怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

週末の図書館

2014年01月31日 | いろいろ
去年五月から私の利用する図書館の開館時間が延びた。

土曜日は13時までだったのが15時までに。

月曜日から金曜日までは10時から18時まで。日曜・祝日は休館。土曜日は15時まで・・・
実家近所の図書館など9時30分から20時までだぞ。しかも土日や祝日もちゃんと開館している。
いろいろなものの考え方の違いだから仕方がない、と諦めてはいる。きっとここドイツは日曜日に商店を開いてもさして賑わうことはないだろう。図書館なんて日曜日にはだーれも行かないのかもしれない。
ともあれ、土曜日は二時間延長されたということでそういう需要があったのか、需要を見込んだのか?
単に好景気で職員の給与や光熱費などを支払えるようになったから伸ばした??

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流暢にドイツ語を読むことができない私でも図書館は大好きだ。
子どもの書籍も楽しめるものがたくさんあるし、ドイツ語教材も数ヶ月ごとに新しいものを入れている。
ブルーレイだって借りれちゃうんだぞ~
と、開館時間の延長を喜んでいる私だけれど、土曜日に街中に行くことはめったにない。
もう一つ、ここの図書館、会費が必要なのさ、年間25ユーロ(約3000円)。やっぱり図書館も日本が勝ち?

コロッケだけの正餐

2014年01月30日 | 頑張って食べる
正確な名称の日本語訳がわからないので、コロッケ、と命名しておこう。
このコロッケだけが昼食だった。

じゃがいもを茹でて熱いうちにつぶす。荒熱が取れたら卵とバター、小麦粉を加えて生地をまとめる。

適当な大きさに形作って、多めの油で色づくまで焼く。

りんごのコンポート、梨のシロップ漬けなどをそえて食べる。
この日はスープもなく、このコロッケだけだった。しかも大食いの夫がいるものだから義両親も私も遠慮がちに少なめに食べた。上写真右は夫の皿。

私の皿。
一皿目はコンポートで食べたが、二皿目は醤油をかけた。旨かった~。米飯を添えたかったが義両親の手前、遠慮しておいた・・・

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これって、おかず、にしか見えない私。おかずだけで昼食が終わり・・・一家でダイエット中?ビンボーで食費節減?
おにぎりだけの昼食だったらまだ理解できる私。おかずだけって
ああー、試練はまだまだ続く、同居生活っ

カタカナで喜ばれる

2014年01月29日 | ひとびと
料理持ち寄りのパーティがあった。それぞれが何か芸をしなくてはいけなかったので私はみんなの名前を日本語で表記することにした。
アイデアは夫からだった。日本語を習い始めた頃、自分の名前が外国語文字で表記されることにわくわくしたのだそうだ。
結果、大好評。「記念撮影をしよう」とまで盛り上がってしまった。めでたしめでたし。
 
様々な料理を少しずついただくのも楽しい。不味くてもちょっとなら耐えられるし、不味いものも経験しなくては不味いと認識できないし。

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こうした小さなパーティは好きだな。また機会があったら紙とペンを持って積極的に参加しようっと。

求めよ、さらば与えられん

2014年01月28日 | 文化
ドイツに住み始めてからずっと欲しいと思っていたものが手に入った。
オーブントースター
新品ではないが贈り物。
 
多少汚れてはいるが私には全然気にならない。(夫は中古品が大嫌いなのでこのトースターは夫の口に入るものには使えない)きわめてシンプルな構造、願っていたそのものだ~。
 
底面から撮影。広告で見つけた品よりワットが低いので少々焼き上がりに時間がかかるということだろうか。
ドイツ人友人からもらった。中古商品を扱う店で偶然見つけたようで、私に電話をしてきた。
「りすに贈りたいのだけれど、お義母さんは大丈夫かな」
私はブログのみに家の事情を書いていると思っていたのだが、べらべらと周辺住民にも話しまくっていることに気づいて赤面してしまった。
いや、しかし、そのおかげでこうしてオーブントースターが手に入ったのだ。欲しいものは口に出して伝えるべきだなぁ、聖書の書かれた時代から知られているものだし。

