バイオの故里から

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治験で肝臓がん再発抑制を確認

2015年03月27日 | 癌 ガン がん 腫瘍
ビタミンA類似薬で岐阜

 ビタミンAに似た分子構造を持つ薬「非環式レチノイド(ACR)」を飲み続けると、肝臓がんの再発が抑えられることを岐阜大医学部の研究チームが臨床試験(治験)で確かめた。チームの清水雅仁教授が明らかにした。今後、最終的な試験を経て、新薬承認申請を目指す。

 肝臓がんは再発率が高く、厚生労働省によると、国内では年間3万人余りが亡くなっている。清水教授は「数年以内に承認を得て再発に不安を抱える患者を救いたい」と話している。

 清水教授によると、ビタミンA自体は過剰に摂取すると、発熱や肺炎などの中毒症状が出るが、ACRの臨床試験では深刻な副作用がないことも確認できた。京都新聞 2015年03月26日

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