怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

二人の誕生日

2015年08月31日 | いろいろ
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義母の誕生日だった。義母の得意なケーキ二種類が用意され、親族数名が集まってお祝いした。

さて、ここから遠いマレーシアでも、友人の親族が誕生日を迎えた。リアルタイムで何をしているか画像や動画で報告しあえる今の世の中。
初孫の一歳のお誕生日だ。
小さいけれど、とても高価そうなケーキに見える。暖かい地域では乳製品の存在自体がなかなか難しいものだ。
これは生クリームかしら、バタークリームかしら・・・
 
お母さんとは面識がないけれど、見事な脚なので登場してもらうことにした。おばあちゃんは数年で70歳を迎えるはずだが、負けずに新しい赤いワンピースでお祝い。
私が「一歳児がこんな遅い時間まで起きていていいのか」という質問をすると、
「日本人は学校で習ったとおりにしないとおかしいと思うのでしょうね」と返事が来た。
考えてみれば子供が夜遅くまで外で遊んでいる国はごまんとある。日本の常識に振り回されている自分を発見。
私も70歳近くなって赤いミニスカートを穿けるように、曲がった脚をまっすぐにする努力をしようと思う。




体格差

2015年08月30日 | 近隣の人たち
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前回は汚いものをブログ記事にしたので、今日はきれいなものをテーマにする。
近隣の街でお祭りがあったようだ。バスターミナルは着飾ったお姉さんたちでにぎわっていた。

伝統衣装はその国の国民に良く似合うものだ。スカート丈は若者の今の流行に合わせて短くなっているけれど、きれいな脚を公にするのは全然見苦しくない。

それにしても、本当に皆、体格がいい。日本だと大きすぎる女性、ということで避けられてしまうのだろうか。
日本の日本人でこれくらいだと、自分が太っていると思い込んでせっせと減量に励んでしまう女性も多いだろう。
 
実家付近の欧州人と日本人の間の子供を観察していて気付いたのは、彼らの背中からの姿が両親とも日本人の子と違うことだ。身体の厚みが全然違っていたことを発見したんだ。筋肉のつき方の違いなのか、骨格が違うのか。
 
「日本人にはO脚が多いです。床に座ることが多いからと言われています」と義母に言うと、珍しく彼女は私の意見に同意した。「それはありうるわねぇ」
まずは、人種の違いってことで、もともと日本人はO脚ぎみで生まれてくるのかも、と秘かに思っている私。




ハンドル式自販機の汚さ

2015年08月29日 | 物品
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以前にも「ガチャガチャ」(手動型自販機、とでも言うのだろうか)の不衛生さを記事にした記憶があるが、それよりもっと汚いのを発見したので撮影した。下の写真一枚だけだと、そんなに激しく汚くないように見える。

部分的に撮影したら、その汚さが上手く出た。枯葉、クモの巣、シールを剥がした跡?

使用済み電池と思われるものが上に捨てられている。どうして、指定の場所に捨てることができないのか不思議でならない。

左の白い物体は自動販売機ではない。だから保守管理が不要という訳でもないだろう。
こんな汚いガチャガチャで買う子供がいるのだろうか。いたとすれば、不衛生なものを平気で操作できる人材が育ちあがるわけで、将来のドイツがより衛生的になるという希望はあまりない。


庭仕事に近づく

2015年08月28日 | 義母
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訪問先の小さなバラがとてもきれいだった。
 
街中の一戸建て住宅なのに、かなり広い庭があり丁寧に手入れされていて気持ちよかった。バラを褒め称えすぎてしまったのか「分けますから、育ててみませんか」と提案してくれた。喜んでいただくことにした。
義母の反対はいつものことだ。なんだかんだ言いながら、私の希望に従ってくれることも多いんだ。
 
家に戻って早速貰ったバラを見せると、義母は言った。
これは庭には植えたくない、今は植え替えの時期ではない、根のここが傷んでいるからもう育たないだろう・・・などなど。
気が済むまで反対意見を言った後、彼女はおもむろに腰を上げて適当な大きさの鉢を探しに行った。
へっ、へっ、へっ
「本当は秋の終わりか春先にこうするのがいいのよ」とまだぶつぶつ言いながら土を入れていたけれど、私はすでに知っているぞ。
反対しながら仕事し終えちゃうことを!