夫には報告しているが、義母にはまだ言っていない。彼女にはオーブントースター購入をかなり反対されて、どういうわけかポップアップ式トースターをもう一台買ってくれた・・・
当然、台所に置くことは現在のところ無理なので寝室に隠してある。
使うときだけ寝室からりす部屋に持ってきて、チーズトーストを焼くのだろうなぁ。
いつまで隠して使えるか、記録に挑戦。パンだけではなく、魚棒(冷凍物の形成魚)とかも焼いてみたいな。ああ、においが強いとばれるかな、うほほほ、楽しみだっ


ダンスパーティ

2014年01月27日 | ひとびと
知人の招待でダンスパーティに参加した。
私はまったく踊れないのだが、これまで一度も西洋のダンスパーティの実物を見たことがないので是非観察してみたいと思ったからだ。

平均年齢は比較的高かった。ティーンエイジャーとも思われる若者もいたし私のように座っているだけの高齢者も少々いた。
が、ほとんどの出席者は「踊ってやるぞ」と気合に満ちていた。

フロアが狭く感じたのか、テープルの間の通路で踊る人たち、とそれを撮影する人。(私はそのシーンを撮影、うほっ)

テーブルも椅子も美しく飾られ、雰囲気は素晴らしかった。男性の90パーセントはネクタイ着用、その三分の一くらいは蝶ネクタイ。スーツは西洋の男性のためにある、とつくづく実感。

ダンスショウも適度にプログラムされていて、それも楽しかった。

さて、このダンスパーティに行くためにはウチの家族に対してひと工夫必要だった。
三年ほど前だったか、別の知人でドイツ民族舞踊を指導している男性に彼らのダンスパーティに招かれたことがあった。
義母にこの話をすると次のようなことを言った。
「一人で行くのはやめなさい。ダンスパーティに一人で行くのは娼婦と思われるからです
いったい、いつの時代の話をしているのか、と卒倒しそうになった私。
夫は今でもそうだが当時も忙しく、また忙しくなくても私と一緒にダンスパーティに行く、という感性の持ち主ではない。
結局義母の大反対に負けて行くことができなかった。
今回は一人でなく、他の女性たちと一緒に参加だったのだが義母に正直に報告するのは危険と感じ黙っていた。
女同士でも「娼婦集団と思われるから止めなさい」と言われるのは容易に想像できるしねぇ。
友人の誕生日会に招かれた、と言って家を出たぞ。
もちろん、会場で一人でぼうっとしていても娼婦と間違えられることはなかった。

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義両親たちは4,50歳代の頃社交ダンスを習っていたらしい。あちこちのダンスパーティに二人で行っていたようだ。いまだに居間の書棚に残るダンス指導のビデオテープがそれを物語っている。
その当時は会場に娼婦がうろついていたのかしら?そんなことがドイツにありうる?
まあ、西洋のパーティは男性パートナーと一緒に参加、の方が無難な様子だけれどね。





現地食は現地で

2014年01月26日 | アジア事情
カヤを食べたくて手作りしたこともある。カヤとはこれだ。2012年4月記事「カヤを手作りする」
市販品を手に入れるのはここドイツでは非常に難しいことを知った。マレーシアに帰省するマレーシア人に頼んだら「ドイツ入国の際、カヤは卵が使われているので没収される」と断られ、マレーシア在住の友人は私に宛てた小包を発送する郵便局の窓口で「カヤは送ることができません」と断られた。
仕方がないので、去年の帰省時に日本アマゾンでカヤを注文した。
 
シンガポール産、値段は確か500円くらいだったか。白く見えるのはココナッツミルクの油分かな?

現地風にトーストにたっぷりバターを塗ってその上にカヤを塗った。
さて、お味は・・・。うーん、なぜかいまひとつ。
やはり、現地で気に入った味はそこで食べないと再現できないのだと思う。

コメントをくださる、みんさんが出張先でカヤを手に入れてくれた。彼女は文字通り世界を股にかけて活躍をしているのだ。
 
出張先はインドネシア。そこで手に入れてた品。緑色なのはパンダンリーフが使われているため。味はほぼ同じ。

同じ条件で食べてみた。うーん、アマゾンで手に入れた品と同じだ・・・
蒸し暑さ、人々の喧騒、漂うガラムの香り、そういった条件がなければおいしく感じないのかもしれない。
この二度の実験で、この先、ここドイツでカヤを食べようと努力しないことに決めた。いつか、またシンガポールやマレーシアに旅行するときに思いっきり食べよう。
・・・って、そんな時が来るのかなぁ、テレビも買えない私たち夫婦だ。当分いけないぞ。やっぱ、ときどきカヤを食べないと耐えられないかも


