バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

バイオマス前処理

2019年03月16日 | 医療 医薬 健康
出願人: ザ・ユニバーシティ・オブ・トレド, スガニット・システムズ・インコーポレーテッド
発明者: ヴァラナシ,サシダール, シャル,コンスタンス・アン, ダディ,アナンサラム・プラサード, アンダーソン,ジャレド, ラオ,クリパ, パリパティ,プラビーン, クマール,ガニート

出願 2009-553631 (2008/03/13) 公開 2010-521155 (2010/06/24)

【要約】イオン性液体前処理を使用することにより、糖生成の収率及び速度の改良されたリグノセルロースの糖への変換法が開発された。この新規な前処理戦略は、実質的にリグノセルロース系バイオマスの糖化の効率を改良する(収率及び反応速度に関して)。セルロース及びヘミセルロースは、それらの糖に加水分解されると、よく確立された発酵技術によってエタノール燃料に変換することができる。これらの糖は、様々な化成品及びポリマーの製造原料にもなる。バイオマスの複雑な構造は、セルロース及びヘミセルロース成分のそれらの構成糖への効率的な糖化を可能にするために適切な前処理が必要となる。現行の前処理手法は、セルロース加水分解(酵素のセルラーゼを用いる)の反応速度の遅さ及び収率の低さに苦しんでいる。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2010521155/

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