「たっぷり水をやるのよ。今日はここに置いておくけれど、明日は日陰に移動しますからねっ」
と言い残して去っていった。
こうやってヨメが草木に興味を持つのはいいことだと思わないのかな。ウチにはない品種のバラってことで欲しくなったことを評価してくれないかな。いや、私自身も僅かずつだけれど植物に興味を持ち始めていることに驚いているぞ・・・
近い将来、20リットル入りのジョウロを両手に持って朝夕水遣りに勤しむかもしれない、ひゃー。

バラを貰った知人宅でごちそうになったラーメン。




インド料理

2015年08月27日 | おいしいもの
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インド人に彼女の手料理をごちそうになった。

左はコロッケのようなもの、真ん中のさらには薬味類、黄色いソースは鶏肉のココナツカレー。

コロッケにはひき肉とコリアンダーの葉が入っている。

カレーはスパゲティと一緒だった。薬味を好みの量取って、混ぜて食べる。おいしい。

「また来てね」と言われた言葉を真に受けて、次の週にもごちそうになりに行った。
 
左からインドのスナック「パパダン」、チキンライス、じゃがいもを茹でてスパイスをからめたもの。チキンライスにはプレーンヨーグルトを添えて食べることも多いのだそう。すでにトルコ軽食店で米飯とヨーグルトの組み合わせの献立を経験しているので何の抵抗もなく食べられる私だ。
アルミフォイルに包まれていたのはパン。
トルコ人経営のスーパーなどで売られている。
ドイツパンと違うところが良い。甘い茹で小豆をはさんで食べるとおいしいのではないか、と思った。
もしかして、アンパンのパン生地と同じなのかな?30センチの定規が小さく見えるこのパンは99セント。150円くらいか。

米料理についてそのやり方を尋ねたら、案の定、大量のお湯で茹でて米が柔らかくなったらザルにあける湯取り法らしい。長いのが特徴のインディカ米も、日本風に炊き上げるとかなりの粘りがある。湯取り法だと、そのねばねばを取ってしまうのだからもったいない。米飯をパラパラに作れないのは料理下手とされる地域が世界に多くある。私のバスマティ米飯はへたくそと評価される代表だろうなぁ。


中央の青いパッケージは在独ブログ仲間からいただいた高級バスマティ米。袋を開けるといい香りがするんだ。その辺の普通のスーパーの標準価格の品とは大違い。炊いてみると、粘り気も強いように思える。この粘りを嫌ってパラパラに仕上げるのをとても不思議に思うのは私が日本人だからかしら。

ついでに紹介。
頂き物ドイツ人手作りジャム。
他の人がどんな味に仕上げるのか興味を持ってしまう。日本在住時には手作りジャムなどまったく興味を持つことができなかったのに、毎日のように義母ジャムを食べていると、自分で作りもしないのに味にこだわるようになっていくのか・・・恐ろしや、生活習慣・・・・





水道設備チェック

2015年08月26日 | いろいろ
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水道の水漏れのとき、止水栓はどこにあるのだろう、ふと思った。水漏れしたら義父に言えばいいだけなのだけれど、実家では口うるさく止水栓の場所を教えられていたからちょいと気になった。玄関を出たすぐそこにあったな。ここもそうなのかな・・・でもそれらしい物体が地面に見当たらない。
義父はヨメの質問に狂喜して、早速長々と説明を始めた。

止水栓は地下室にあった。実家のものよりかなりご立派な造りだ。
左は灯油タンク。
灯油が安いときに数千リットルを一気に買っておくためのタンクだ。近い将来は右側の部屋にガス暖房機器が設置される予定である。


白いプラスチックのカバーがされているのは水道メーターだ。私たち夫婦が寄生し始めてから水道使用量は数倍に増えたことだろう、ぎゃー。
水を止めるための栓が合計五つある。それぞれ説明があったけれど、忘れた。まあ、義父がいないときに水が漏れたら全部閉めるのが簡単な方法だろう。
 

公道にもそれぞれの家の止水栓がある。方々の壁にこうしたサインがあって、そこの地面を見ると、あるんだ。
 
ここで水を止めるときは水道局に連絡をしなくてはならないのだそう。日本の家屋よりずっと厳重な水管理ぶりのように感じる。
ううう・・・日頃じゃんじゃん水を使っている我々夫婦を許してくれ~。でも私は湯船に入るのはかなり遠慮しているから(一ヶ月に一度程度)、一応水節約には協力しているんだけどなぁ。