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現地食は現地で食べるのが一番おいしい、という法則を実体験した私。
では、わたしは現在、最高の状況でドイツ食を食べていることになる。
ドイツ生まれのドイツ人主婦が支配する台所で自家栽培の材料を使った料理だっ。「うっ、何これ?」と思っても日本で食べると更に不味いのだろう。
いい環境でドイツ食さー。ああ、物は考えよう



週末義務

2014年01月24日 | 家族
「今日はダンプフヌーデルを作る」と義母が言うので、あわてておにぎりを作った。
ダンプフヌーデルンについての詳しい過去記事はこちら ダンプフヌーデルン対抗
 
夫(義母の息子)が家にいる週末には、彼の好物を食べさせようという配慮だ。私は満足に食べられないので食後にこっそり食い足すおにぎりを作っておくことにしたのさ。
上写真右はダンプフヌーデルン製造途中。
パセリスープ。
やたら塩辛くて量が少ない。私は米飯を投入して食べた。
スープの後にはすぐデザート。(我家的にはメインディッシュ

カスタードソースとイチゴソースを添えて食べる。これが菓子でないのはどうして?
私の皿。
たった一個で終わり。義両親たちも1、2個で済ませている。鍋ごと平らげる息子のために遠慮しているのさ~。おい、息子、もっと稼げるようになれよぉ~。食べるものまで節制しているような気分になる食卓さ。
私は食後、秘かにおにぎりを自室で頬張ったのは報告するまでもないだろう

さて、最近の週末は家庭行事に参加しなくてはならない。
「Onedin-Linie」
という1970年代に義両親たちが好んで見たという英国製テレビドラマ鑑賞に付き合うのだ。
    クリックで拡大。
夫が義両親のために贈ったクリスマスプレゼントだ。なぜか、週末の午後16時ごろから2時間くらい一緒に観ることになってしまった。日本にはあまりない怖ろしく長い連続ドラマは欧州ではかなり普通にあるようで、途中で俳優が老衰で亡くなったりすることもあるそう。
私には内容がほとんどわからない。連続ドラマだが、一話づつ完結するのでその前のストーリを把握できていなくても次を理解する可能性がある。極簡単な内容だと理解することも可能・・・。しかし、私にとっては娯楽ではなく、家族の団欒を演出する協力をしているのみだ。その場にいることに意義を見出し、参加している。

菓子昼食とわからないテレビ鑑賞。最近の週末の私の仕事はこれだ。

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こうした私の家庭での様子を友人に話すと「なぜ一緒に過ごさなくてはならないのか」とわたしが責められる。(泳ぎに行こう、という誘いを断るために話したのだけれど)
完全同居な私たちの状況をなかなか理解できない普通の人々には家族一緒に何か同じことをして結束を強める、という発想に至らないのだろう。
フェミニズムに多少なりとも影響されている昨今の女性たちは私の行動をおしん的(このおしん、も世界のどこでも通じる言葉でねぇ)に捉え、否定する傾向にあるぞ。ああ、どうにでも言ってくれ~




これは何だと知りたくなる品

2014年01月23日 | ひとびと
街中の住宅街を歩いていると、ショウウインドウにこんなものを展示している店が。

日本刀?西洋人、好きなのね。これは中古道具屋?ガラスに写り込んでいる集合住宅、ここは商店街ではない。

アクセサリー?あれ?左奥の物は何?
 
