怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ダンスパーティ

2014年01月27日 | ひとびと
知人の招待でダンスパーティに参加した。
私はまったく踊れないのだが、これまで一度も西洋のダンスパーティの実物を見たことがないので是非観察してみたいと思ったからだ。

平均年齢は比較的高かった。ティーンエイジャーとも思われる若者もいたし私のように座っているだけの高齢者も少々いた。
が、ほとんどの出席者は「踊ってやるぞ」と気合に満ちていた。

フロアが狭く感じたのか、テープルの間の通路で踊る人たち、とそれを撮影する人。(私はそのシーンを撮影、うほっ)

テーブルも椅子も美しく飾られ、雰囲気は素晴らしかった。男性の90パーセントはネクタイ着用、その三分の一くらいは蝶ネクタイ。スーツは西洋の男性のためにある、とつくづく実感。

ダンスショウも適度にプログラムされていて、それも楽しかった。

さて、このダンスパーティに行くためにはウチの家族に対してひと工夫必要だった。
三年ほど前だったか、別の知人でドイツ民族舞踊を指導している男性に彼らのダンスパーティに招かれたことがあった。
義母にこの話をすると次のようなことを言った。
「一人で行くのはやめなさい。ダンスパーティに一人で行くのは娼婦と思われるからです
いったい、いつの時代の話をしているのか、と卒倒しそうになった私。
夫は今でもそうだが当時も忙しく、また忙しくなくても私と一緒にダンスパーティに行く、という感性の持ち主ではない。
結局義母の大反対に負けて行くことができなかった。
今回は一人でなく、他の女性たちと一緒に参加だったのだが義母に正直に報告するのは危険と感じ黙っていた。
女同士でも「娼婦集団と思われるから止めなさい」と言われるのは容易に想像できるしねぇ。
友人の誕生日会に招かれた、と言って家を出たぞ。
もちろん、会場で一人でぼうっとしていても娼婦と間違えられることはなかった。

人気ブログランキングへ
義両親たちは4,50歳代の頃社交ダンスを習っていたらしい。あちこちのダンスパーティに二人で行っていたようだ。いまだに居間の書棚に残るダンス指導のビデオテープがそれを物語っている。
その当時は会場に娼婦がうろついていたのかしら?そんなことがドイツにありうる?
まあ、西洋のパーティは男性パートナーと一緒に参加、の方が無難な様子だけれどね。