お習字はなかったらしい

2015年08月25日 | アジア事情
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近所在住中国人が書道について私に電話をして尋ねた。固形墨の話になったとき、なんだか話が妙に混乱してきたので「では午後から道具を持って伺います」ということにした。
彼女が母国から持ってきた毛筆と、ここで買ったものらしい万年筆用インクを出してきた。
「私のは青いけれど、黒いのが欲しいの」
面と向かって話したら、彼女は毛筆で字を書くという経験がほとんど無いことがわかった。(私は電話で突っ込んだ内容のドイツ語会話は苦手なんだ!)
母国では教育熱心な家庭に育ち、親の勧めで大学でドイツ語を専攻した彼女だ。決して教育や教養に欠けているわけではないのだけれど、たまたま学校教育で書道の時間がなく、親も本人も筆を持つという機会がなかった様子だ。
学校でも、家の近所でも書道を教えている環境だった日本にちょいと優越感を感じた一瞬。
「伝統文化は急速に失われているのよ」と言っていた。
考えてみると、中国の簡体字は書道に全く似つかわしくない。著しく美しさに欠けるのは中国語を全く知らない日本人の目にも明らかだろう。

初めてのすずりで墨をする経験だ。写真には「私にもやらせて」とうるさかった彼女の五歳児が写っているけど。
「すずりって、いくらするの?」
物資の値段のチェックは抜かりない中国人。母国で安く手に入るか検討するみたいだ。

水墨画の指導書、と呼んでいいのだろうか。黒色の濃淡で色を表現するものは、廃れてしまったのか、もともと中国にあったものなのか・・・日本にもあるのかしら?ネットでちょいと検索しても見つからなかった。

だから、彼女は青いインクで書いてみようと思ったのかな。
うーん、中国、奥が深い。




成長する

2015年08月24日 | 家族

義姉の子供たちはすでに10歳代になっている。小さな子供扱いはできないが、では大人としての会話も難しい。
言葉の壁だけの問題でなく、日本ででもティーンエイジャーと話すのは難しかった。
それでも親と一緒に、わけのわからない不思議な伯父(私の夫)と遠い東洋のちっちゃくて黒いヨメの私がいる祖父母(私の義両親)の家にやってくるのだから、義姉は上手に子供を育てていると褒めてもいいかも。
12歳の一人娘に「親と外出なんてクールじゃあない」と言われたドイツ人家庭もあるしね。
 
祖父母と一緒に庭で写真。ドイツ人はあまり集合写真を撮らない印象だ。新聞などにはよく掲載されているのだけれど、一般家庭ではあまりないような。
はっきり全身が写っていないけれど、ウチの一族は肥満者がいないのはわかるだろう。
危なそうなM雄くんはすでに赤ん坊の頃からがっしりとした体格なんだ。青年期までは大丈夫かな。
中年以降の体型は本人の責任だ。彼がデブになるかならないか、楽しみだ。
 
小学校の頃はこの田舎に数日宿泊していくのを楽しみにしていた彼らだ。今は午後の数時間だけで精一杯の様子。
学校の友人たちとの付き合いが楽しい年代だものね。まだひと月近くある夏休みを楽しんで欲しいものだ。






家の造り方20

2015年08月23日 | 家屋
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だいぶサボっていた「家の造り方」記事書きだ。内部工事が進んでいたようで、外観はここ一ヶ月以上ほとんど変わっていなかった。

いつものように週末の朝早くを狙って撮影に出かける。周辺住民の視線を避けるためにね。
午前七時の外気温は14度。半袖シャツではちょいと冷たいか、と感じる朝。

壁を仕上げにかかっている。
 
はっきりと撮影できなくて残念だ。きれいな玄関ドアが付いていた。
 
見ながらいつも思うのだけれど、家を新築する人たちはどんなお仕事をしているのかなぁ~。
みんな、お金持ちなのねぇ、とちょいとうらやましく思ってしまう。

近所づきあいがほとんどないこの集落だ。どんな人が住むのか楽しみでもあるけれど、お友だちになれないだろうなぁ。



ガス管工事も続行中。なぜか、機材の部品をこんな風に他人の土地に放置していくんだ。
盗まれる可能性とか、ないのだろうな・・・




リフォームは自分で

2015年08月22日 | ひとびと
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事情があってウチの近所から北ドイツに引っ越してしまった仲良し。
旦那さんの失業がきっかけだったのでちょいと苦労しているらしい。やっと家族だけで暮せるアパートを見つけたと報告があった。どういうわけか、賃貸なのに入居者がリフォーム作業をするらしい。ドイツの住宅についての詳しい事情をほとんど知らない私。義両親たち無しでちゃんと生きていけるのか不安にさえなる。
  