気になって近づいてみるけれど、よくわからない、わかないけれどなんだかあれかなー、とか想像したり。
知らない分野だから想像でしかないのだけど。「FETISH」ってあれじゃん・・・
繰り返すがここは住宅街。これを商売にしているのかな??う~ん、なんだか「何でもありのドイツ」って思っていいのかな~

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あまり生真面目な国って面白くないのよね。何か、どこか羽目を外しているところを見つけると親しみを感じたり・・・するかな~あはは・・・

着用禁止ジャケット

2014年01月22日 | 物品
これは近所の友人(ベトナム人)にもらったジャケット。「太ってしまって」という理由だった。

日本で見れば立派に大人サイズ。
  
後ろを見ると、明らかに子ども用とわかる。下のほうの星の部分、車の前照灯に反射するようになっている。
冬の朝など暗い時間に登校する子どもを交通事故から守る配慮がされている衣類だ。

私にはぴったりだった。分厚いエアテックでとても暖かい。
夫に見せると「かっこいい」と言うので有頂天になったわたし。
そのまま外出しようとすると、いつものごとく義母が仁王立ちになって言った。
「それは止めなさい」
彼女にはこの格子柄がよくないのだそう。「少女用ではないですか、あなたには合いません」とぴしゃり。
うーん、一番悪いケースだ。夫はOK,義母は反対の衣類。
夫が家にいなくて私が後から外出、は普通あるが(夫はダメ、義母OKの服があるがあまり影響はない)、義母が外出中で私もこれを来て外出(つまり、義母の玄関チェックがない可能性)ということはまずありえない。
しかたなく、この気に入ったジャケットは裏の森散歩用になった。その散歩のために着込んでいるときも義母はいちゃもんをつけたので驚いた。「短すぎて寒いから止めなさい」と・・・
よっぽど気に入らないのだな、このジャケットを。
幸いなことに今年は暖冬、私も屁理屈こねて散歩のときくらいには着用させてもらうことになったぞ。


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上司と一緒に得意先めぐり(森の散歩)、やはり服装には気をつけたほうがいいとは思うのだが・・・
散歩くらい部屋着でもいいと思っている私だっ。ああー、自由が欲しいぃ~


義母はすでに三年前に諦めていた。

2014年01月20日 | 家族
これは三年前に撮影されたもの。鍋のセットだ。
義母が私たち夫婦のために贈るつもりだったのだがいつまでたっても家を出て行かないので、義姉に引き取ってもらうことになった当日に私は写真を撮った。「さよなら~、別居の夢~」とはまだ思わなかったが、かなりがっかりしたのは事実だ。
義母はすでに三年前にこの同居が当分続くことを覚悟したのだろうな。私は去年の年末ごろだったからな。三年の差は大きいな。

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いやー、鍋など、また買ってもらいばいいよねー。自分で買ってもいいじゃあないか!万が一、別居になっても鍋の心配などしなくていいさ。だから別居の夢は頭のすみにちょっと置いておいてもいいかしら、いや、基本は同居勤務状態を楽しむのが目標・・・ああ、複雑な心境。

割合と好きな献立

2014年01月19日 | 頑張って食べる
嫌でも何でも繰り返して食べていると、好物になってしまうことがある。

ここではこれかな。ほうれん草のソースとじゃがいも、またはスパゲティか米飯。

ほうれん草のソースには目玉焼きを添えるのがルールなのだそう。義母の法則かい?
義母の目玉焼きはあまり美しくない。私が自分のやり方でやろうとすると「それはダメだ、こうやれ」とうるさい。ああ、昼食作りに主導権は永遠に無いだろう~
すべてを皿に盛りつけたところを撮影するのを忘れた・・・

これも割合と好きになったもの。魚を四角く形成して焼くだけになっている冷凍食品、魚棒。(直訳)
バルサミコ酢で食べると最高においしい。義母が焼くとべちゃべちゃになるのだが、私はかなり上手く焼くことができるようになったし。

オレンジ色のはニンジンとりんごのサラダ(油分無添加!)、じゃがいもの下に隠れているのは野菜の煮物(生クリームたっぷり仕上げ、でも、炒めるときに油分少なくしたので私好みのあっさり味)。
どんな献立でも私はほとんど米飯を添える。義母たちはじゃがいも、夫はいつでもスパゲティ・・・


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こうやってニンゲンも移住先によって食べるものを変えて適応して行ったのだろうなぁ。
古い時代に南北アメリカ、ハワイなどで適応して行った日本人たちに敬意だな。



接客を学びに日本へ派遣しろ

2014年01月18日 | ひとびと
これは夫と一緒にテレビ購入を考えていたときに撮影したもの。

家電屋めぐりをしていたものだ。
 
結局予算の都合上、購入を諦めた。テレビさえ買えないビンボー夫婦の私たちさー。
今は義両親たちのお下がりを使っている。15分くらいすると、画面に色がつかなくなる。白黒になるのでなく、緑の濃淡画面になる・・・いつまでこんなのを使うのだろう。私、先進国に住んでいるのかい?

