怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

週末義務

2014年01月24日 | 家族
「今日はダンプフヌーデルを作る」と義母が言うので、あわてておにぎりを作った。
ダンプフヌーデルンについての詳しい過去記事はこちら ダンプフヌーデルン対抗
 
夫(義母の息子)が家にいる週末には、彼の好物を食べさせようという配慮だ。私は満足に食べられないので食後にこっそり食い足すおにぎりを作っておくことにしたのさ。
上写真右はダンプフヌーデルン製造途中。
パセリスープ。
やたら塩辛くて量が少ない。私は米飯を投入して食べた。
スープの後にはすぐデザート。(我家的にはメインディッシュ

カスタードソースとイチゴソースを添えて食べる。これが菓子でないのはどうして?
私の皿。
たった一個で終わり。義両親たちも1、2個で済ませている。鍋ごと平らげる息子のために遠慮しているのさ~。おい、息子、もっと稼げるようになれよぉ~。食べるものまで節制しているような気分になる食卓さ。
私は食後、秘かにおにぎりを自室で頬張ったのは報告するまでもないだろう

さて、最近の週末は家庭行事に参加しなくてはならない。
「Onedin-Linie」
という1970年代に義両親たちが好んで見たという英国製テレビドラマ鑑賞に付き合うのだ。
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夫が義両親のために贈ったクリスマスプレゼントだ。なぜか、週末の午後16時ごろから2時間くらい一緒に観ることになってしまった。日本にはあまりない怖ろしく長い連続ドラマは欧州ではかなり普通にあるようで、途中で俳優が老衰で亡くなったりすることもあるそう。
私には内容がほとんどわからない。連続ドラマだが、一話づつ完結するのでその前のストーリを把握できていなくても次を理解する可能性がある。極簡単な内容だと理解することも可能・・・。しかし、私にとっては娯楽ではなく、家族の団欒を演出する協力をしているのみだ。その場にいることに意義を見出し、参加している。

菓子昼食とわからないテレビ鑑賞。最近の週末の私の仕事はこれだ。

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こうした私の家庭での様子を友人に話すと「なぜ一緒に過ごさなくてはならないのか」とわたしが責められる。(泳ぎに行こう、という誘いを断るために話したのだけれど)
完全同居な私たちの状況をなかなか理解できない普通の人々には家族一緒に何か同じことをして結束を強める、という発想に至らないのだろう。
フェミニズムに多少なりとも影響されている昨今の女性たちは私の行動をおしん的(このおしん、も世界のどこでも通じる言葉でねぇ)に捉え、否定する傾向にあるぞ。ああ、どうにでも言ってくれ~