ともかく、友人は楽しくこの作業をしていたようだ。ビフォーアフターの写真を送ってくれるくらいだもの。
  
素人がこんな作業までできるものなのだろうか。いや、義両親たちも日本ではありえないことまでやってのけるから、そんなものなのだろう。

まだ家具を買う余裕がないのかな。マットレスだけ、たんすはダンボール箱。
 
家の中も服もきちんとしていた彼女のことだから、次第に揃っていくことだろう。
遠くなってしまって、たぶん今後の人生で逢う事はまれになってしまうだろうけれど、応援しているよ~








昔の写真

2015年08月21日 | 物品
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街の中心から少し東側の住宅地には、1930年代から50年代くらいまでに撮影された写真が掲げられている。博物館などではなく、公道にあるのだから、自由に撮影してこうしてブログで公開するのは全然差し支えないと思って狂喜した私。
簡単な解説文がそれぞれにあったけれど、読まずに撮影だけして帰ってきてしまった。
 
義母に見せたら「これは戦後ね」と言った。毛皮の襟巻きがそれを表しているそう。
昔は女性用にブーツがなかったので、手編みの靴下を履いていたそう。義母の親の時代だったか、もう少し古い時代だったか、女性用の冬場の外套がなかったと聞いたことがある。

入浴は週に一度、土曜日だったそう。
昔からドイツ人は大きかったのか、と思わせる・・・
一般の人が肉食を毎日できるようになったのは戦後しばらくしてからのことだそう。戦争中の街中は食料自体が不足していただろうに、大きい人はいたのだなぁ。現在40歳のハンガリー人知人も子供の頃は週に一度しか肉を食べなかったらしい。それでも、彼女は私よりずっと大きい。肉食の量で身体の大きさが決まるのではない・・・



 

 
後ろに並ぶ木造建築物を義母は「バラック(仮小屋)」と言った。街から疎開していた子供たちが住んでいたらしい。

子供のズボンが今の民族衣装に酷似しているで皮製かと思って、義母に尋ねたらそうではないらしい。
当時はベルトがなかったからこのデザインが好まれたとか。素足なのはやはり物資が不足していたからだろう。





女の子たちがそろいの服を着ている。ワンピースにエプロン、がきちんとした服装だったとか。

もっとちゃんと調べて解説を書きたかった。
またの機会に!




使用禁止・通行止め

2015年08月20日 | 分けるの面倒になってきた
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駅の構内で見かけた風景。

二台並んだエレベーターは使用禁止を表現するために、紅白テープで入り口を塞ぐのがドイツ流なのだろうか。おめでたいぞっ
どうせやるならもっと美しく、はがれたら貼りなおすとかして欲しい。いやその前に、壁がやたら汚いし、床も枯葉が舞っている。公共の地下通路になっているから掃除されるのはまれなのだろうか。

これが真夏だからいいものの、寒くて暗い冬にこうした光景を見ることとなると(頻繁にあるのだが)とてもわびしい気持ちになってしまう。

ずいぶん長いこと通行禁止になっているのだろう。
家屋や事務所内はとても整っていることが多いドイツなので、こうした場所の乱雑さに対するがっかり度は日本のそれと比較するととても大きい。



新築アパート

2015年08月19日 | ひとびと
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7月に休暇を取ってしまった友人はここに残っている。旦那さんは日中仕事に出かけていて、彼女は一人で家にいる。「来てね」と招かれていて、やっと訪問した。
 
私の憧れの物の少ない生活!すっきりしていて気持ちいい。窓ガラスは1,2ヶ月に一度磨くのだそう。もしかして、義母より頻繁かもしれない・・・ドイツ人主婦を凌ぐ彼女は英国人。
 
比較的大きな集合住宅で、ここ1,2年でどんどん建築されているらしい。地下の洗濯室や駐車場、駐輪場を見せてもらった。私にはとても珍しい光景。洗濯のために、わざわざ自分の家を出て公共の場に行かなくてはならないのは面倒なような気がする。
 