さて、テーマはテレビじゃあない。
毎週末のように家電屋をめぐっていた1年半ほど前のできごとだ。
いつものように夫はメモを片手にテレビ売り場で細かくチェックをしていた。私はすぐに飽きて調理家電コーナーをうろついていた。
これまた長年ほしいと思っているオーブントースターが数台並んでいたので、開けたり閉めたりして買う気もないのにチェックを入れていた。「ちぇっ、なんだかちゃちいな」と思った瞬間に店員の女性に声をかけられた。
「コメン ジー ツー レヒト?」
たいていの場合、その状況と話す人の表情や声の調子で完全にわからないながらも言いたいことはわかるものだ。(外国にしばらく住むと誰にでも身に付く)ところが、私はこのとき全くわからなかった。
「え?」と聞き返すと、もう一度彼女は同じことを繰り返して言った。
「コメン ジー ツー レヒト?」
険しい表情でつっけんどんだ。「レヒト」というのは確か、権利という意味だったな。ううう?もしかして彼女は「お前にこのオーブントースターを触る権利はあるのか、触るなよ」と言っているのか?
まさか、と思った私は「あなたの言うことがわかりません」と言い放ち、その場を離れた、逃げるように。
もしかして、人種差別?怪しいアジア女が夢中になってオーブントースターを覗き込んでいるのが不審だった?
心臓バクバク、脳内ぐるぐる、夫に尋ねてみようと思ったが夫も「露骨に人種差別する変な店員は訴える」などといい出しかねない性格なので黙っていた。
その事件から2,3日してちょっと落ち着いたときに在独日本人仲間に尋ねてみた。
「コメン ジー ツー レヒト、って何の意味?」
詳しく書くと、ドイツ語の文法の解説になってしまうので省略する。要するに私の語彙不足だったことが判明。
簡単な文章なのだがこの動詞一つの文中の変化を知らなかったために誤解してしまった私だ。
店員は自然な日本語風にすると「お分かりになりますか?」と私がオーブントースターと格闘しているのを哀れんで尋ねてきてくれたらしい・・・

いや、しかし、あの険しい表情はとてもじゃあないが接客の基本から大いに外れている。
もみ手で近づき、「いらっしゃいませ」とまず挨拶、にこやかに「オーブントースターをお探しですか」と言われればドイツ語力ゼロでも意味がわかるだろう。
あの口調はどうにもこうにも客に対するものではない。
サービス砂漠が有名なドイツ、そんなことをサービス過剰な国から来た日本人が説教しても全く理解してもらえないだろう。
途上国と呼ばれる国から日本へ人を派遣して数ヶ月から数年様々な場所で研修を受ける制度があるらしいが、それは途上国でなくてもいいと思う。
もともと能力のない国ではないドイツ、接客能力くらい簡単に日本を追い越すかもしれないぞ。


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なーんて、ドイツを持ち上げる一文で終えてみた。

ちなみに写真の店とこの事件のあった店は違う・・・店舗によって店員の雰囲気が違うというものはあまりここにはなくて、個人で違うことが多い。こんなところはさすがドイツ、って思っちゃう。集団で雰囲気をかもし出す能力に長ける日本も独特なのかな。




体組成計を試してみた

2014年01月17日 | 日本
普通の体重計しか所有していないので、機会があると量ってみる体組成。その結果を一部公開。

低体重、低体脂肪、低筋肉と判断され、もっと筋肉や脂肪をつけろ、との指示が・・・
余計なお世話だ、と思ってしまうのは良くないか?
 
