怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ミニマリズムを理解し始めた、でも私には無理だろう

2019年10月02日 | 節約
テレビでYoutubeを見ることができるようになったせいか、さまざまな投稿動画を知ることとなった。
以前はばかにしていたミニマリストたちの意見も積極的に観ている。
その結果・・・ついに私もミニマリストに・・・・なーんて大変化には至らないけど、彼らに好感を持つようになった。
「本質を履き違えたミニマリズムの先には、物を減らしてひたすら節約して…という貧乏くさい生活しかない」
というミニマリストの記述もある。

膨大な物資を持つ義両親たちだ。
下は2019年10月1日、りす部屋から撮影した南側庭の風景。

この庭のためには凄まじい金額の物資を買い、その道具の保管や手入れに場所と時間が必要だ。
庭にはお金と時間をかけるが、彼らは買い物や旅行を一切しない。(先日、義父は壊れたDVDプレーヤーを修理しようとして断念、ついに50ユーロの新品を買っていたが。義母は妹に誘われて年に数度、地元の農家夫人会旅行に行く。また、年に数着新しい衣類を買う・・・孫に特別な保険をかけていて、彼らの将来のためお金を使っている・・・『一切しない』というのはちょいと大げさかな)
義両親たちには家屋と庭(と、孫。もちろん、息子と娘もだろう・・・息子のヨメは、あはは~)がかなり重要で、他の出費には興味が無い。
これも一種のミニマリズムかもしれない。

それと比較すると、私は・・・・
不足の恐怖に今も怯えている。以前より見つけ易くなったが、大きさがあう衣類を見つけるのはいまだにかなり困難だ。
帰省時の購入はもちろん、同じ体格の人物からのもらい物衣類は気に入らなくても保管してある。
冬場の食糧を溜め込む動物も多い。また、寒冷地では原始時代から人類は保管の知恵を駆使して生き延びることをしてきた。
余計な物資の保管は必ずしも無意味ではない。

ウチのように市街地から離れていると、日頃の食材購入もまとめ買いだ。
保管のための冷凍冷蔵庫もばかでかい。庭の収穫物も処理して冷凍保存している義両親たち。冬場の食材になる。
日本の市街地のように、コンビニを自宅の冷蔵庫代わりにできる生活とは違う。

夫は「念のため」買い物が凄まじく、例えば日本在住時に気に入ったドラマのDVDなど、同じものが2,3あるんだ。恐ろしい。DVDがダメになるほど繰り返して観るための予備って・・・ありえない・・・
数ヶ月前まで、毎週のようにワイシャツを買ってくるので大変だった。衣類ダンスに入りきらないんだ。
困って相談したら「前のは大きすぎるので、新しく買っているんだ」と答えた。
おい、それを早く言えっ
さっそく、大きすぎになったワイシャツを集めて処分した。(難民支援団体などに寄贈した)
しかし、私たち夫婦、中年太りどころか痩せていくのはどうして?大丈夫か、私たちの人生・・・

夫をコントロールしてミニマリストに仕上げるのは無理だ。いや、私さえ無理だ。
だが、ちょいと部屋を見渡して、愛着のない保管している物資を手放そうと思っている。
部屋をすっきりさせることで、気分のいい、効率のいい人生にするミニマリズムの考え方には同感だ。