あと2,3年のドイツ勤務なのだそう。彼女があまりドイツ語習得に熱心でないのは永住目的の滞在ではないからだ。英語とドイツ語交じりの会話であと数年を乗り切る様子。

この家に着く前に、三年の台湾赴任から戻ってきたC子さんとばったり会った。何の連絡もなくいきなりスーパーの前で出会ってしまったのだ。こちらに戻ってくるときは本社のあるE市に住む予定だったというのに。
「台湾から送った家具は9月初めに届くのよ、何もない家だけれど来てね」と誘われた。
午前中に会っていたドイツ語教師の女性は休暇無しで働いているとか。授業はないけれど、文書校正で忙しいと生き生きしていた。
英国人の彼女と近所のスーパーに出かけたら、先月の催し物で知り合ったドイツ人女性と逢った。近くで勤務しているのだそう。休み時間にちょいと買い物に出てきたとかで『また逢いましょう』と約束して別れた。
家に向かうバスに乗るために急ぎ足で歩いていたら、スペイン語教師をしているアルゼンチン人の仲良しと出会った。
すでに家族での休暇旅行は済んで、普通に過ごしているらしい。来週からはスペイン語の授業が毎日あると言っていた。休暇時期にも勉強をしようという意欲のある人たちがいるから、彼女も充実しているのだろうな。

そういうわけで、多くの知人友人たちがここを離れず普通に、あるいは仕事や育児で忙しくしていることを知り、なんとなくほっとしている私かな!






アパート経営の夢

2015年08月18日 | ひとびと
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図書館。いつものドイツ語学習教材の棚にびっくり。

ぞろぞろと並んだアラビア語のドイツ語教本や辞書。新品、ピカピカ。

ここはシリアからの難民申請者が多いことを伺わせる。私はアフリカ人と接触が多いので、意外に思った。

公共施設のテーブルで休もうと腰を下ろすと、目の前に時々見かける光景を観察できた。
在住者が難民申請者にドイツ語を教えている。教えているのは女性のことが多いのだが、この日に目にしたのは男性だった。
途中、仲間と思われるアフリカ人が通りがかって彼に挨拶していた。言葉の調子と体型でエリトリア人と予想した。(エチオピアの公用語アムハラ語とエリトリアのティグリニャ語は同じ響きがある。習ったわけではないけれど何度も聴いていると雰囲気をつかめる。ここで散々モンゴル語を聞いていたら、東京で旅行者と思われる女性たちがモンゴル語で話していたことにはっとしたことがある。)
しばらくすると、私と少々親しくしているエリトリア人が通りかかった。「りすさん、やっとドイツ語講座を受講できるようになりましたよ!」と嬉しそうにしていた。
街にいると、難民ばかりと出会うんだ。

ウチの近くにある自治体の掲示板に「難民申請者のための住居募集」という張り紙があった。
こんな田舎にも募集するくらいだから、困っているのだろう。
新聞で大きなテントで難民が集団生活しているのを見た。冬にはとても生活できない環境だ。
田舎の住居は大きいけれど、アパートのようにそれぞれ独立しているわけではないからなかなか彼らを受け入れるのは難しいだろう。
街の方がそういう物件を所有している人が多いのではないかしらねぇ・・・いや、遠い将来、この家をドーンと小さい部屋がいくつもあるアパートに建て直して、庭の手入れから開放されるのもいいアイデアかしら、と想像してしまった私。






ガス管工事2

2015年08月17日 | 物品
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7月上旬から始まったガス管工事は続行中。
アスファルト瓦礫の山が珍しく感じたので撮影。日本では道路工事は年度末のお決まり行事で、しょっちゅう見ていて飽き飽きしているはずだ。珍しく感じるのはもしかして、日本の工事では瓦礫をこのように長く放置することがないのかもしれない。

想像していたより結構厚みがある。持ち上げてみようとしたが、重くてびくともしない。そりゃあ、そうだろな。自動車が走るための舗装だもの。
 
作業が休みの週末、道具は放りっぱなしだ。街中と違って人通りの少ない田舎なので、そのままにしておいてもまず大丈夫と見たのだろう。

これなど、確実に遊びたくなる 

ここに、ビール腹のおじさんが上半身裸で座って作業していた。もちろんヘルメットなど暑苦しいからしない!上からの眺めはさぞかしいいだろうし、気候がいいと(先週までは暑すぎたが)囲いがないこの工作機器は快適だろう。ああっ、誰もいないうちに登ってみたいっ