BMIは17.6 体脂肪率は18.3パーセントで、もう少しBMIを上げれば「筋肉型スリム」というなんだかかっこいい範疇に入るぞ、嬉しいな。
こういったデータに一喜一憂しちゃうのは、まだまだ人生修業が足りない証拠さ。自分で自分の身体を感じるのが一番大事かも。
数字になっている自分の身体の構成を知るのは面白いと感じるのも事実。


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ちなみに過去記事に約10年前のデータを載せていた。2008年12月9日記事 体重も体脂肪率もあまり変化がない。ここの生活は日本のそれよりかなり運動量が少なく、油分や糖分過剰な食事なのに安定しているというのはどういうわけだろう?身体が勝手にここの生活に適応してくれているのか?そうだったら凄いぞ、りすの身体~、適応してくれてありがとうよ~
ちなみに計測と結果表は実家の自治体の催し物に参加して無料だった。立派な機器で、普段は使用料が1000円とか言っていたな。ここで健康がテーマの行事でお目にかかったことがあるが、手に持って測るあの小さい体脂肪率計測機を使っていたな。まったく、スケールが全然違う、文字通り。物資に関しては日本はいつも一歩二歩先を行っている印象を否めない。


握り寿司も作るようになる

2014年01月16日 | 頑張って食べる
友人宅で突然請われて人生二度目の握り寿司をやることになった。
作り終わってくつろぎながら皿を見るとなんだか美しく見えるではないか!


去年10月、一度目の握り寿司はこのようだった。酢飯をうまく小さく握ることがほとんど不可能だった。
この三ヶ月の間、練習などしなかった。突然上手くなって有頂天な私。
「握り寿司は家庭で作るものではない」
と長いことその考えに縛られていたものだ。普段、柔軟なものの見方、考え方をするように気をつけている私なのに油断していたものだ。握り寿司を作ってくれ、って何年も前から友人たちに言われていたのに私は拒否をし続けていた。
ネットで検索するとたくさんの握り寿司の作り方サイト(日本語の!)があることを、今日はじめて知った。
うーん、ここ何年か損をしたなぁ、と思ってしまった。
次回はもっともっと上手に作れるようになろう。



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こうした発見をしたのは友人たちのおかげかな。日本食に対する固定観念がないから、日本人には思いもよらない提案をしてくれるからねぇ。
海苔を切らしていたのは失敗かな。食べるときに玉子焼きが落ちそうで食べにくかったぞー。


クワルクノッカル(Quarknockerl)はデザート

2014年01月14日 | 頑張って食べる
夫の好物の昼食(夕食でもいいのだが)にクワルクノッカルという菓子のようなものがある。
週末に義母は息子のためにこれらの甘い昼食を喜び勇んで作る。
  
クワルク(クリーム状のチーズ)500グラム、粉125グラム、砂糖60グラム、牛乳250ミリリットル、卵3個などを混ぜる。浅くて大きい鍋に(フライパンでも良いかな)油脂を熱し、砂糖を入れカラメル状になるまで加熱、途中で水少々を加える。(油はね注意!)最後に牛乳を入れて混ぜる。
 
クワルクの生地を匙ですくって大きめの塊が並ぶように鍋に並べる。
 
並べ終わった状態が左。蓋をして弱火で約30分加熱する。途中で蓋を開けないこと。膨らんでいるのがしぼんじゃうらしい。

さて、この日はクワルクノッカルが主料理のはずなのだが、これも主料理になる赤カブスープが先にテーブルに並んだ。
ははぁ~、やっぱりね。
クワルクノッカルは夫の大好物で、鍋いっぱいに作ったそれを彼一人が平らげてしまうのだ。鍋の直径は30センチ、夫がいかに大食いかわかるだろう。義母は彼にできるだけたくさん好物を食べさせるために赤カブスープを前菜にして(スープは前菜と呼ばないらしいがいつもメインの前にスープを食べるので)、夫のほかの三人の腹をそのスープで膨らませようという魂胆だったのだ。赤カブスープには別に茹でたじゃがいもが添えられるしね。

クワルクノッカルには梨のシロップ漬け、イチゴとクリームのソースが添えられる。
義父と私は一切れ、義母は「私はもうおなかがいっぱいだから」と一口も手をつけなかった。
みんな、ハーゼ(義両親の息子、私の夫)を大事にしているのさー。
これは私の皿。
って、どう見てもこれって、デザートだろ?この量で充分じゃないかい、と思いながら。


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この赤カブスープはかなりの量の酢が入れられていて酸っぱい。大抵のスープと米飯は合うのだが、このスープだけはかなり難しい。「寿司飯、寿司飯・・・」と念じながら食べたこともあったが無理だった。
私もじゃがいもを投入して食べるようになったのさー。