはできなかった。
あ~あ。いつか頭巾してイスラム教徒のふりをしてここに来てぶっ倒れてみようか・・・




教会でもぶっ倒れるりす

2011年05月04日 | 文化
瞑想室があるカトリック教会を見つけた。


左、教会内の瞑想室への入り口。右、ドアにある瞑想室の案内。
左のイラストはどう見ても座っている坊主。右の解説には「Za-Zan」の文字が見える。
この教会は13世紀に建築されたものである。長い伝統に異国の宗教や思想を取り入れる斬新さ。
朝8時半から夜8時まで開放されていて、来室者は自由に座っていいのだ。


二重になっているドアを開けると、室内はこんな風。さすがに畳は期待できないかぁ。
ちゃ~んとキリスト教のシンボルも掲げてある。

私は日本で瞑想のトレーニングをしたことがあるのでちょっとしたコツなどをまだ覚えているのだが、
きちんと座るには小さい座布団状の物があると楽である。
室内にはそれらしきものがあまりなく・・・あれ?この押入れみたいなところは何だろう?
って開けてみると・・・・

やったね、瞑想道具。
週に2度ほど瞑想の指導もある様子。今度、参加してみよう~


さあ、久しぶりにこの素晴らしい環境で座ってみるか・・・
と思ったのだけど。
なぜかここでも、ぶっ倒れるだけのりす。

床暖房で気持ちよかった~



復活祭の日のできごと

2011年05月01日 | 近隣の人たち
今年の復活祭の日曜日はヘリコプターの爆音で目を覚ました。
ばらばらばらばらばらばらばらばらばら
「お!ヘリコプターだ!写真を撮らなければ!」
もっと眠るか起きるか、を悩む休日の朝8時だが、ブログ暦3年ともなると、日常生活に対する構えがこのように変わってくる。


ヘリコプターはウチの北側の空き地に降りた。近くの家の庭の土が舞い上がっている。
この黄色がトレードマークのADACは、ヘリコプター救急のさきがけ、なのだそうだ。


しばらくすると、救急車もやってきた。
近所の人がぱらぱらと外に出てきてヘリコプターや救急車を眺めていた。
が、近づいてヘリコプターを撮影する人はいなかったので、私も遠慮した。

さて、その日の午後。
義姉とその子供達がやってきた。うだうだと午後を過ごしていたら、遠くで煙が上がったらしい。
自動車が走行中に突然火を噴いたらしく、消火活動が行われていた。
(私はその数分はネットで遊んでいたので知らなかった、ああ、悔しい。こういうとき、消防車はサイレンを鳴らさずにやってくるのだろうかドイツ!?)
義姉と子供たちはそろってその燃えた車を観察にしに行った。
けが人などは全くなかった様子。

りすぴくす10倍ズーム。
ドイツの物事でよく感心するのは人々のおおらかさなのだが、この事故現場もそれを感じた。
こんな野次馬をこんな近くに近づけてもOKなのかい?


さて、おまけ画像。

毎年恒例の復活祭の子供行事。
卵探し。
9歳の姪が先頭を歩き、まるで侍従のように母親と祖母が続くこの光景。
年々動きが敏捷になって庭の方々に隠した卵(卵型チョコレートとか、色を付けたゆで卵とか、ちょっとしたプレゼントを置いておく)もすぐに集められてしまうようになった。
いつまで続くのだろうか~
侍従の二人としてはいつまでも続いて欲しいのだろうか??